毎月推しに3万円!?　オタク女子のリアルな消費行動、独自調査を発表！

numanでは2018年12月に『平成最後の師走！あなたのコダワリ教えてください大アンケート！』を実施。
（調査方法：インターネットリサーチ、 調査期間：2018年12月3日～2018年12月14日）

10代後半から20代前半の女性を中心に寄せられた回答から、最新のオタク女子の生態をまとめました。

【サマリ】
・1ヶ月で趣味に使う金額は10000円～30000円が最も多い。
・一回のイベントに使う金額は、10000円～30000円が最も多い。
・イベントの参加頻度は、4割程度が年に1～3回程度と回答。一方で年11回以上（月一回以上）も15%いる。

10代前半は0円～5,000円以内とやはり無課金勢が目立ちますが、
以降は減少、～10000円まで、～30000円までの割合が増えています。

全体（総計）でみると、
5,000円～10,000円…23.94%
10,000円～30,000円…24.32%
となり、
5000円～30000円でまとめると約5割が趣味（推し）に毎月これだけの金額を使っているという結果になりました。
さらに
30,000円～  50,000円…15.25%
50,000円～100,000円…　7.14%
と毎月かなりの高額を使っている層も。

グッズやCD・書籍のみならずチケット代にガチャなどなど……、趣味に生きるオタク女子の消費行動はやはり桁が違う！？

次に1回のイベントあたりの消費額をまとめたものが上のグラフ。
こちらは年齢にかかわらず10000円～30000円の割合が最も多く全体の4割を占める結果となりました。

次に年間のイベント参加回数をまとめたものが上のグラフです。
20代後半の世代がイベント参加にする割合が一番多く、ほぼ8割以上が年1回以上はイベントに参加していることがわかります。
特筆すべきは、同じ20代後半世代の約3割（27%）が年に11回以上イベントに参加している点。
ほぼ月に１回以上は何かしらのイベントに参加しているということで、オタク女子の毎日はかなり忙しそうですね。

また、20代後半、30代後半と比較して30代前半で一時落ち込むのは、結婚や出産といったライフイベントと重なり、
イベントに参加すること自体が難しくなるからかもしれません。

さらにこちらのグラフは、年代別でなく、オタク歴別にイベント参加回数をまとめたもの。
オタク歴20年～25年がもっともアクティブであることがわかります。
逆に25年を超えると、参加回数自体は減少傾向に。

では実際にどのようなイベントに参加しているのかをまとめてみました。
（複数回答n=1633）
「ライブ・コンサート」が1位、ついで「声優・俳優のトークイベント（サイン会・お渡し会等）」、「舞台」と続きます。
「コミケ（同人誌即売会）」も4位にランクイン。

今やアニメやゲームでもキャラクターソングCDのリリースは当たり前、もちろんライブやコンサートの規模や頻度も拡大しています。
さらにマンガやアニメ・ゲームなどを原作とする2.5次元舞台の大ブーム。今やイベント参加もオタク女子のたしなみと言えるのかも。

2018年の「オタク」に関する消費者アンケート調査（矢野経済研究所）によると、
一人あたりの年間消費金額のランキングは、
1位　アイドル　103,543円
2位　メイド・コスプレ関連サービス　68,114円
3位　鉄道模型　63,854円
2016年度から継続して調査されているこの調査ですが、過去ネット上では「一桁違う」などと話題になりました。

今回のアンケートでも、オタク女子たちは実際にかなりの金額を費やしていることがわかります。
まさに趣味に（推しに）かけるお金はプライスレス！

numanでは、今回のアンケート結果を元に、他にもオタク女子の生態をご紹介しています！
【平成の沼】で検索してみてくださいね。

１．調査の方法：「Googleフォーム」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
２．調査の対象：日本国内に在住の男女
３．有効回答数：522人
４．調査実施日：2018年12月3日（月）～2018年12月14日（金）