numan編集部
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ポケモン映画の記念すべき第20作目『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』。
“テレビアニメシリーズ第1話のパラレルワールド”という設定で、テレビアニメ版のリメイクと、オリジナルストーリーを合わせた作品になっています。 興行収入は9月の時点で33億円を記録し、近年のポケムビの中でもヒット作。
ストーリーは、主人公サトシとピカチュウの出会いから始まります。テレビアニメ第1話のラストで、サトシとピカチュウは伝説のポケモン・ホウオウを見つけ、「いつか一緒に、あいつに会いに行こうぜ!」と誓いました。
本作では、そのシーンに虹色の羽が落ちてきたところから、テレビアニメとは異なるパラレルワールドに入っていきます。
また、波乗りやバトルシーンなど、初代テレビアニメシリーズのBGMが多数使われていたり、アニメでのエピソードを絡めたストーリーが登場したりと、懐かしい要素が満載。初めて見る子どもたちはもちろん、子どものころにアニポケを楽しんでいた大人の胸にもグッと来る作品となっています。
ポケモン映画の記念すべき第1作は、1998年に公開。小学校の夏休みに、両親に頼んで映画館へ連れて行ってもらった、というアラサー世代のファンも多いのではないでしょうか。
ストーリーは、サトシのもとに”最強のポケモントレーナー“を名乗る者から一通の招待状が届くところから始まります。招待状をもとに、ニューアイランドにある”ポケモン城”へと向かうサトシ一行。ところがそれは、人間への逆襲を企むミュウツーの罠で……!?
脚本家・首藤剛志さんが、「自分とは何か?」という哲学的なテーマをもとに描いたというこちらの作品。当時子どもだった視聴者が大人になった今見ても考えさせられてしまうような、深いメッセージが込められた名作です。
【ゲスト声優】
スイート/佐藤藍子
ボイジャー/小林幸子
海賊風トレーナー/レイモンド・ジョンソン
ミュウツー/市村正親
ミュウ/山寺宏一
1999年公開。船で移動している途中、嵐によって”アーシア島”に漂着したサトシ一行。島で暮らす少女・フルーラに導かれ、サトシは祭りの儀式に参加することになります。
そんな中、謎のコレクター・ジラルダンのせいで、ファイヤー、サンダー、フリーザーの壮絶なバトルが勃発! バトルに巻き込まれたサトシたちのもとに、幻のポケモン「ルギア」が現れて……。
『ミュウツーの逆襲』のように、“共存”というシリアスなテーマを掲げた本作。一方で、物語の初めから最後まで、疾走感あふれるアクションシーンが見る人々を虜にしするハラハラドキドキの一作です。
【ゲスト声優】
ジラルダン/鹿賀丈史
ルギア/山寺宏一
ヤドキング/浜田雅功
2000年に公開。バトルで疲れたポケモンたちを休めるため、心に安らぎを与える緑のリゾート地”グリーンフィールド“へ向かったサトシ一行。ところが、大きな館で暮らす少女・ミーが、父親であるシュリー博士の残したカードを並べ替えたことをきっかけに、謎のポケモン・アンノーンによって、グリーンフィールドは結晶に覆われてしまう。そして、サトシたちの前に現れた伝説のポケモン・エンテイは、サトシの母・ハナコを結晶塔へと連れ去ってしまった……。
ミーと父親、サトシとハナコといった親子のふれあいが、家族の絆を感じさせてくれるストーリー。もちろん、リザードンとエンテイの迫力のバトルシーンも見物ですよ!
