『半妖の夜叉姫』第33話の謎。殺生丸の"天生牙"と似てる？りんの呪い進行に疑問も…

今回キーとなった所縁の断ち切りの使い方のポイントが判明し、“縁”を斬るのに必要なことへの考察が広まっているようです。また、朔の日が近いであろう、せつなの変化にも注目が。

今回せつなは、見えた縁の糸をただ斬ったわけではありませんでした。
「斬ってはならぬ」と何かに気づいたせつなは、所縁の断ち切りで縁の糸をひと撫で。すると、真昼間はなぜ魔夜中になってしまったのか、その事情を垣間見ることができたのです。

このことから、視聴者の間では所縁の断ち切りは縁の糸に触れ、その当事者の事情を知り、悲しみや苦しみに寄り添うことで正しく使えるという解釈が広まり始めたようです。

今後、せつなは母・りんと是露の縁を斬ることになると思いますが、その際には今回のように縁の糸に触れることで、りんがどのようにして封印されてしまったのかを見る日が来ることになるのでしょうか。
自分が命を落としてでもとわとせつなを守り抜こうとしたりんの愛を知り、せつなはどう感じ、どんな反応をするのか気になりますね。

魔夜中を救ったように、是露を倒すわけではなく、何百年も動けずにいるという彼女の心に寄り添って成仏させるというラストの可能性もありそう。所縁の断ち切りは、叔母を救いたいと考えているりおんの希望の光とも言えそうです。

しかし、今の是露は虹色真珠に己の悲しみを閉じ込めてしまっているよう。せつながどのようにして彼女の気持ちを知るのかには虹色真珠も再び関わってくることになりそうですね。

第33話のラストは「なんだ！？この感覚は……」とせつなが険しい顔を見せるシーンで終わりましたが、どうやらこれは眠ることができるようになったせ初めての朔の日を迎える予兆だったようです。

予告を見る限り、妖力を失い人間になったと見られるせつなの姿はなんだかいつもより柔和な表情でした。性格にも変化が出ている可能性は大いにありそう……！　新たな一面が見られるかもしれませんね。

30話時点では満月だったことも踏まえ、せつなが眠れるようになった日から2週間近くが経過していることを予想し、再開したりんの呪いの進行を心配するコメントが綴られていました。

確かにしばらく登場していないりん。現在の姿がどうなっているのか気になるところですね……！