賛否両論の最終話。それでも『シャーマンキング』は完結してくれた【90年代“少年マンガ”を振り返る】

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賛否両論の最終話。それでも『シャーマンキング』は完結してくれた【90年代“少年マンガ”を振り返る】
数々の名作が世代を超えて受け継がれ、2018年には創刊50周年を迎えた『週刊少年ジャンプ』。既に完結した名作の中から、今回は2021年に再アニメ化され話題を集めている『シャーマンキング』の思い出を当時からのファンに聞きました。
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武井宏之先生が週刊少年ジャンプで1998年~2004年まで連載し、2001年にアニメ化した『シャーマンキング』。霊と交流できるシャーマンの家系に生まれた少年・麻倉葉が‟シャーマンキング”を目指し戦う物語を描いた本作は、多数のスピンオフを刊行しながら今年4月、TVアニメ『SHAMAN KING』として20年ぶりに再アニメ化。

いま再びブームになっている本作について、少年ジャンプ連載時の人気を振り返ります。
※2018年より『SHAMAN KING』として少年マガジンエッジ(講談社)にて連載。

斬新さ×王道のバトル漫画感のバランスがハマる!

『シャーマンキング』の特徴と言えば、まず主人公の麻倉葉をはじめとする‟ゆるさ”でしょう。

「当時は『NARUTO』や『ONE PIECE』とか、少年ジャンプといえば熱い主人公が主流だったけど、その中で葉のゆるくマイペースなキャラクターが斬新だった」

「絵柄がごつくなくて、蓮とかハオとか、イケメンも多く女性人気がすごかったなと思う。正直、同人界隈もにぎわってましたね」

当時、どこか異色な‟ゆるさ”というジャンルを確立していた『シャーマンキング』。しかし、あそこまで人気があったのは、きちんと少年ジャンプにハマっていたことも理由のようです。
「‟シャーマンバトル”という勝ち上がっていくバトル形式がわかりやすくて、『幽☆遊☆白書』あたりを思わせる、王道のバトル漫画っぽさがよかった。男子にも女子にも親しみやすい作品だった」

「霊と憑依で戦うという型が斬新。‟シャーマン”って言葉は知ってたけど、少年漫画の題材になるのはめずらしかったと思う。葉が阿弥陀丸と‟憑依100%合体”して蓮と戦うシーンは興奮した」

など、王道には沿いながらも珍しい設定が新鮮に映ったという声が聞かれました。

蓮とハオの圧倒的女性人気。あなたの推しは?

「葉も良いけど、やっぱりハオ様。あの余裕ある感じがかっこよくて、中学生の時にシャーマンキングを読んで、夢中になりました」

「最初は葉のライバル的存在だった道蓮が大好き。トンガリ坊やで素直じゃなくて、でもだんだん仲間になっていく過程がたまらない。
ゆるい葉とのかけあいも、クスっとできてよかった」

『シャーマンキング』では象徴的な敵であったハオは、2018年の少年マガジンエッジ人気投票では、1位の葉に続いて2位を獲得。
また、『シャーマンキング』といえば女性キャラの人気がすごかったのも特徴。特に2001年に放送されたTVアニメでは、葉の婚約者のアンナを林原めぐみさんが演じたことが話題を呼びました。
「当時‟エヴァ”の綾波レイ以外に林原めぐみさんが演じたキャラとしては、やっぱりアンナが印象的。『シャーマンキング』は女性キャラもかわいい&かっこよくて、あれだけ多くのキャラで個性を出せるのはすごかった

「蓮の姉の道潤(CV.根谷美智子さん)も、強いのにやさしくて素敵。 はじめてチャイナ服でコスプレしたいと思ったのは、道潤ねえさまがはじめてです」

物議を醸した最終話。それでもしっかり完結した

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