【ゲスト声優】
エンテイ・シュリー/竹中直人
リン/加藤あい
ジョン/薬丸裕英
デイビット/山寺宏一
2001年に公開。"ハテノの森"で、40年前からタイムスリップしてきた少年・ユキナリと出会ったサトシ一行。ユキナリは、ハンターから狙われるセレビィを守るうちに、"時を超える力"に巻き込まれて現代へやってきてしまったのだ。セレビィを保護したサトシたちの前に現れた、ロケット団で最強とされる男・ビシャス。彼は、どんなポケモンも凶悪にさせる"ダークボール"を使い、サトシたちからセレビィを奪ってしまう……。
サトシとユキナリの時を超えた友情と、自然との関わりを描いた物語。ラストの展開に驚いた視聴者も多い作品です。
【ゲスト声優】
ユキナリ/戸田恵子
ミク/鈴木杏
ビシャス/佐野史郎
ホワイト/藤井隆
ハンター/山寺宏一
2002年に公開。2017年に実施された投票企画"推しポケモン映画ナンバーワンはキミにきめた!"にて、見事第1位に輝きました。
水の都"アルトマーレ"で、秘宝"こころのしずく"を守るポケモン・ラティアスとラティオスに出会ったサトシ一行。怪盗姉妹ザンナーとリオンに奪われたこころのしずくを取り返すため、サトシたちが水の都を駆け巡る。
当時最高峰のCG技術を駆使した美しい映像と、アコーディオンが奏でる軽快な音楽が印象的な本作。そして、ラストのサトシのキスシーンの相手は誰だったのか? ラブストーリー要素も織り込まれた、ファンからの評価が高い人気作です。
【ゲスト声優】
ボンゴレ/グッチ裕三
ザンナー/神田うの
リオン/釈由美子
ロッシ/山寺宏一
2003年に公開。千年に一度、7日間だけ現れるという"千年彗星"を見るため、"ポケモン遊園地"へ向かったサトシ一行。マサトは、人気マジシャン・バトラーから、千年彗星の間に目を覚まし願いを叶えてくれるという伝説のポケモン・ジラーチのパートナーになるよう頼まれる。しかし、実はバトラーには恐ろしい野望があった。
マサトとジラーチの愛らしさに胸をつかまれる物語。林明日香さんの主題歌『小さきもの』も涙を誘います。
【ゲスト声優】
バトラー/山寺宏一
ダイアン/牧瀬里穂
ボギー/パパイヤ鈴木
2004年に公開。ハイテク都市"ラルースシティ"を訪れたサトシ一行は、トオイという少年に出会う。トオイは4年前、宇宙からやってきたポケモン・デオキシスとレックウザの激しいバトルに巻き込まれたのをきっかけに、ポケモンが苦手になってしまっていた。サトシたちはなんとかトオイの心を開こうとするが、そこに突然デオキシスが現れて……。
怪獣映画のような趣がありながら、アニメシリーズを通してのサトシの成長を感じられる作品です。
【ゲスト声優】
ロンド博士/山寺宏一
ユウコ/上原多香子
ヒトミ/ベッキー
KABA.ちゃん/KABA.ちゃん
2005年に公開。"波動伝説"が語り継がれる町・ロータでのポケモンバトルに優勝したサトシは、見事"アーロンの杖"をゲットする。そのアーロンの杖から、数百年前に封印されたポケモン・ルカリオが現れた。そんなとき、幻のポケモン・ミュウがピカチュウを連れ去ってしまっい、サトシはルカリオとともに、ミュウが住む「世界のはじまりの樹」を目指す。
連れ去られたピカチュウを助けようと奮闘するサトシのひたむきさや、ルカリオとの真剣な応酬、ミュウとピカチュウのかわいらしいやりとりなど、見どころがたくさんの名作です。
【ゲスト声優】
アーロン/山寺宏一
キッド・サマーズ/ベッキー
アイリーン/菊池桃子
ジェニー/岡江久美子
フレディ/西野亮廣
2006年に公開。水中ポケモンショーで有名なマリーナ一座のヒロミに出会ったサトシ一行。サトシはヒロミから、"海の神殿アクーシャ"という場所に隠されている秘宝"海の王冠"の話を聞く。そんなとき、ヒロミが持つタマゴを奪おうとするファントムが現れて……。
ハルカとマナフィの絆を通して、ハルカ自身と、彼女を支えるサトシの成長を描いています。
【ゲスト声優】
ジャック・ウォーカー/山寺宏一
ヒロミ/眞鍋かをり
ジュディ/ベッキー
ファントム・トループ/藤岡弘、
ペラップ/ホリ
2007年に公開。"時空の塔"で開催されるポケモンコンテストのために、アリスとともにアラモスタウンへ向かうサトシ一行。しかし、アラモスタウンでは、悪夢を見させる謎のポケモンに人々やポケモンたちが悩まされているという。そこへ、町の有力者アルベルト男爵が現れ、庭園を荒らしたのは、幻のポケモン・ダークライだと自信ありげに語る。やがて、不気味な影の中から、サトシたちの前にダークライが姿を現す。
神と呼ばれる二体のポケモン・ディアルガとパルキア、さらにダークライによる迫力のあるバトルシーンが、ファンの心をつかんで離しません!
