『サマータイムレンダ』は“ヒットアニメの法則”を満たしている?ブームが予感されるワケ。

いま、『少年ジャンプ+』原作のアニメが熱い!
すでに遠藤達哉原作のアクション・コメディ『SPY×FAMILY』が大きな話題となっていますが、同時期に放送開始されたタイムループ・サスペンス『サマータイムレンダ』もまた非常に激アツなアニメなのです。
アニメ放送が終了しても『サマータイムレンダ』の虜になる人は増えており、2023年5月には『メタルギアシリーズ』などで有名なゲームデザイナーの小島秀夫さんがTwitterで取り上げ、再び話題になりました。
『鬼滅の刃』『呪術廻戦』の次に来る社会現象級アニメは本作で決まりだと言わんばかりの“ある要素”が本作には織り交ぜられている『サマータイムレンダ』。
その要素とは一体何なのか? 『サマータイムレンダ』の魅力、そして大ヒットアニメになりうる要素の数々とは。

TVアニメ『サマータイムレンダ』公式サイト

TVアニメ『サマータイムレンダ』公式サイト

和歌山県を舞台にした美しい情景と不気味な都市伝説

『サマータイムレンダ』は、2017年から2021年まで『少年ジャンプ+』で連載された田中靖規さんによるタイムループ・サスペンス漫画を原作としています。

和歌山県和歌山市に実在する友ヶ島をモチーフにした離島・日都ヶ島を舞台に物語が展開。
主人公の網代慎平は、幼馴染の小舟潮が海の事故で亡くなってしまったことから、葬儀に参列するため、故郷・日都ヶ島へと舞い戻ります。

しかし、慎平は久しぶりの故郷で、ある不思議な体験をすることになるのです。事故で死んだはずの潮の首には吉川線があり、何者かによって殺されたのではないかという疑惑が浮上する中、日都ヶ島に伝わる「影の伝説」を耳にします。

「自分の影を見た者は死ぬ」そんな物騒な都市伝説を知った慎平は、潮の妹である澪から、潮も死の直前、自分の影を見ていたことを聞かされます。
慎平は、同じ日を何度も何度も繰り返しながら、事件の真相に近づいていくことになるのです…。

TVアニメ『サマータイムレンダ』 第1弾PV 【2022年4月TV放送/配信開始】

原作は田中先生自身の故郷である和歌山県の実際の情景や文化などを細部まで再現した作品になっており、田中先生はアシスタントを置かない環境でありながら、見事に入り組んだストーリーラインを完結まで導きました。

連載終了後、アニメ化よりも以前に、リアル脱出ゲーム化されたことでも大きな話題となりました。さらには、すでに実写化も決まっているなど、今後もサマータイム旋風は続いていきそうな予感をさせる作品なのです。

タイムリープアニメは視聴者を惹きつける力がある

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numan編集部

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