奥深い…映画クレしん『オトナ帝国の逆襲』は大人になると“見どころ”が変わる

2001年に公開された『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲』。

“泣けるクレしん映画”として今なお愛され続ける名作ですが、大人になってから泣きどころが変わったという人が意外に多いようです。

大人になってから響く“ひろしの回想シーン”

『オトナ帝国』の泣きどころは大きく分けて2つあり、1つは「ひろしの回想シーン」。
しんのすけが童心に帰ってしまったひろしを救うべく、靴のニオイを嗅がせて記憶を取り戻そうと試みる場面です。

ひろしの脳裏に蘇ったのは幼少期や学生時代の淡い思い出、上京してから家庭を持つまでの記憶。正気に戻ったひろしは、号泣しながらしんのすけを抱きしめました。

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もう1つはクライマックスで描かれた、「しんのすけが階段を駆けあがる」シーン。

大人たちを洗脳するニオイの拡散を防ぐため、しんのすけがタワーの階段を全力疾走。転んで傷だらけになりながらも駆けあがっていく、クライマックスに相応しい熱いシーンに仕上がっています。

ネット上では2つのシーンを比較して、「子どもの頃は全力疾走するしんちゃんに感動したけど、いま見返すとひろしのフラッシュバックで涙が止まらなくなる」「大人になった今だからこそ、ひろしの回想シーンにめっちゃ共感した」といった声が。

どうやら“大人になる”ことで、ひろしの人生に自分を重ねて涙を流した人が多いようです。

ギャグパートも最高!

ちなみに『オトナ帝国』は、感動だけが魅力ではないようす。

ファンからは「幼稚園バスを暴走させる覚醒状態のマサオくん最高」「しんちゃんが下半身を露出して『イヤ~ン』って言うところでめちゃくちゃ笑ったわ」と“笑いどころ”もあげられていました。

子どもの頃には理解できなかった作品も、大人になって見返すと新たな発見があるかもしれませんね。

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numan編集部

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