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エッセイ漫画家のカワグチマサミです。
小学1年生のリア充な息子と、影が薄めの夫がいます。
頬にほうれい線が刻まれてるけど、心は永遠の乙女。
たまにSNSで「乙女ゲーム大好き!」って衝動的に叫ぶことがあります。
なぜか、フォロワーさんが去っていきます。
「numan」では、思い切り乙女ゲームのことを書いていいとおっしゃっていただいたので、
私と乙女ゲームの話を思う存分書いていきたいと思います。
今回は乙女ゲームとの出会いについて。
みなさんはいつ、どんな場所で、乙女ゲームと出会いましたか?
私は、もうかれこれ20年ほど前になります。
巷では厚底ブーツや腰パンをはいた若者が溢れていました。
当時、私は現役女子高生。
ですが残念ながら、中学生の頃に発症した厨二病を、まだ患っていました。
そんな私がただ一つ夢中になったものは、ゲームでした。
アクションゲーム、パズルゲーム、RPGゲーム…
ジャンルを問わず好きでした。
部活を辞めてしまうほど、大好きでした。
部活中にゲームの絵を描いていたら顧問に怒られて、
それっきりになってしまいました。
なぜなら私はゲームのことを愛していたから。
しかし…
ゲームは私のことを愛してくれませんでした。
「ゲームが好きなのに、ゲームが下手くそ」
という葛藤を抱えて生きていました。
当時、周りの子は、部活に勤しんだり友達とカフェに行ったり
恋人とデートしたりしていていましたが、
私は学校の帰り道に古本屋に立ち寄り、漫画を立ち読みして、面白そうなゲームを探していました。
それがわたしの青春でした。
そして、ある日…
その日も同じように古本屋に立ち寄り、漫画を読んでいました。
漫画も好き。
でもやっぱりゲームは大好き。
「なんだか今日は、いいゲームが見つかる気がする」
と感じた私は、読みかけていた漫画を棚に戻し、
ゲームコーナーに向かいました。
するとそこには、一際目立つパッケージがありました。
それが、私と乙女ゲームとの出会いでした。
【つづく】
「隙あらば乙女ゲームがしたい!」は月1回~2回の不定期連載です。水曜12時ごろに更新予定
※予告なく変更になる場合もございます。
公式ブログ:https://note.mu/kawaguchimasami
公式Twittter:@kawaguchi_game(https://twitter.com/kawaguchi_game)
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