第4位は『ひぐらし』！ゾッとする…恐かったアニメ第１位は？『約ネバ』『東京喰種』『地獄少女』etc.

gooランキングから「史上最恐のホラー・サスペンス・ミステリーアニメランキング」（2020年調査）が発表されました！

恋愛ものやコメディー、ギャグなど、さまざまなジャンルの作品が放送されているアニメ。
そんな中でも一定の人気を集めているのが、ホラーやサスペンス、ミステリーなど怖い演出が特徴のジャンルです。
そこで今回は、ホラー・サスペンス・ミステリー系アニメの中で最も怖い作品はどれなのかについてアンケート、ランキング化がおこなわれました。

今回はランキング結果をもとに、numan読者や関係者に調査を実施。
みんなの熱いコメントと共に、ランキングをお届けします♪

10位は『PSYCHO-PASS サイコパス』。
2012年の第1期から、テレビシリーズは第3期まで放送。劇場版も6作公開されています。
人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測した数値・通称「PSYCHO-PASS」が導入された近未来における、SF群像劇です。

ショッキングな事件や、リアルな感情のやり取りなど、シリアスで深味のある展開が持ち味。
numan読者からは「ガンアクションもあり推理もあり、大人がハラハラしながら楽しめる作品だと思います」という声が届きました。

9位は『学校の怪談』。
8位は『東京喰種トーキョーグール』でした。

7位は『約束のネバーランド』。
原作は週刊少年ジャンプで連載されていたダークファンタジー＆サスペンスマンガです。
主人公は孤児院で育てられた子どもたち。ある時自分たちが、人間飼育場で食肉用に育てられていることを知り、脱獄を試みるとみろから物語が動き出します。

謎に包まれた世界で、過酷な運命に抗う少年少女の冒険は、新時代のジャンプ作品としても話題になりました。
numan読者からは「アニメから入って、あまりの面白さに引きずり込まれました。キャラもみんな魅力的。辛い展開だけに応援したくなります」というコメントが届きました。

同票5位は『地獄先生ぬ～べ～』。
原作は1993年から1999年まで連載されていた少年マンガです。
主人公は、「ぬ～べ～」こと鵺野鳴介。鬼の手を持つ霊能教師で、教え子や町の人々守るために、妖怪や悪霊を退治する学園コメディーアクションです。

ミステリアスな伝奇ストーリーや、本格的なオカルトホラーはもちろん、心温まるエピソードやギャグも多く、幅広い層が楽しめる作品となっています。
numan読者からも「子どもの頃、クラスメイトと夢中になって見ていた記憶があります。アニメは20年以上前だけど、今見てもきっと面白いでしょうね」という声が寄せられました。

同票5位は『地獄少女』。
2005年から2017年にかけて、4期まで放送されたテレビアニメです。
強い怨みを持つ者が、深夜0時だけにアクセスできる「地獄通信」というウェブサイト。恨んでいる人物の名前を送ると、閻魔あいこと「地獄少女」が対象者を地獄に流してくれるシステムですが…代償として依頼人自身も死後地獄に流されてしまうというもの。

地獄通信を利用する、恨みを持つ者・持たれる者のオムニバスストーリーですが、地獄少女や彼女に付き従う者たちなどの過去も徐々に明らかになる展開でした。耽美な画面作りで、恐ろしくも釘づけになってしまう視聴者が多数。
numan読者からも「過激表現の警告テロップを覚えています。怖くて美しくて、今でもずっと大好きな作品です。続編欲しいですね」という声が届きました。

4位は『ひぐらしのなく頃に』。
原作は同人サークル「07th Expansion」によるPCゲーム。
テレビアニメは2006年に第1期が放送され、2020年には新シリーズ『ひぐらしのなく頃に業』も放送され話題を呼びました。
人口2,000人以下の寂れた村・雛見沢村を舞台に、古い因習「綿流し」を軸にして起こる連続怪死・失踪事件が起きるミステリーです。

