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ピュアで一途な片想いを応援したくなる! タイドラマ『Tonhon Chonlatee』の魅力とは?|今観るべきはアジアBL

『今観るべきはアジアBL!』
日本でも視聴できるアジアBLドラマを紹介する連載、第三弾はタイBLドラマ『Tonhon Chonlatee』(トンホン チョンラティー)

2021年12月3日より楽天TVでの視聴が可能になった『Tonhon Chonlatee』。
爽やかなビジュアルイメージで「ほんわかラブストーリーなのかな?」と気になる同作ですが、主人公が中々成就しない片思いに悩まされる様子やそれぞれの交差する想いが細かく描かれていて、とても見ごたえのあるドラマとなっています。
主人公、チョンラティーの一途な想いは叶うのか……?
メインCPの周囲を取り巻く、魅力たっぷりの登場人物達にも注目です。

「早く気づいて…!」主人公の一途でピュアすぎる想いは届く?

幼馴染で年上のトンホン(ポッド)に片思いするチョンラティー(カオタン)。

トンホンが引っ越して会えなくなってからも、彼を想い続け、同じ大学に入学することに。
すると入学を機にトンホンから一緒に住むことを提案され、チョンラティーにとっては思いがけず絶好のシチュエーションが訪れる。

保守的な考えを持つ父のもと育てられ、同性愛に偏見があるトンホン。
そんな彼のことを理解し、受け入れられないことを知りつつ愛し続けるチョンラティー。

チョンラティーの恋を応援する個性豊かな大学の仲間たちアイ(トップタップ)、ナイ(マイク)、パン(サイシ―)、ミリアム(ジェーン)、さらにチョンラティーに片思いするナー(ニオ)も登場し、恋のドタバタ劇が繰り広げられる。

果たしてチョンラティーの恋は成就するのか!?

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写真左から、アイ(トップタップ)、ナイ(マイク)、トンホン(ポッド)、チョンラティー(カオタン)。一つ屋根の下で長年思い続けたトンホンと同居することに……。
ピュアで一途すぎるチョンラティーに対し、チョンラティーの気持ちにも自分の気持ちにも鈍感なトンホン。

「早く気持ちに気づいて…!」と奮闘する2人を取り巻く個性豊かな登場人物達にも注目の、「キュン」も「ほっこり」も「感動」も味わえる作品となっています。

無自覚な距離感に翻弄されるチョンラティーが可愛い!

いつまで経っても自分の気持ちに気づかない(素直になれない)トンホンは、無自覚に距離を縮め、彼を一途に想い続けるチョンラティーを翻弄します。
そしてそれにいちいち過剰な反応をするチョンラティーが可愛い!

段々エスカレートするトンホンのチョンラティーへの愛情表現ですが、それが「幼馴染として好き」が故なのか「恋愛感情として好き」なのかはわからないまま…。

さらに、トンホンは自分の気持ちに整理がつかないからか、やたらとゲイを毛嫌いするような発言をしてチョンラティーや周囲の人を困惑させてしまいます。

折角久しぶりに会えたと思ったら、終始真意の掴めない行動をするトンホンに動揺するチョンラティーが切なく、中々くっつかない2人にヤキモキ。

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跡継ぎ・偏見・差別……待ち受ける難題に、彼らはどうやって対処する?

「男同士の恋愛なんてダメだ」という葛藤がしっかり描かれているのも本作品のポイントです。

トンホンの家族、特に父は「男女が結婚して当たり前」「跡継ぎが必要」といった保守的な価値観の持ち主。
もちろん息子が男と付き合うなんて言語道断!の一点張りです。

一見ヘビーな内容から重い展開が待っているかと思いきや、2人を取り巻く家族や友達の協力でこういった壁を乗り越えていくのも見どころ。

特に一番の理解者であるチョンラティーの母の言葉は一つひとつが暖かく、思わず涙してしまうようなものばかりです。

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親子の絆に思わずホロリ。チョンの母を演じているのはジェニファー・キム。タイでは知らない人がいないくらい有名な歌手で、ドラマの中でも歌唱シーンに思わず目を奪われます!
さらに、辛いときにいつでも駆けつけてチョンラティーを慰めてくれる親友のパンや、クセありかと思いきや憎めないキャラで、実は2人の想いが成就するきっかけを作るナー。

