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しかし“終わる終わる詐欺”で名高い長寿シリーズ『銀魂』。「本当に終わるの?」、「アニメの復習してないけど大丈夫?」など、公開前から疑問は尽きません。
そこでこの記事では、試写会でいち早く『銀魂 THE FINAL』をチェックした、ファンでもあるライターを直撃! 作品から感じた3つの見どころをネタバレなしでご紹介します。
INDEX
本作でメインとなるのは、坂田銀時、高杉晋助、そして桂小太郎。3人は幼いころ、吉田松陽が開いた松下村塾に通っていました。
TVシリーズでは敵やライバルとして何度も刃を交えましたが、『銀魂THE FINAL』では共通の敵に立ち向かう頼もしい仲間です。
「これまでは敵として正面から対峙していましたが、今回は背中を預ける場面がたくさんあり、胸が熱くなりました。バトル中に垣間見える回想シーンがずるいです。
声優さんの演技もかなりの熱量で、やっぱり銀さんたちはかっこいいな、と思わずにはいられません。因縁の対決を見届けた後でも、叫び声やセリフを思い出してドキドキしています」
「万事屋が久しぶりに集結したときは、『このシーンが見たかった!』と拍手を送りたくなりました。やっぱり3人と1匹が一緒にいると落ち着きます。空白の時間を感じさせないほど相変わらずのノリで、『万事屋の絆はまさに永遠』だと思いました」
「お約束のメタ要素や“密”満載の時事ネタなど、笑えるシーンもたくさんありました。このご時世、映画館で声を出して笑えないのがもどかしいくらい。今回も新八のツッコミがさえているのでぜひ注目してください!」
「ギャグはいつも通りキレッキレで、ツッコミが追い付かないほど。直後に感動シーンが怒涛のようにやってきて、途中からどうして泣いているのか自分でもわからなくなりました。この涙は感動なのか、それとも笑いすぎたせいなのか……。まるで感情のジェットコースターのような映画です」
「TVシリーズの復習があまりできなかったので、『話を思い出せるかな?』と不安に思っていました。それでも見ているうちにこれまでの流れやキャラクターの立ち位置を理解できるように作られていたので、まったく問題なかったです。
まだアニメに触れたことのない人でも、楽しく『銀魂』を履修できると思います」
初見さんでもなんとなく「なるほどこれが『銀魂』か」と思える超親切設計。ブランクがある人もそうでない人も、気兼ねなく映画館に足を運んでみてください。
「本当に終わるのか、いつもの詐欺なのではないかと半信半疑で劇場に向かいましたが……そこはご安心ください!
でも本音を言えば、まだまだ『銀魂』の世界を見ていたい! 銀さんたちにはいつでも帰ってきてほしいです」
「バトル、人情劇、ギャグ、日常、時事ネタなど、どこをとってもエンタメ性にあふれており、バカ騒ぎという言葉がぴったり。ぜひ2021年の映画初めは『銀魂THE FINAL』をおすすめしたいです。確実に笑顔で劇場から出てこれるはずなので……!」
最後の1秒まで『銀魂』への愛にあふれた本作。エンドロールの途中で席を立つのは野暮というものです。ぜひ余韻もたっぷり楽しんで、銀さんたちが切り開いた未来を目撃してください!
原作:空知英秋(集英社ジャンプコミックス刊)
監督/脚本:宮脇千鶴 監修:藤田陽一
声の出演:杉田智和、阪口大助、釘宮理恵 ほか
アニメーション制作:BN Pictures
配給:ワーナー・ブラザース映画
コピーライト:©空知英秋/劇場版銀魂製作委員会
オフィシャルサイト:gintamamovie.jp
公式Twitter:@gintamamovie #銀魂ザファイナル
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