テレビアニメも原作ゲームの「出題編」と「解答編」の仕組みにのっとっており、視聴者は村で起きる様々な謎について考察し、どうすれば惨劇を回避できるのか、手に汗握りながら楽しめる作品となっています。
numan読者からは「まさか2020年に新作アニメが放送されるとは思わなかったです。アニメでもグロさや恐ろしさの手が抜かれていないのがすごいです」という声が届きました。

3位は『新世界より』。
2008年に発表され、第29回日本SF大賞を受賞した貴志祐介先生の小説を原作とする作品です。
はるか未来の地球を舞台に、“呪力”と呼ばれる念動力を身につけた人類と、異常な進化を遂げた生物が過酷な運命に翻弄される姿を描く本作。
思想統制はおろか性愛行動まで管理される異常な社会、遺伝子への抑制機能組み込みなど、SF作品ならではの設定がふんだんに盛り込まれているのが特徴です。

物語は人類の愚かな選択に思わず身震いするような結末を迎えますが、一般的なホラーやミステリーとはまたひと味違った恐怖を感じられるのは、SF作品ならではの魅力ですよね。

■みんなの声■
「ゾクッとする恐ろしさではトップクラスでは？ キャラデザインが可愛かっただけに、薄暗いカラーや無情な展開に心臓を掴まれた気分でした」
「近未来の田舎の、不穏な描写が素晴らしい。是非再放送してほしい」
「独特な世界観が病みつきになりました。先が読めないミステリアスな展開が良かったです」

2位は『ゴーストハント』。
原作は『十二国記』などで知られる作家・小野不由美先生の、ミステリーホラー小説シリーズです。
心霊現象を調査する事務所「渋谷サイキック・リサーチ」の所長・渋谷一也と、アシスタントの少女・谷山麻衣が、ポルターガイストをはじめとする様々な心霊現象を解決するために奮闘する姿を描いた本作。

自信家でナルシストなために周囲から「ナル」と呼ばれる一也をはじめ、無口な一也の相棒・リンや関西弁のエクソシストなど、個性的なキャラクターが多数登場するのも印象的でしたね。
原作シリーズは1992年に全7作で完結していますが、現在も文庫版の刊行が続いているので、興味を持った人はこちらも合わせて読んでみてはいかがでしょうか。

■みんなの声■
「原作ファンですが、アニメもなかなか良かったです。小野先生のミステリーは、文章でもぞくぞくしますが、映像映えもするんだな～と認識した作品でした」
「続きもアニメ化してほしい～！オカルトでホラーでなかなか怖いけど、キャラ設定はギャグもあるしイケメンもいるし、心ときめくシーンも多いんですよ～！」
「懐かしい。泰勇気さんに浜田賢二さんに岡本信彦さん。キャストも何気に豪華でしたね」

1位は『Another』でした。
原作は綾辻行人先生が2009年に発表した同名ホラー＆ミステリー小説。
主人公の少年・榊原恒一が、転入した先の中学校でミステリアスな少女・見崎鳴と出会ったことをきっかけに、世にも恐ろしい惨劇に巻き込まれていく姿を描いた本作。

キャラクターの何気ない行動が死につながることから、放送当時はネット上で「Anotherなら死んでた」というフレーズが話題になったのを覚えている人もいるのではないでしょうか。
2020年には7年ぶりとなる原作シリーズの新作『Another 2001』が発表されましたが、こちらもぜひアニメ化を期待したいところです。

■みんなの声■
「学生時代にアニメ友達と騒ぎながら見た思い出があります。Anotherなら死んでたって言いまくってたな～笑」
「死に方のバリエーションが豊富で本当に怖かった。どこでどう死んでもおかしくないところがまさしく最恐……」
「小説版とは一味違った恐ろしさがあって好きでした。アニメの絵はなかなか可愛かったのも良かったですねー」

1位『Another』
2位『ゴーストハント』
3位『新世界より』
4位『ひぐらしのなく頃に』
5位（同票）『地獄少女』
5位（同票）『地獄先生ぬ～べ～』
7位『約束のネバーランド』
8位『東京喰種トーキョーグール』
9位『学校の怪談』
10位『PSYCHO-PASS サイコパス』