numan編集部
2022年に約10年ぶりとなる新作アニメの放送が始まった、久保帯人原作による『BLEACH』。続きの気になる展開で幕を閉じた第1クールからおよそ半年……待望の第2クールとなる『BLEACH 千年決戦篇 -訣別譚-』が、2023年夏アニメとして放送され、日本のみならず世界中のファンたちが熱狂しました。
今回は、最終回を迎えた『BLEACH 千年決戦篇 -訣別譚-』に対する海外ファンたちの反応をみていきましょう。
INDEX
海外ファンもアニオリに熱狂「どんどん良くなってる!」
テレビアニメ『BLEACH』は2004年より放送を開始し、これまでに300話以上が製作されてきました。その人気は日本だけにとどまらず、海外にまで波及し、日本独自の文化が色濃く反映された世界観は、世界中のファンたちを虜に。
そんな『BLEACH 千年決戦篇』第2クールとなる『訣別譚』は、尸魂界・瀞霊廷に、滅却師・星十字騎士団が侵攻してくるところから幕を開け、迎え撃つ死神・護廷十三隊の戦いがメインに描かれました。
その美麗な作画から、最新話放送時にはたびたび話題に上がっていた本作ですが、それは海外でも同じ。アニメ関連の掲示板やリアクターたちのチャンネルからは、毎話、熱狂するファンたちの声が届けられていました。
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とりわけ、第2クールではアニメオリジナルシーンの描写が印象的で、原作では描かれることのなかったシーンが話題に。
護廷十三隊五番隊・隊長の平子真子の卍解が第16話「THE FUNDAMENTAL VIRULENCE」で描かれた際には「これは嬉しい!」「これからもどんどんアニオリシーンを増やしてくれ」といった喜びの声で掲示板は溢れかえり、さらに「『BLEACH』は帰ってきてから、どんどん良くなっている」と、第2クールに対する評価もうなぎのぼりとなっていました。
雨竜への見解はリアクターごとに真っ二つ。
『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』のリアクション動画でおなじみのYouTuberマイケル・アンジェロさんは、今期も大ファンである『BLEACH』を視聴しており、怒涛の展開に興奮したご様子を届けてくれています。
衝撃的展開が訪れると、口を大きく開けて、まるで呼吸が止まってしまったかのような姿を見せるアンジェロさんですが、今期は序盤から石田雨竜がユーハバッハに忠誠を誓う展開に驚きを隠せないようで「雨竜、何してるんだ!?鳥肌立ってきた」と身震いする姿が映し出され、しきりに「Why(なぜ)?」と連呼。
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最終的には「ワオ!入った初日でNo.2だってよ…羨ましい」と、早々にユーハバッハの右腕的存在となった雨竜に対して、皮肉たっぷりのコメントまで残していました。
面白いのは、石田雨竜に対する見解がリアクターによって異なる点です。アンジェロさんのように、もはや雨竜はダークサイドに堕ちたと考えるリアクターもいれば、「雨竜は演技派だな」と何かの策略であると考えるリアクターも存在。
雨竜の真意は未だ明確にされていませんが、リアクターの性格によって一つ一つのシーンに対する印象がガラリと変わる様子は大変面白い限りで、これこそリアクション動画の真骨頂と言えるのではないでしょうか。
さらにアンジェロさんは「刀が二本あってもユーハバッハに勝てないの!?」「死神を超えるってどういうこと!?超えたらどうなるんだ!?」「あと9日で世界が終わるだと!?」など、終始、衝撃を受けながら大興奮のリアクションを見せてくれました。
ルキアの卍解に絶叫「美しすぎるではないか!」
今期のリアクション動画で印象的な姿を見せてくれたリアクターがもう一人、朽木ルキア推しのNeel Desaiさんを紹介させてください。
彼はついに描かれたファン待望のルキアの卍解を観て、思わず絶叫!「待ってくれ!めちゃくちゃ美しい!美しすぎるではないか!」と大興奮。
画面から伝わってくる圧倒的“ルキア愛”には、拍手を送りたい気持ちにさせられました。やはり推しの活躍を観られる喜びというのは万国共通のようです。
それでは海外のレビュワーはどのような見解を示しているのでしょうか?