チョンラティーを応援したりトンホンに想いを自覚させようと奮闘したりするアイやナイ、ミリアムなど、周囲の支えによって困難を乗り越え、2人の距離は近づいていきます。

それぞれが大変な境遇を抱えていても、互いに大事な友達として支え合う絆の深さにほっこりするはずです。

どの登場人物もユーモアたっぷりで笑えるシーンが多いため、全体的に重くなりすぎず、それでいて「友情」や「愛情」の素晴らしさも感じられるのが『Tonhon Chonlatee』の大きな魅力。

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ラブラブの癒し担当!サブCPも愛おしすぎる

日本でのタイBLドラマブームに火を付けたと言っても過言ではない人気ドラマ『2gether』にて、
サブCP「ManType」として人気を集めた2人が、今作でははじめからアイ(トップタップ)・ナイ(マイク)のカップル役として登場しています。
トップタップさんは、こちらも根強いファンの多い人気作『SOTUS』にも出演するなど、タイBLドラマに引っ張りだこ。今作でも安定の愛らしさを発揮します。

様々なことが起きるストーリーの中でも安定してラブラブで、ムードメーカー的な立ち位置のアイとナイ。
2人の可愛いすぎるスキンシップにも注目ですが、どちらも友達想いでトンホンとチョンラティーのために奮闘し続ける姿が尊い…。

ゲイ嫌い発言をするトンホンにもめげず、気持ちを自覚させるためにミリアムと協力してわざとトンホンに嫉妬させようと試行錯誤。
ふざけているようで、実は一生懸命に2人をくっつけようとするアイとナイの姿にキュンすること間違いなしです。

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偏見や葛藤を越えて、2人の愛はどう結ばれるのか?

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爽やかでコメディ風な雰囲気がありつつも、しっかりと複雑な人間関係や気持ちの移り変わりが描かれている『Tonhon Chonlatee』。

中々くっつかない2人の距離感にはヤキモキさせられっぱなしで、最後まで目が離せない作品となっています。
サブCPや家族、友達など魅力たっぷりな登場人物達にも愛着が湧きまくり、観終わる頃にはほっこりと暖かい気持ちになっているはずです。

余談ですが、作中では『2gether』や『SOTUS』ネタがチラッと楽しめる演出も。

タイドラマファンにとっては細部まで美味しい作品となっていますので、ぜひ観てみてくださいね。

作品概要

『Tonhon Chonlatee』 (トンホン・チョンラティー)

■キャスト
Suphakorn Sriphothong スパコーン・シーポートーン(Pod ポッド)
Thanawat Rattanakitpaisarn タナワット・ラタナキトパイサン(Khaotung カオタン)

Jirakit Kuariyakul ジラキット・クーアリヤクン(Toptap トップタップ)
Chinnarat Siripongchawalit シナラット・シリポンシャワリット(Mike マイク)

Apichaya Saejung アピチヤー・サエチャン(Ciize サイシー)
Ployshompoo Supasap プローイションプー・スパサップ(Jan ジェーン)
Phatchara Thabthong パチャラー・タプトーン(Kapook クラプーク)

■スタッフ
監督:Ekkasit Trakulkasemsuk
脚本:Chayanin Leopairote / Krit Mongkolkasem / Sriyuda Anuwannawiphak
邦題:「Tonhon Chonlatee」(読み方:「トンホン・チョンラティー」)
英題:「Tonhon Chonlatee」
タイ放送:2020/11/13 ~ 2021/1/22
話数:全10話

Rakuten TV特集ページ:
https://tv.rakuten.co.jp/special/tonhon-chonlatte/

© GMMTV

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numan編集部

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