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【使徒、襲来】一番秀逸な「新世紀エヴァンゲリオン」のサブタイトルは?」(2015年調査)というランキングが公開されました。
3日8日に公開された映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が、興行収入68億を突破した大ヒットシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』。テレビシリーズの特徴のひとつと言えば「サブタイトル」ですよね。
今回はランキング結果をもとに、numan読者や関係者に調査を実施。
みんなの熱いコメントと共に、ランキングをお届けします♪
DVD『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』画像
via DVD『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』
10位は第拾弐話「奇跡の価値は」。9位は第弐話「見知らぬ、天井」でした。
8位は第参話「鳴らない、電話」。英タイトルは「A transfer=転校生」。
シンジがエヴァパイロットであることが明らかになりクラスが騒然としたり、第4の使徒が襲来したり…シンジの精神も環境も、怒涛の勢いで変化していきます。
numan読者からは「放送当時、そのままのタイトルがこんなに響くんだな……って感慨深くなったのを思い出しました」という声が寄せられました。
DVD『新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray STANDARD EDITION』Vol.2
via Blu-ray『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』Vol.2
7位は第伍話「レイ、心のむこうに」。シンジがいつも一人でいるレイを気に掛けるようになるのは見所のひとつ。シンジがレイのシャワーシーンに遭遇してしまう、あの有名なシーンもこの回ですね。
レイを通して、シンジと父・ゲンドウの関係にもちょっとした変化の可能性が見え隠れする……そんなエピソードです。
numan読者からは「風呂上りシーンやビンタなど、まさしく綾波回でした。サブタイトルに偽りなしだと思います」というコメントが届きました。
6位~4位
6位は第弐拾伍話「終わる世界」。最終話前話。視聴者に壮絶なインパクトを与えるラストシーンは、既にこの回から始まっていました。
ベートーヴェン交響曲第9番の得も言われぬ響きが、耳にこびりついている人も多いでしょう。
英タイトルは「Do you love me?」。キャラたちの心理描写を深く掘り下げたこの回にはぴったりかもしれません。
numan読者からは「英語のサブタイまで把握して、タイトルが完成する気がする。秀逸だし考察しがいがある」というコメントが寄せられていました。
Blu-ray『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』Vol.7
via Blu-ray『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』Vol.7
5位は第弐拾四話「最後のシ者」。このエピソードに登場する、渚カヲルを指したサブタイトルです。
「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」をはじめ、カヲルの有名なセリフの多くはこのエピソードで登場しました。
初登場から最後まで、視聴者に絶大なインパクトを与えたカヲルを語る上で、欠かせない回とサブタイトルだと言えるでしょう。
numan読者からも「あらゆる意味で伝説の回だと思います。リアルタイムで視聴していなかったのが悔やまれます」という声が届きました。
4位は第九話「瞬間、心、重ねて」。アスカが第壱中学校に通い始め、レイと邂逅を果たす回です。
ユニゾンを実現させるため、アスカとシンジが一緒に暮らし始めるのもここ。
アスカが寝言で母を呼ぶのを聞き、「自分だって子供のクセに」と言って布団にもぐるシンジのシーンが印象的でしょう。
numan読者からも「この回が一番好きかも。バトルもありつつ、学生らしいコメディなやり取りがあってほっと一息ついていた気がします」という声が届いていました。
3位
Blu-ray『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』 Vol.3
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3位は第弐拾弐話「せめて、人間らしく」。非常に重たい話のサブタイトルですね。
ヒロインのひとり・アスカの現状の問題、そして過去のトラウマを、敵である「使徒」に掘り起こされるストーリー。
シンクロ率が低下したアスカが、どんどん卑屈になっていき、遂には命令を無視して弐号機を発進させてしまいます。
物語の重要な出来事「セカンドインパクト」の矛盾や謎のキーアイテム「ロンギヌスの槍」が登場するなど、謎に迫る情報が結構登場しています。
英タイトルは「Don't Be.」。ひときわシリアスな展開と相まって、意味深なサブタイトルとなっています。
■みんなの声■
「しんどいストーリーでしんどいサブタイ。アスカ……」
「物語がどんどん複雑化していくところだったので、このシンプルな言葉選びが刺さりました」
「一気見していたけどこのサブタイは忘れない」
2位
Blu-ray 『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』Vol.8
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2位は最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」。
前話から引き続いて2話連続で独特「まるでアニメに見えない」ようなシーンが続き、視聴者を虜にしました。
最後の場面で皆からシンジが「おめでとう」と言われるシーンでは、言いようのない恐怖を感じた人も少なくないことでしょう。
このサブタイトルの元ネタはハーラン・エリスンのSF小説「世界の中心で愛を叫んだけもの」。
カタカナの「アイ」は「愛」と「I(私)」をかけているそうです。
■みんなの声■
「このサブタイトルだけでぐっときます。最終話のインパクトと相まって、絶対に忘れられないシリーズになりました」
「放送当時ドはまりしていたので、庵野監督のその後の発言で色々衝撃受けた思い出がよみがえります」
「語感がすでにエモい。個人的には第1位です」
1位
Blu-ray『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』Vol.1
via Blu-ray『新世紀エヴァンゲリオン STANDARD EDITION』Vol.1
1位は第壱話「使徒、襲来」。記念すべき第壱話のサブタイトルが堂々の1位に!
なんの導入もなくセミの鳴き声と物々しい警備が映し出され、そして謎の敵「使徒」の登場をもって視聴者を一気に画面へ引き込んだ第壱話。
スピーディーな展開にも関わらず本作の魅力のほとんどを魅せることに成功した第壱話、思い出として記憶している方も多いのではないでしょうか?
印象的なシーンも多く、この話自体の人気が今回のランキングにも影響しているのかもしれません。
■みんなの声■
「なんと言ってもこれ!エヴァのアイコンだと思う」
「色々な作品でパロられてるのも見ます。アニメより先にサブタイを知ってました」
「配置デザインも秀逸」
1位から10位はこちら!
1位 第壱話「使徒、襲来」
2位 最終話「世界の中心でアイを叫んだけもの」
3位 第弐拾弐話「せめて、人間らしく」
4位 第九話「瞬間、心、重ねて」
5位 第弐拾四話「最後のシ者」
6位 第弐拾伍話「終わる世界」
7位 第伍話「レイ、心のむこうに」
8位 第参話「鳴らない、電話」
9位 第弐話「見知らぬ、天井」
10位 第拾弐話「奇跡の価値は」
調査概要
gooランキング
調査期間:2015年9月29日~2015年10月2日
集計・出典:gooランキング(
https://ranking.goo.ne.jp/column/2905/)