『ツイステ』に私たちが夢中になる理由。枢やなが描く"ヴィランズ"ならではの魅力とは

掲載/更新 0
『ツイステ』に私たちが夢中になる理由。枢やなが描く"ヴィランズ"ならではの魅力とは
リリース前から話題となり、今も多大な人気を誇るアプリゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』。美麗な絵と豪華声優による本作、それだけに止まらない魅力とは?
エンタメカルチャー界で根強い人気を獲得し続けているソーシャルゲーム。今、その中でも特に勢いが目覚ましい、アニプレックスとウォルト・ディズニー・ジャパンが製作したアプリゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』(以下『ツイステ』

ディズニー作品におけるヴィラン(悪役)のモチーフを取り入れた学園物語である本作は、事前登録の時点で150万人を突破。
リリース開始からこれまでに多くのファンを虜にし、特集記事を掲載した『PASH!』(主婦と生活社)が発売前緊急重版を実施、イベントが開催されるたび多くのファンアート投稿されるなど、SNSを中心にして大いに盛り上がっています。

なぜ、『ツイステ』がこんなにも人気なのでしょうか?
ユーザーとして本作をプレイし、その魅力を知った筆者が「等身大のユーザー目線」で見どころをご紹介します。

※一部ネタバレを含む可能性があります。ご了承ください。
新作スマートフォンゲーム『ディズニー ツイステッドワンダーランド』キービジュアル&テーマソング紹介PV

ディズニー作品から受け継いだ、ヴィランの描かれ方


本作は『黒執事』で知られる漫画家・枢やな先生がキャラクターデザインを手がけており、寮ごとの特色が表れている外見は実に個性豊か。
衣装は、寮服だけにとどまらず式典服や運動着、実験着などバリエーション豊か。キャラクターごとに着こなしが異なることも発見でき、「推しキャラ」の着こなしに「彼らしさ」を感じてしまうことうけあいです。

メインストーリーはフルボイスで、リドル・ローズハート役の花江夏樹さんやフロイド・リーチ役の岡本信彦さん、シルバー役の島崎信長さんなど、人気作品にも多数出演している声優のほか、各々が感情豊かなボイスでキャラクターに命を吹き込んでいます。

そして、本作の魅力的な点はそれだけでは終わりません。
多くのユーザーが惹かれる理由、それは”ヴィランズ(悪役)”というモチーフにあります。
ディズニー作品におけるヴィランとは、物語上のヒーロー・ヒロイン像に相対する立ち回りであり、彼らの行動を邪魔したり、ハッピーエンドを阻む役割を担っています。それは、他の作品においてもおおむね変わらないといえるでしょう。

しかし、彼らヴィランズは決して極端に言うところ、ただの憎らしい「悪」なのではなく、己の信念にしたがい、確固たるアイデンティティをもって主人公側であるヒーロー・ヒロインとは正反対の道を歩む、自我の確立したキャラクターなのです。
『ディズニー ツイステッドワンダーランド』アニメーションTVCM_ハーツラビュル寮_30秒


そういった考え方が、この『ツイステ』では首尾一貫して描かれています。舞台となる全寮制の学校「ナイトレイブンカレッジ」で、ディズニー作品のヴィランズは「グレート・セブン」という教えの象徴として描かれ、生徒はヴィランの姿を尊重した教えのもとで学んでいきます。

メインストーリーの章ではそれぞれの寮が主役となり、1人のキャラクターの内面にスポットを当て、最終的にその人物の持って生まれた境遇や心の闇があらわになり、オーバーブロット(闇落ち)するという状態になります。
主人公サイドは闇落ちしてしまったキャラクターを救うため奮闘します。バトル勝利後、オーバーブロットしてしまったキャラクターは元の姿に戻るのですが、本当の意味で事態が収束するとは限りません。

多くは問題を抱えたまま、自分自身を受け入れて生きていく選択を迫られます。そして、自分が抱いた思いをきれい事として処理せず、「自分は間違っていない」という姿勢を見せます。
マジカルシフト大会(現実世界でいうスポーツ大会)で他の寮に勝てない屈辱から、選手たちを故意にけがさせ、大会に出られないように仕組んだサバナクロー寮の寮長、レオナ・キングスカラーも、自身が第二王子の立場で正式な後継者になれないという劣等感と、自分より上の立場への執念がありました。

「俺は謝るつもりは毛頭ないぜ」

彼はそんな自分を受け入れ、正々堂々勝負しようと持ちかけられた他寮の生徒の提案に持ち前の闘志を見せるのでした。
『ディズニー ツイステッドワンダーランド』アニメーションTVCM_サバナクロー寮_30秒
20 件

この記事のタグ

Comment

コメントはまだありません