『テニスの王子様』作者・許斐剛へ送られた『テニミュ』チームからの激励動画が話題に。ファンからも応援メッセージ続々「オタクの寿命を差し上げて不老不死にしたい」

『テニスの王子様』『新テニスの王子様』の作者として知られるマンガ家の許斐剛氏が2月26日（日）、車椅子生活を余儀なくされていることをTwitter上で明かしました。そんな許斐先生へ、ミュージカル『テニスの王子様』チームが送ったという激励動画も公開され、ファンからはあたたかいメッセージが続々と寄せられています。

テニスの名門中学校で全国制覇を目指す主人公・越前リョーマを中心に中学テニスの世界が描かれる『テニスの王子様』。1999年に連載開始、2008年からは新シリーズとなる『新テニスの王子様』の連載がスタート。ミュージカル版『テニスの王子様』、通称『テニミュ』は公演開始から20年を超え愛され続け、数々の有名俳優を輩出している2.5次元舞台の金字塔です。

そんな大人気作品の原作者である許斐先生が自身のTwitterで現在の体調について綴り、現在歩行困難で車椅子生活を余儀なくされており、『テニミュ』も観劇できない状態であることを明かしました。

また、同ツイートでは『テニミュ』チームから送られてきたという激励動画も公開。動画にはモザイクがかけられていますが、キャスト・スタッフと思われる数十人が集い、「先生〜！」と許斐先生へ応援の声を届ける様子が収められています。

許斐先生への愛が垣間見える『テニミュ』チームからの動画に「感動で涙が……」「あたたかいチームですね」「先生が生み出されたテニスの王子様、そこに関わる全ての方々と世界が大好きです」「素敵な動画をありがとうございます」と感激の声が。

さらにツイートのリプライには、かつて『テニミュ』で千石清純を演じた和田正人さん、井上守を演じた北代高士さんからもお見舞いメッセージが寄せられています。

許斐先生は、昨年末に行われた「ジャンプフェスタ2023」の『新テニ』ステージへの出演欠席を報告する際に以前から内臓系の病気を患っていると綴っていましたが、今回自身で歩行できないほどの容体になっていることに、ファンからは驚く声が上がるとともに、許斐先生の身体を気遣い、とにかく休んでほしいという激励のメッセージが数えきれないほど届いています。

「子供の頃からテニプリや許斐先生に沢山ハッピーをもらって辛い時も踏ん張ってこれました」「許斐先生、２１年前からずっとテニスの王子様を愛し続けている男です！」など、長く作品を愛するファンからのメッセージも続々。
「ホンマに一生テニプリ描いてて欲しいから今は体調回復に専念して下さいな」「たくさんのジャンルでテニプリに触れられるこの環境こそが許斐先生が作り上げたハッピーメディアなんだ　だからしっかり休んでください」「ファンのためを想って、ぜひ休んでほしい。先生の漫画が大好きだけど、もっともっと許斐先生のことが大好きなんだよ、何よりも先生が大切なんだから」とあたたかい声が寄せられています。

そのほかにも、SNSでは「テニプリオタクの寿命1年ずつ許斐先生に差し上げて不老不死にしたいところ」「私のポイント全部使っていいから許斐先生の身体を治してほしい」など、ユーモアを交えつつも許斐先生の一刻も早い回復を願うつぶやきが見られ、たとえ作品の更新が止まってもとにかく元気でいてほしいというファンの切なる思いが滲んでいます。一刻も早く回復されることを祈りたいですね。