鬼滅から刺客！？『呪術廻戦』最新話がカオスすぎた…！「呪術の世界は鬼滅ブーム」「時空を超えた共演」

週刊少年ジャンプ39号に掲載された『呪術廻戦』第195話「桜島結界(5)」に、突如『鬼滅の刃』のあのグッズが登場し、Twitterでもトレンドに上がるほどの反響を呼んでいます。
作者・芥見下々先生からのコメントにも注目……！　

（※『呪術廻戦』本誌のネタバレを含みます）

前話のラストで直哉たちのいる結界内に突如現れた刀を探す謎の男……大道鋼が刀を探し求めるシーンからスタートした第195話。

「刀ァー！！！」と叫び探し回った末に大道が見つけたのはまさかの「DX日輪刀」！

「DX日輪刀」とは、実際にバンダイから売り出されているアニメ『鬼滅の刃』のおもちゃです。

“水の呼吸”と“ヒノカミ神楽”のエフェクトを再現した刀身に付け替えて遊べる刀型の玩具になっており、水の呼吸の型のセリフや効果音をはじめ、作中に登場する50種の音が収録されています。

刀を探し求めた果てに大道がありついたのは「壱ノ型！！水面斬り！！ザパァー！！」と音声を発するDX日輪刀。なんともシュールな、綺麗な出オチとなりました。

ちなみに、『鬼滅の刃』が一世を風靡し、DX日輪刀が発売されたのは2020年のこと。『呪術廻戦』の舞台は2018年なので、まだDX日輪刀は存在しないはず……。

これについては、ジャンプの巻末コメントで作者の芥見下々先生が「優しい皆は作中の時間とDX日輪刀の販売時期を照らし合わせたりはしないよね」とコメントしており、時空を超えてまでもDX 日輪刀を登場させたかった様子……！

実はこれにとどまらず、後半では『鬼滅の刃』の煉獄杏寿郎お馴染みの「よもや」が飛び出したり、第194話では「命を燃やせ」のセリフも描かれており、芥見先生の遊び心を伺うことができます。

そんなカオスな状況に読者からは、「時空を捻じ曲げた作品の共演に感動しましたww」「そういうのはロボコの領分だろ」「これは笑うしかない」「DX日輪刀に絶望したおじさんが真木同意の元、真依を寝取るギャグ漫画と化しています。何を言っているかわかりますか？私はわかりません」「“よもや”も狙ってるだろ」「“命を燃やせ”の答え合わせのように炭治郎のDX日輪刀出してくるの笑っちゃう」「今までで一番カオス」と爆笑から混乱の声まで多くの反応が集まっています。

また、「呪術の世界線では鬼滅の刃アニメやってた……ってコト！？」「京都校で加茂くんとかメカ丸あたりが他のキャラ達から「煉獄さんに声似てるよね」「猪突猛進って言ってみて」とか言われてる可能性が出てきた」と、『呪術廻戦』の世界で放送されるアニメ『鬼滅の刃』に思いを馳せる人も。

『鬼滅の刃』がそこかしこに香った第195話でしたが、実はそれ以外の作品のパロディも登場していました。

「6Vメタモン出ねぇなぁ」と嘆く子供はどうやら『ポケモン』のゲームで遊んでいるよう。

そして、東京を目指し「東……つまり“右だな”」と方向音痴を発揮する三代六十四はまるで『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ。
一方でDX日輪刀を捨て新たな刀を手にし「妖刀か……！！」「刀が剣士を選ぶか？」と迫真の表情でつぶやく大道もまたゾロっぽさがありました。

Twitterでも「急に鬼滅の刃が出るわメタモンが出るわw」「ゾロの影入れられたみたいなおじさんとゾロみたいな方向音痴の河童と、今週めちゃくちゃだなもうw」「呪術の世界は鬼滅もポケモンも流行ってるんだな」などの声があがり、『鬼滅の刃』のみならずさまざまな小ネタが読者を楽しませてくれました。

混沌極まる『呪術廻戦』本誌、次週も引き続き見逃せません！

（執筆：まりも）