アニメのレビューを多数掲載する「BUT WHY THO?」の総括的レビューで『BLEACH 千年決戦篇 -訣別譚-』は、「本作が“BIG3”と呼ばれる所以を再確認した」と高い評価を送っています。
レビュワーは映像に高い評価。10点満点中10点を記録!
「第2クールのフィナーレは卍解や斬魄刀といった基本的な能力の数々を生み出した強者たちが、滅却師の王立部隊と熾烈なバトルを繰り広げ、視聴者をハラハラドキドキさせる。第25話冒頭から第26話でクレジットが流れるまでに、なぜ本作がBIG3と呼ばれているかということを思い出させる」と綴られています。
“BIG3”とは、2000年代『週刊少年ジャンプ』に掲載された『BLEACH』『NARUTO』『ONE PIECE』の大ヒット作3作品を総称したもの。
今回のアニメ版第2クールにおけるラストの怒涛の展開は、『BLEACH』が大ヒット作品かつ名作であることを視聴者に再確認させたというのです。
続けて「第25話、第26話の戦闘シークエンスは、今シーズンの中でも最も爽快なものを提供し、スリリングな視聴体験をもたらす。今後にも期待せずにはいられない」と作画などの映像描写に関しても評価。
「本シリーズは一貫して映画のようなアニメーションを提供し続けており、シリーズ通して高い水準をキープしている。さらに多くのキャラクターが潜在能力を最大限に開放することにつれて、クオリティはさらに向上し、視覚的スペクタクルが増幅される。これらを見ると、自然と元気が湧いてくる」と、本作のアニメーションが人々に明日への活力をチャージしているとさえ言わせています。
第25話と第26話の最終的な評価としては10点満点中10点を記録し、「映画のようなクライマックスをもたらしたフィナーレ」と最大級の評価が送られていました。
もしかしたら日本よりも大きな話題になっていると言っても過言ではない『BLEACH 千年決戦篇 -訣別譚-』。今期は隊長クラスのバトルがメインで描かれ、主人公・黒崎一護の戦闘シーンはあまり見ることができなかったため、次のシーズンにさらなる期待感を寄せているファンが多いようです。
すでに2024年に第3クールとなる『BLEACH 千年決戦篇 -相剋譚-』の放送も決定しており、早くも待ちきれない海外ファンが続出です!
(執筆:zash)
TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』作品基本情報
■タイトル
BLEACH 千年血戦篇
■放送情報
2022年10月10日(月)よりテレビ東京系列にて放送開始
テレビ東京系列・BSテレ東 10月10日(月)より 毎週月曜 24:00~
仙台放送 10月10日(月)より 毎週月曜 25:30~
新潟放送 10月11日(火)より 毎週火曜 25:30~
広島テレビ 10月11日(火)より 毎週火曜 25:29~
テレビ静岡 10月16日(日)より 毎週日曜8:30~
AT-X 10月17日(月)より毎週月曜23:00~
※リピート放送 毎週水曜11:00、毎週金曜17:00
■配信情報
○10月11日より 毎週火曜12:00最新話配信
<見放題配信>
dTV / アニメタイムズ / Disney+ / アニメ放題 / U-NEXT / dアニメストア/ バンダイチャンネル /TELASA(見放題プラン) /
J:COMオンデマンド メガパック / milplus 見放題パックプライム / auスマートパスプレミアム / Amazon Prime Video / Hulu /
Paravi / FOD / ABEMA
<都度課金配信>
バンダイチャンネル / TELASA / J:COMオンデマンド / milplus / ひかりTV / RakutenTV / ニコニコチャンネル /
Google Play / HAPPY!動画 / MOVIEFULL / Amazon Prime Video
○10月15日より 毎週土曜24:00最新話配信
<無料配信>
ABEMA / GYAO! / TVer / ネットもテレ東 / ニコニコ生放送 / ニコニコチャンネル
■スタッフ
