櫻井孝宏・津田健次郎・杉田智和etc.吹き替えで意外な役を堪能♥ 人気声優出演の海外ドラマ６選

櫻井孝宏さん、津田健次郎さん、岡本信彦さん、杉田智和さん、宮野真守さん、森久保祥太郎さん。さまざまなアニメ作品で活躍する声優の皆さんですが、実は「海外ドラマ」の吹き替えでも活躍されているのをご存知ですか？

アニメとは一線を画した海外ドラマならではのキャラ設定やアクションなど、普段とは違う演技が聴ける魅力がいっぱい！ 今回は彼らが主演・主要キャストを務める６作品をご紹介いたします♪（2021年5月24日更新）

韓国のWEB漫画を実写ドラマ化した『梨泰院クラス』。Netflix限定配信の吹替版で、主人公・パク・セロイを演じるのは櫻井孝宏さんです。

セロイは正義感が強く、実直な青年……しかし胸に秘めているのは壮大な復讐劇。自身や父親を陥れた大手飲食チェーン「長家（チャンガ）」の牙城を切り崩すべく、小さな居酒屋・タンバムを開店し、立ち向かっていきます。

その姿に惹かれ、セロイの元には男女問わずユニークかつ優秀な人材が集結していくというストーリー。

決して折れない心と信念を持ち、巨悪に立ち向かうセロイを演じる櫻井さんの演技に「櫻井さんの声最高だった」「櫻井さんが震え声再現してて感動」と、絶賛の声が寄せられています！

悪魔に母親を殺されたウィンチェスター兄弟が、全米各地を旅しながら悪霊や悪魔、そしてときには天使たちとも戦い、母の仇を探す……。
ダークファンタジー要素とアクションが一体となったスリリングなドラマですが、家族の絆やギャグシーンも魅力で、15年続いた人気シリーズ作品です。DVD/Blu-rayが販売されているほか、各種配信サービスでも視聴できます。

吹替版では、主人公である弟サムを内田夕夜さん、兄ディーンを東地宏樹さんが演じるほか、シーズン4から登場した天使カスティエルを津田健次郎さんが担当しています。

カスティエルは見た目がおっさんだったり、天使ゆえか天然ボケがひどかったり、ウィンチェスター兄弟を守るために捨て身の行動を取ったり、天使なのに神に暴言を吐いたりと、魅力を挙げれば枚挙に暇がない人気キャラクター。

「カスティエルの声優、津田健次郎なの控えめに言って反則よな」「津田キャス次郎しゃんの天使っぷりはマジ天使」「ツダケンさんのカスティエルかわいい」と、そのハマりっぷりに悶絶している視聴者も続出しています！

全米No.1ヒットを記録した医療ドラマ『グッド・ドクター』。もともとは韓国のドラマであり、日本でも2018年にリメイクされました。

自閉症であり、サヴァン症候群でもある若き外科研修医ショーン・マーフィー（演：フレディ・ハイモア）を岡本さんが演じます。
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天才的な記憶力と驚異的な空間認識能力を持つショーンが持つのは「命を救いたい」という純粋な熱意。差別や偏見を乗り越えて成長し、大病院に旋風を巻き起こしていく物語です。

自閉症でサヴァン症候群という特性から、人との距離感も物事への取り組み方もまったく固定概念とは異なるショーン。その姿が、岡本さんの熱演で鮮やかに浮かび上がります！

視聴者からは「アニメの岡本さんとこんなに演技違うのか……ってゾクッとした」「話が面白いのはもちろんだけど、岡本さんの演技すごすぎて毎回泣かされる」という感想のほか、「観終わるまで岡本さんだって気づかなかった……」という声も。

アニメとはまた違う岡本さんの演技、ぜひ堪能してください♪

『マクガイバー』は、1980年代の人気ドラマ「冒険野郎マクガイバー」のリブート版。秘密組織のエージェントとして豊富な科学知識と機転を駆使し、あらゆるミッションを遂行する主人公・アンガス・マクガイバー／マック（演：ルーカス・ティル）を宮野さんが演じます。

