柏原竜二や羽生結弦、アニオタレスラーまで！オタクスポーツ選手エピソード5選

箱根駅伝で大活躍し“新・山の神”と呼ばれた元陸上選手の柏原竜二さんが4月16日、BS11の八木菜緒アナウンサーと結婚したことを発表！

大のアニメ＆声優好きとして知られる柏原さん。『ハヤテのごとく』『デュラララ!!』『夜桜四重奏』『とらドラ!』『風が強く吹いている』ほか数多くの作品がお気に入りのようですが、お相手の八木アナもコスプレイヤーとして本格的に長く活動している方。

さらに柏原さんと八木アナのお二人でコミケ出展サークルの売り子手伝いもしていたりと、まさにアニメが結んだご縁ですね！

『スポーツ選手と女子アナ結婚』の新しいパターンを見せてくれた柏原さんと八木アナのアニオタ婚。そこで今回は、柏原さんの他にも多くいる、オタクな面を持つスポーツ選手の顔ぶれをご紹介しましょう。

平昌五輪で二度目の金メダルを受賞した男子フィギュアスケート・羽生結弦選手。羽生選手はすでに多く知られているとおり『東京喰種』の大ファン。

金メダル受賞直後、現地と中継を結んでアニメ『東京喰種』のキャラクター・金木研を演じた声優・花江夏樹さんのラジオ番組に出演した時の、羽生選手のピュア過ぎる喜びようは前回記事でもお伝えしましたが、その後もまだまだ続く金木研への思い。

テレビ番組にインタビュー出演した際、今度は花江さんから羽生選手に向けたメッセージ動画が贈られました。

動画では金木として羽生選手に話しかける花江さん。金木(花江さん)から｢金メダルおめでとうございます｣の第一声が始まると、｢ありがとうございますー！｣とハイトーンボイスで嬉しそうに返事。推しに話しかけられると普段通りでいられなくなるのは、世界一の称号を背負う選手でも変わらないのかもしれません。

その後も花江さんの『白金木』モード｢僕に食べられてもしかたないよね｣と闇堕ちボイスが流れると、羽生選手が親指を立て｢もちろんです！｣そして｢僕を食べてください！｣と両手を広げウェルカムポーズで喰い気味に返事。

さらにマンガを読むときは花江さんの声でセリフが再生されるとの事で｢こんな方と話せるなんて畏れ多いです｣｢スケートをやってきて良かったと思います｣と心から噛みしめるように話す姿が印象的でした。

高校1年生にしてインターハイ、国体、全国選抜の3タイトルで個人優勝した実力者・ライフル射撃の西川弥希選手。

強すぎる女子高生として話題になりましたが、現在、同志社大学の射撃部に在籍し東京五輪を目指して日々鍛錬に励んでいるもよう。そんな凄腕スナイパー西川選手、そもそも射撃を始めたきっかけはハガレンことアニメ『鋼の錬金術師』！

作中のキャラ、リザ・ホークアイに魅せられて射撃を志したという、まっすぐな意志と今もなお継続して高みを目指す西川選手そのものが、もはやアニメの主人公にしか見えません！　アニメから目標を見出した女の子が、東京五輪に出場できることを心から応援しています！

今シーズンからサンフレッチェ広島所属となった、プロサッカー選手の井林章選手。

昨シーズンまで在籍していた東京ヴェルディから移籍の発表があった際は『ヴェルディを支え続けてくれたことに感謝』との声がヴェルディファンから多く寄せられるほどの実力者・井林選手ですが、いっぽうアニメ好き過ぎ選手としても超有名。その熱量は『サッカーがプロレベルのアニオタ』と言われるほど。

きっかけは井林選手が実家住まいだった頃、お姉さんが観ていた『BLEACH』『コードギアス』から。その後『とある科学の超電磁砲』『ソードアート・オンライン』『けいおん！』『冴えない彼女の育てかた』等々、どんどん広がっていったようですが、その様子は2018年11月に更新されたYouTubeのJリーグ公式チャンネルにて当時チームメイトだった李 栄直選手とともに受けたインタビューで配信されています。

アニメのオープニング・エンディング曲がいい作品は基本的にいいアニメしかない、と持論を展開し、そのなかでも『僕のヒーローアカデミア』をお気に入りとしてピックアップ。主人公の成長していく姿、そして曲ともに井林選手に刺さったようです。

プロ野球ヤクルトスワローズ所属、そしてWBC日本代表メンバーでもある山田哲人選手。

平成生まれのプロ野球選手として初の最多本塁打受賞、また史上初の本塁打王と盗塁王の同時獲得者と活躍中の山田選手ですが、試合前クラブハウスでグラブを磨きながら『NARUTO』を観るという『ながら見』オタク。

その他『HUNTER×HUNTER』、また『ダイヤのA』などを継続視聴しアニメを移動中、そして就寝前は眠くなるまで絶対に見てしまうという、さりげなく生活スケジュールに鑑賞タイム込みで話すこの形は、オタクのライフパターンです。

子供の頃は『SLAM DUNK』『ドラゴンボール』にハマっていたということで清く正しきジャンプ少年の王道を歩んできたと言っても差しつかえないでしょう。

クラブハウスで『NARUTO』を完走したあとは『鋼の錬金術師』へと進んだ山田選手。運動神経優良オタクとしても突き進んでいるようです。

新日本プロレス所属のプロレスラー“グレート・オー・カーン”こと岡倫之選手。岡選手はアニオタレスラーとして名が知られ、そのなかでも『ラブライブ！』にハマった最強のラブライバー。

2014年全日本サンボ選手権大会で優勝した時にはラブライブ！Tシャツを着用して記念写真。

ラブライブ！のライブイベントに参戦できなかった鬱憤を試合で晴らして優勝するという『オタ活がモチベアップの行動原理』というオタクあるある向上心にあふれた素晴らしいツイートを残しています。

また2015年プロデビュー戦で圧勝するという快挙を報じるニュースにはアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』のタオルを掲げたショットも。たくましいビジュアルと手元の可愛さのギャップに、情報量が多すぎてどこから見て良いのか視線が迷子になりそうです。

また、勝利後のインタビューで何をしたいかと問われると｢帰ってアニメが観たいです｣とブレないコメントをしてました。

その他女子フィギュアスケート・ロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手、元順天堂大学陸上部で箱根駅伝ランナー(現コトブキヤ)・稲田翔威さん等々、アスリートそしてオタクという二足のわらじ化している方々はたくさんいるようです。トレーニングや試合の間にエネルギーとなるオタ活をして、ますます活躍していただきたいですね！

執筆：加藤日奈