原作・総監修 :久保帯人「BLEACH」(集英社 ジャンプコミックス刊)
監督:田口智久
シリーズ構成:田口智久、平松正樹
キャラクターデザイン:工藤昌史
総作画監督:長谷川亨雄、小松原聖、高柳久美子
アクション・エフェクト作画監督:酒井智史、菅野芳弘、鄭泳勲
美術監督:谷岡善王
美術設定:天田俊貴
色彩設計:合田沙織
編集:三嶋章紀
撮影監督:山田和弘
CG監督:佐々木俊宏、後藤和史
音響監督:長崎行男
音響制作:ザック・プロモーション
音楽:鷺巣詩郎
アニメーション制作:studioぴえろ
■キャスト
黒崎一護:森田成一
朽木ルキア:折笠富美子
石田雨竜:杉山紀彰
井上織姫:松岡由貴
茶渡泰虎:安元洋貴
阿散井恋次:伊藤健太郎
浦原喜助:三木眞一郎
四楓院夜一:ゆきのさつき
山本元柳斎重國:高岡瓶々
砕蜂:桑島法子
鳳橋楼十郎:樫井笙人
卯ノ花烈:久川綾
平子真子:小野坂昌也
朽木白哉:置鮎龍太郎
狛村左陣:稲田徹
京楽春水:大塚明夫
六車拳西:杉田智和
日番谷冬獅郎:朴璐美
更木剣八:立木文彦
涅マユリ:中尾隆聖
浮竹十四郎:石川英郎
兵主部一兵衛:楠見尚己
二枚屋王悦:上田燿司
麒麟寺天示郎:志村知幸
修多羅千手丸:佐藤利奈
曳舟桐生:恒松あゆみ
ユーハバッハ:菅生隆之
ユーグラム・ハッシュヴァルト:梅原裕一郎
アスキン・ナックルヴァール:武内駿輔
バンビエッタ・バスターバイン:竹達彩奈
バズビー:小野友樹
キャンディス・キャットニップ:内山夕実
グレミィ・トゥミュー:花江夏樹
リジェ・バロ:日野聡
■イントロダクション
最後の聖戦、迫る――。
『週刊少年ジャンプ』で連載され、シリーズ累計発行部数は1億3000万部を超えるなど、
完結後も世界中で根強い人気を誇る『BLEACH』。
2004年10月より放送を開始したTVアニメは、
これまでに360話以上が制作され、長編劇場アニメも4作を数える。
そしてついに、シリーズの最終章 “千年血戦篇”のアニメプロジェクトの幕が上がる
監督とシリーズ構成は、数々の作品で卓越したビジュアルセンスを発揮してきた田口智久。
キャラクターデザインの工藤昌史、音楽の鷺巣詩郎は、最初期からアニメ『BLEACH』を支え続けるオリジナルメンバー。
アニメーション制作もこれまでのシリーズ同様、studioぴえろが担当する。
まさしく「最終決戦」にふさわしい実力派スタッフ陣で挑む、ファイナル・シリーズ。
はたして、黒崎一護がたどり着くのは――。
■ストーリー
偶然か、あるいは必然か――
とある出会いから死神の力を手にし《死神代行》となった黒崎一護は、現世で死した魂魄が集う場所・尸魂界(ソウル・ソサエティ)の動乱に巻き込まれ、熾烈な戦いの中、仲間と共に大きく成長を遂げてきた。
そんな一護の暮らす空座町(からくらちょう)で異変が起こる。新たなる死神と、新たなる敵の出現。そして救いを求める声。一護は再び斬魄刀を取り、戦場へと旅立つ。
一方、尸魂界では、現世における突然の虚(ホロウ)の連続消失が観測され、この地へ導かれた魂が暮らす流魂街での住民達の失踪が発生、さらには死神たちの住む霊屋・瀞霊廷が賊軍に襲撃される。
賊軍の正体は、滅却師(クインシー)の始祖・ユーハバッハが率いる《見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)》。
《見えざる帝国》は、死神たちに宣戦布告する。
「5日後、尸魂界は"見えざる帝国"により殲滅される」
千年の長きにわたり死神たちが背負っていた因縁。その宿業と秘められた真実がついに紐解かれる。
全ては終焉へ。黒崎一護の、最後の戦いが始まる――。
■公式サイト
https://bleach-anime.com/
■Twitter
https://twitter.com/bleachanimation (推奨ハッシュタグ:#BLEACH)
TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』PV第2弾/2022年10月10日テレビ東京系列ほかにて放送開始
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