numan用語集「TRPG」

TRPG(てーぶるとーく・ろーるぷれいんぐ・げーむ)

「TRPG」の意味

TRPG(てぃーあーるぴーじ/てーぶるとーく・ろーるぷれいんぐ・げーむ)とは、テーブルゲームのジャンルのひとつ。

コンピューターを介さず紙とペン、サイコロなどを使用し、プレイヤー同士の会話とルールブックに記載されているルールに則ってプレイするロールプレイングゲームのことである。「TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)」は和製英語であり、英語圏では「テーブルトップロールプレイングゲーム」などと呼称されている。

「TRPG」の由来・語源

元々アメリカが発祥のゲームで、日本での歴史も40年以上と長きにわたって愛されている。しかし、日本国内で一般的に「RPG」を指しているのはコンピューターを介したRPGである。
背景には、1970年代から海外製のコンピューターRPGはもとより、国産コンピューターRPGが普及していたこと、さらに1986年に発売された「ドラゴンクエスト」が爆発的なヒットを記録。それもあって日本での「RPG」とは、コンピューターRPGを指す意味合いが強くなっていった。そんな中であってもテーブルゲームの「RPG」を愛好する人々は確実に存在しており、コンピューターRPGとの区別のため「TRPG」という単語が誕生した。

「TRPG」は進行役とプレイヤーからなるゲームである。
進行役は「ルールブック」を使用し、ストーリーの進行とプレイヤーにさまざまな指令や課題を与える役目を担う。プレイヤーは物語の登場人物をそれぞれ演じ、ほかのプレイヤーとの対話を通じて物語を突き進んでいく。ストーリーは多岐にわたっており、ミステリーや冒険もの、ファンタジーやホラーゲームなども存在している。有名な作品をあげると「ダンジョンズ&ドラゴンズ」「シノビガミ」などがある。

また、専門用語も多数存在している。
・「ルールブック」
ルールのほか、物語や設定などゲームにおいて必要な全てが記されている。基本的には進行役のみが所持するものである。

・「GM(ゲームマスター)」
進行役

・「PL」
プレイヤー

・「卓」
1つのゲームをする集まり

・「卓を立てる」
ゲームの機会を設けること

・1d〇(数字)
1dとは、サイコロを1回振るという意味である。TRPGではサイコロでさまざまな展開を選択することが多い。2dになると、サイコロを2回振るとなる。dのあとの数字は「何面体のサイコロであるか」を指し、一般的なサイコロ(6面体)を1回振る場合は「1d6」となる。

 

「TRPG」の活用例

「TRPGの卓立てようと思うんだけど、誰かいる~?」
「今新作の(TRPG)シナリオ書いてるとこ」
→TRPGは市販されているもの以外に、自作のシナリオを使用したものも多く存在している。

現在、「主役は我々だ!」や「日常組」のようなTRPGをプレイするYouTuberも多く存在し、その場合はシナリオをイラスト化した漫画などで動画が構成されている。

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