『うた☆プリ』企画は大反対された――原作者・上松範康の"アイドル"を生む覚悟

『うた☆プリ』企画は大反対された――原作者・上松範康の"アイドル"を生む覚悟
作詞・作曲家、音楽プロデューサー、そしてアニメの原作者。様々な顔を持つ上松範康さんの著書『アニソン・ゲーム音楽作り 20年の軌跡~上松範康の仕事術~』が2018年4月に上梓されました。水樹奈々さんや宮野真守さんとのエピソードなどが詰め込まれた本書のなかから『うたの☆プリンスさまっ♪』の誕生秘話に注目してご紹介します。
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「頭がおかしくなったのか」と社員の顔に書いてあった

2018年4月20日に上松範康さんの著書『アニソン・ゲーム音楽作り 20年の軌跡~上松範康の仕事術~』(主婦の友社)が上梓されました。

上松さんといえば多数のアニソン・ゲーム音楽を手がけるElements Gardenの代表であり、『うたの☆プリンスさまっ♪』(以下、『うた☆プリ』)や『戦姫絶唱シンフォギア』の生みの親。

もはや二次元界隈の音楽を語る上で、決して抜きにはできない唯一無二の存在となった上松さんですが、本書の中で初めて『うた☆プリ』企画を提案したときのことをこう回想します。

スタッフたちは本当にびっくりしていました。「うちの社長は会議で突然、なにを言い出したんだ?」「ついに仕事のしすぎで頭がおかしくなったのか」と、みんなの顔にそう書いてありました。
(『アニソン・ゲーム音楽作り 20年の軌跡~上松範康の仕事術~』より)

ただでさえ忙しいなか、新たな企画を始めることにマネージャーも困惑。「意味がわからないんですが……」とまで言われたとのこと。

そんな最悪な空気のなか始動した『うた☆プリ』がなぜ多くの人に愛され、第一作の発売から8年が経過した今でも私たちを惹きつけてやまないのか――その理由を『アニソン・ゲーム音楽作り 20年の軌跡~上松範康の仕事術~』から印象的な個所を引用しつつ、探っていきます。
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