粗品の呪い(そしなののろい)

「粗品の呪い」の意味

「粗品の呪い」(そしなののろい)とは、ギャンブル界隈でよく使用される用語。

粗品というのはお笑い芸人の「霜降り明星」の粗品氏のこと。
呪いとはこの場合、「粗品氏に降りかかる呪い」ではなく、「粗品氏によって引き起こされる呪い」=「ギャンブルに負けること」を指す。もちろんこれは比喩であり、実際に粗品氏にそんなパワーがあるわけではないということは念の為明記しておく。

「粗品の呪い」の由来・語源

粗品氏は自他共に認めるギャンブル大好き芸人である。それも勝率何%!! といった名ギャンブラーではなく、負けが込んでいるタイプのギャンブラーである。ギャンブルが原因の数千万円の借金もあり、生涯収支はマイナス1億円を自称している。

自身が運営しているYouTubeチャンネルでは、競馬予想などをしているのだが、これがことごとく外れてしまう。本人としては真剣に予想をしているのだが、皮肉なことにはずれる度にその姿が注目を集めるようになる。有名レースはもちろん、本命馬ですら粗品氏の予想に入ると負けるという事態が発生。
そうしてネット上で「粗品の呪い」という言葉が爆誕した。

2021年12月の「有馬記念」で粗品氏は、1番人気のエフフォーリアを単勝(一頭の馬に賭けること)で買うことを宣言。しかし、身体中のギャンブラーの血がざわめいたのか当日のレース後に予想を大きく変えて別の馬に賭けていたことを告白。なおこの日に優勝したのは大方の予想通りのエフフォーリアだったため、ネット上では粗品氏のあまりの運の無さが一気に話題になった。そして見事というか、不名誉ながらも「粗品の呪い」がTwitterのトレンド入りを果たしてしまう。
以降、粗品氏と予想がかぶると「粗品の呪い」を恐れる人が現れるようになり、ギャンブルに負けたこと自体を「粗品の呪い」と呼ぶようになった。

その後、なんとプロ野球界にも影響は伝播している。
粗品氏が北海道日本ハムファイターズの伊藤大海選手を応援したところ、伊藤選手が調子を崩して試合に負けるという事態が発生。これに道産子であるお笑い芸人「EXIT」の兼近大樹氏が苦言を呈する事態に発展し、さらなる話題を呼んだ。
もちろんすべて偶然の出来事ではあるのだが、「ジンクス」というのはいいものと悪いものが存在する。
「粗品の呪い」はそんな「ジンクス」の一種なのかもしれない。

「粗品の呪い」の活用例

・「粗品と予想かぶったマジかよwww粗品の呪いこわいわぁ」
・「え、予想馬全て着外??」(着外→6位以下)
 「マジかよ、粗品の呪いハンパねえな」

numan編集部

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