【ゲスト声優】
アリス/加藤ローサ
トニオ/山本耕史
アルベルト男爵/山寺宏一
ダイ/秋山竜次(ロバート)
カツミ/山本博(ロバート)
マキ/中川翔子
ダークライ/石坂浩二
2008年に公開。サトシ一行の前に現れた、かんしゃポケモンのシェイミ。シェイミに導かれ、サトシたちはグラシデアの花畑を探す旅に出る。ところが、彼らの前に、ギラティナを利用して世界を征服しようと企む青年・ゼロが現れて……?
かわいいけれど生意気なシェイミとサトシの掛け合いがたまらない一作。『ディアルガVSパルキアVSダークライ』から始まる三部作の二作目という位置づけになっています。
【ゲスト声優】
ムゲン・グレイスランド/山寺宏一
ゼロ/中村獅童
インフィ/中川翔子
レイラ/南明奈
ムース/レッド吉田
2009年に公開。何千年もの永い眠りから醒めた幻のポケモン・アルセウスは、かつて自分を裏切った人間に復讐するため、サトシ一行が訪れた"ミチーナ"の町を攻撃する。それを阻止するディアルガとパルキア、そしてディアルガを追ってきたギラティナまでもが出現し、かつてない神々の戦いが始まる!
"神々の戦い"三部作の最終章。大人が見ても十分な見応えのある、社会的なメッセージ性の強いストーリーに仕上がっています。
【ゲスト声優】
シーナ/北乃きい
ダモス/高嶋政宏
ギシン/山寺宏一
村人/山本博(ロバート)
兵士B/秋山竜次(ロバート)
兵士D/馬場裕之(ロバート)
アルセウス/美輪明宏
ギザみみピチュー/中川翔子
2010年に公開。ポケモンバッカー・ワールドカップを観戦するために"クラウンシティ"へ向かっていたサトシ一行は、途中で不思議なポケモン・ゾロアに出会う。仲間を探しているというゾロアを手伝うと約束し、共にクラウンシティへ向かうサトシたち。そこでは、伝説のポケモンたちが街を破壊していた。
さりげなく張り巡らされた伏線を回収するストーリーがお見事。謎解き的な要素も兼ね備えた、見応えたっぷりの作品です。
【ゲスト声優】
グリングス・コーダイ/陣内孝則
グーン/山寺宏一
リオカ/加藤夏希
クルト/塚本高史
プルーフ/中川翔子
2011年に公開。"大地の剣"と呼ばれる城を中心に広がる街"アイントオーク"にやってきたサトシ一行。収穫祭の記念バトルに参加し、幻のポケモン・ビクティニにと仲良くなる。一方、王国復活を願う大地の民の末裔ドレッド・グランギルは、ビクティニを利用して"大地の剣"を動かそうと企んでいた。
『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム』『ビクティニと白き英雄 レシラム』の2つの作品が同時公開された本作。基本的なストーリーは同じですが、二作品それぞれで少しずつ違う世界観が楽しめます。
【ゲスト声優】
ドレッド・グランギル/つるの剛士
カリータ/石原さとみ
ジャンタ/大地真央
モーモント/山寺宏一
セード/中川翔子
2012年に公開された、劇場版15周年記念作品。サトシ一行は、山沿いを走る列車の中で、ケガをして倒れているポケモン・ケルディオを発見する。そこへ突然、地上最強のドラゴンポケモン・キュレムがサトシたちに襲いかかり……?
