『うる星やつら』を延命したキャラは…高橋留美子が明かした裏話

数々のヒット作を手掛ける高橋留美子先生。現在彼女の公式Twitter(@rumicworld1010)では、るーみっくわーるどのキャラクター秘話が数多く掲載されています。

今回は10月13日より放送されるアニメ『うる星やつら』(フジテレビ系)にちなんで、同作の小話に注目してみました。

TVアニメ『うる星やつら』公式サイト画像

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サクラは元々“保険医”設定じゃなかった。

たとえば今回のアニメ化で沢城みゆきさんが演じるサクラには、こんな小話が。

サクラといえば保険医でありながら巫女としての顔を持つ大人の女性ですが、もともと保険医の設定はありませんでした。しかし同作は学園もののため、サクラにも学校に入ってもらおうと保険医の設定が加わることに。高橋先生曰く、好きなキャラクターだったのでレギュラー入りさせたかったそうです。

いっぽう旅の僧・錯乱坊は、原作第1話から登場するキャラクター。
主人公・諸星あたるに「おぬしの面相は物の怪にとりつかれておる!!」と告げた人物でもあり、あたるが「へっ、何が物の怪だ!」「鬼でも宇宙人でももってこい!!」と啖呵を切ったすぐ後にその言葉が現実となる展開に……。
じつは第1話のネームは数回描き直されていて、担当者から“あたるが1人でいるより誰かと会話させた方がいいのでは”と提案されたことがきっかけで錯乱坊が生まれました。

さらに、何も思いつかなかった時期に生まれた藤波竜之介親子『うる星やつら』延命のカギとなったこと、レイの牛設定は「美男子は絶対にダメな奴でなければならない」と言う暗黙の了解だったこと。ランが思った以上に人気がでたこと、あたるの名前は“いろいろなものに遭遇する”という意味から、などの小話が掲載。
ネット上では「すごく貴重な話」「様々なドラマがあっておもしろい!」といった声が。キャラクター秘話を知れば知るほど、10月のアニメもより楽しめそうですね。
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numan編集部

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