また、マックのバディであるジャック・ダルトン（演：ジョージ・イーズ）は、土田大さんが担当。お二人は宮野さんのアニメ声優デビュー作『真・女神転生Dチルドレン ライト&ダーク』以来、15年ぶりの共演なのだそう！

宮野さんは映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などでも吹き替えを担当されていますが、意外にも海外ドラマシリーズでの主演は初とのこと！

普段は子どもみたいなマックが、身近なものと知識を駆使してピンチを打開していくときのシリアスな姿は最高にカッコいい！ そのギャップを演じる宮野さんの振れ幅に、グッと来ること間違いなしですよ♪

実際に作品を視聴している人からは「宮野ボイスが甘すぎてストーリーに集中できない」「宮野マクガイバー、最高に良い男なんだよね……」「とにかく演技が良すぎて『ここの言い方が！』とかいちいちプレゼンしたくなる（笑）」と、マック演じる宮野さんを絶賛する声が。

また、「マクガイバー、マモがハマりすぎててだんだん本人に見えてくる」という声もありました。たしかに少し、顔立ちが似ているかも……!?

『スコーピオン』は、トータルIQ700の天才はみだしもの集団が、頭脳とテクノロジーを駆使して難事件に挑む犯罪捜査エンターテインメント。

杉田さんは、チーム「スコーピオン」のリーダーでありIQ197の天才ハッカー、ウォルター・オブライエン（演：エリス・ガベル）を担当しています。

頭がいいだけではなく行動力もあり、頼もしいリーダーとして事件解決に貢献するウォルターですが、社会性は限りなく低く、人の気持ちを汲み取るのも苦手。

そんなウォルターの朴とつとした空気や、人とふれあうことで自身のうちに芽生えてくる葛藤、変化などの心の機微をとらえた杉田さんの演技が絶妙なんです！

視聴者からは「スコーピオンの杉田さんほんとハマり役……」「ひょうきんなキャラのイメージあったけど、無機質な天才キャラも最高だわ」「杉田さんの吹き替え、アニメ作品とまた違う魅力あって好きだなあ」と、明るくギャグの多いイメージの杉田さんとはまた違った演技にハマる声が。

いっぽうで、「中村悠一さんがゲストの回があってちょっとソワソワしてしまった（笑）」と、思わぬ共演に驚いたファンの声も見られました（笑）。​

FBIのメンバーが “心理分析（プロファイリング）” を用いて凶悪犯罪に挑む犯罪捜査ミステリー『クリミナル・マインド』。

森久保さんは、プロファイラーチーム「BAU（行動分析課）」の一員で、若き天才博士ドクター・スペンサー・リード（演：マシュー・グレイ・ギュブラー）を演じます。

一度見たものを忘れない映像記憶と速読という特技を持つ、IQ187の天才博士リード。チームで1番若く、メンバーに“若造”といじられながらも、重要な局面で犯人特定につながる活躍を見せる大人気のキャラクターです。

15年という長きに渡って続いた同作は、森久保さんにとっても非常に思い入れの強い作品だそう！ シーズンを追うごとに成長していくリードの変遷がそのまま、森久保さんの演技の変化で見事に表現されています。

視聴者からは「森久保さんのリード、世界一かわいいな」「あんまり吹き替え観ないけど、森久保さんのリードだけはたまらないんだよ……」「小難しいことをイケボで早口でまくしたてる森久保リード最高！」と、リードの特徴的なキャラクターを引き立てる森久保さんの演技にハマってしまった人の声が多数みられました♪

海外作品特有のキャラクター・場面設定や、生身の人間に声をあてる芝居だからこそ、アニメとはまた違った声優の皆さんの演技が観られるという声が多かった海外ドラマ。一度観たら、その演技の違いにハマってしまうかも!?

今回ご紹介したドラマは、各種配信サービスやBS放送、DVD／Blu-rayなどで視聴できます（吹き替え版の有無をご確認ください）。ぜひ一度、ご覧になってみてくださいね！

執筆：森本マリ