ケルディオというポケモンを主人公に、ポケモン同士のつながりを描いた作品となっています。また、同時上映の『メロエッタのキラキラリサイタル』では懐かしいレギュラーポケモンが多数登場し、話題となりました。
【ゲスト声優】
ケルディオ/中川翔子
コバルオン/山寺宏一
キュレム/高橋克実
2013年に公開。ポケモンの安全のために作られた"ポケモンヒルズ"を見学するため、"ニュートークシティ"を訪れたサトシ一行。そこへ突然、赤いゼノセクトたちが襲いかかる。サトシたちの絶体絶命のピンチを救ったのは、伝説のポケモン・ミュウツーだった!
第1作『ミュウツーの逆襲』が「自己とは何か」というテーマだったのに対し、本作のミュウツーはもう少し広く世界を見つめています。1作目とはまた違った魅力を持つミュウツーを描きながら、同作のオマージュもたくさん詰め込まれた一作です。
【ゲスト声優】
ミュウツー/高島礼子
赤いゲノセクト/山寺宏一
イシツブテ/徳井健太(平成ノブシコブシ)
イーブイ/吉岡聖恵(いきものがかり)
2014年に公開。ほうせきポケモン・メレシーたちが暮らす"ダイヤモンド鉱国"。この国の大切なエネルギー源・聖なるダイヤの命が尽きようとしていた。ダイヤモンド鉱国の姫・ディアンシーと出会ったサトシ一行は、国を救うため、生命のポケモン・ゼルネアスを探す旅に出る。
ポケモンの女の子・ディアンシーを主人公に、"自然の摂理"を描いた物語。ディアンシーだけではなく、それぞれのキャラクターの見せ場がしっかりと描かれています。
【ゲスト声優】
マリリン・フレイム/足立梨花
ニンジャ・ライオット/山寺宏一
アルガス・スティール/中川礼二(中川家)
ミリス・スティール/中川翔子
ウッシー/内田篤人
ゼルネアス/三田佳子
2015年に公開。"なんでも取り出すことができるリング"を持つ幻のポケモン・フーパと出会ったサトシ一行。そんな折、砂漠の街"デセルシティ"では、かつて街を壊したポケモンが封印された"いましめのツボ"に異変が起きていた。
フーパ役の釘宮理恵さんの愛らしさと、実力派俳優・藤原竜也さんの演技が注目を集めました。
【ゲスト声優】
バルザ/藤原竜也
メアリ/中川翔子
ヒポポタス/ 篠原信一
フーパ/釘宮理恵さん(いましめられしすがた)、山寺宏一さん(ときはなたれしすがた)
2016年に公開。サトシ一行の目の前に、幻のポケモン・ボルケニオンが降ってきた! 不思議な鎖によってボルケニオンと繋げられてしまったサトシは、人造ポケモン・マギアナを取り返すための対立に巻き込まれてしまう……。
人間嫌いのボルケニオンと、サトシが友情を築き上げる様子が丁寧に描かれた作品。悪役の徹底した悪役っぷりなど、これまでのポケムビとはひと味違った雰囲気が楽しめます。
【ゲスト声優】
ボルケニオン/市川染五郎
ジャービス/山寺宏一
ラケル/中川翔子
キミア/松岡茉優
テレビアニメ第1話をベースとした最新作『キミに決めた!』をきっかけに、歴代作品をチェックしたくなった人も多いのではないでしょうか。本記事を参考に、ぜひとも気になった作品を鑑賞してみてください。
また、歴代作品のあらすじや予告編は、下記公式ホームページからもチェックできますよ!
【ポケモン映画 プレイバック・ザ・ヒストリー】
http://www.pokemon-movie.jp/history/
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku
©Pokémon ©2017 ピカチュウプロジェクト
©2017 Pokémon. ©1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
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