中村悠一ボイスを振り返り！多彩な演技を堪能できるキャラ５選『うたプリ』『ガンダム』etc．

そこでお誕生日を機に、中村悠一さんボイスの歴代キャラクターを振り返り。

舞台化で話題となった仮面キャラはもちろん、高校球児から、幼い娘を持つ父親、中性的アイドル、動物まで、役柄の多彩さを実感できる作品に注目してご紹介します！

紛争をなくすためにガンダムを用いて武力介入を行うソレスタルビーイングと、大国との戦いが描かれた本作。
中村さんはガンダムへの対抗心と愛を燃やすパイロットのグラハム・エーカーだけでなく、2008年に放送されたセカンドシーズンでは謎の仮面キャラであるミスター・ブシドーを演じています。

グラハムはエースパイロットらしい自信に満ちた青年声。ブシドーは声のトーンが少し下がり、強い執念を感じさせる叫びがインパクトを残しました。

ちなみに舞台版『機動戦士ガンダム00』ではミスター・ブシドーを俳優の中村優一さんが演じます。

2007年4月から放送された野球アニメ『おおきく振りかぶって』ではキャッチャーの阿部隆也を熱演。弱気なピッチャー・三橋にイラつきながらも、最高のバッテリーになるため歩み寄っていきます。

2010年に放送された続編『おおきく振りかぶって～夏の大会編～』では、三橋との意思疎通がうまくいき喜ぶ、ほほえましい一面も見せました。

声は高校生らしい少し高めのトーン。改めて聞くと「こんなに高い声を出していたのか！」と驚く場面もあるでしょう。
試合を分析する立場のため、セリフ量が多いのもファンには嬉しいポイントです。

誰かと食卓をともにする幸せを描いた『甘々と稲妻』では、愛娘においしいご飯を食べさせようと努力するお父さん・犬塚公平を担当しました。

普段は高校教師として働く公平。基本的には柔らかな物腰で、娘をうまく叱れず悩んだり、お嫁に行ってしまう娘を想像して落ち込んだりと、父親からの共感が集まりそうなキャラクターでした。

演技はナチュラルで、優し気な声色が魅力的。娘の大好きな魔法少女ものアニメの主題歌を口ずさむ貴重なシーンもありますよ！

現役アイドルでもある林檎は、女性顔負けのかわいらしい容姿。語尾をはねるように発声したり音程の起伏を大きくしたりと、ほかではなかなか聞けない演技を堪能できます。

主人公・春歌のよき相談役として心に寄り添うことも多い林檎。性別を超えた魅力を、中村さんの声でも引き立てていました。
中村さんの「かわいい」が爆発する演技を聞きたい方はぜひ！

見た目は怖そうですが、実は義理堅く男気にあふれたキャラクター。切り込むように鋭いツッコミも聞きどころです。

ED曲第2弾「グリズリーさんのG★ROCK」の歌唱も担当。軽快なサウンドとパワフルな低音がくせになり、何度もリピートしたくなります。
動物なのにだんだんイケメンに見えてくるところがおそろしい……！

今回はご紹介できませんでしたが、アニメやゲームだけではなく、洋画では、『キャプテン・アメリカ』シリーズ（2011年～）のスティーブ・ロジャース役など、吹き替えでも活躍。
さらに、音楽朗読劇『VOICARION』や『El Galleon～エルガレオン～』に出演するなど、舞台上での活動も注目を集めていらしゃいます。

年齢を重ねるにつれ、ますます声の魅力が深まっていく中村さん。
次はどんな声を聞かせてくれるのか、楽しみですね！