永田聖一朗&加藤将の”絆と信頼”、小早川俊輔の飄々とした魅力|舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』ゲネプロレポート

永田聖一朗&加藤将の”絆と信頼”、小早川俊輔の飄々とした魅力|舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』ゲネプロレポート

田中芳樹原作のベストセラーSF小説『銀河英雄伝説』(以下、『銀英伝』)。その新・舞台シリーズとなる『銀河英雄伝説 Die Neue These』が2018年10月25日より開幕! 今回はその開幕に先駆けて行なわれた公開ゲネプロの様子をレポートいたします。

数千年後の未来。宇宙空間に進出した人類は専制政治の”銀河帝国”と民主主義の”自由惑星同盟”に分かれ長らく戦いを続けていた。

そして宇宙歴8世紀末、二人の天才――“常勝の天才”ラインハルト・ラインハルト・ミューゼル/ローエングラム(永田聖一朗さん)と“不敗の魔術師”ヤン・ウェンリー(小早川俊輔さん)の登場により歴史は大きく動くことに……。

帝国軍と同盟軍、対峙する2人の”天才”

舞台の第一幕は、そんな宿命のライバルとなる二人、ラインハルトとヤンが初めて相対した“アスターテ会戦”から幕を開けます。

”アスターテ星域”で発生したこの戦いは、数で勝る同盟軍が帝国軍を包囲し勝利すると予測された戦い。しかし、同盟軍は帝国側の艦隊指揮官であるラインハルトの策により優勢を覆され、一転して窮地に陥ることに。

勝利を確信するラインハルト。そこに指揮官負傷により同盟軍の艦隊指揮を引き継いだヤンが立ちはだかり……。

舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』ゲネプロレポート1

この章の見どころはなんといっても帝国軍と同盟軍による迫力の戦闘シーン! 

舞台上の大スクリーンには壮大な宇宙、そして、その宇宙を戦場とする艦隊戦が大迫力の音声と共に映し出され、まるで宇宙空間にいるかのような広がりを演出、客席の人々を『銀英伝』の世界へと引き込みます。

また、戦闘メインの章とはいえ、本作の大きな魅力とされる“人間ドラマ”も濃密に展開されていき、舞台上では刻々と変化する戦況とあわせて、人々の思惑が代わる代わる交錯していきます。

帝国側では、永田さん演じるラインハルトが古参の将から若さゆえに裏で侮られる中、確固たる意志と自信を持って指揮し、周囲を見返していく様は痛快!  

同時に、そんな泰然としたラインハルトが家族同然の腹心・ジークフリード・キルヒアイス(加藤将さん)にだけ見せる心を許した表情など、信頼しあう二人の絆には思わずドキリとさせられます……!

舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』ゲネプロレポート2

一方の同盟側の主役、小早川さん演じるヤンは、上官である艦隊司令官に冷遇されながらも、非凡な策略家としての才を発揮し帝国軍の動きを予測。

苦境の中でも時にはユーモラスに、時には飄々と「心配するな。私の命令に従えば助かる」、「負けはしない」と味方を鼓舞する姿は、カリスマ性あふれるラインハルトとはまた違った指揮官としての、人間としての魅力を見せてくれます。

第一幕目から緊迫した戦闘から始まる本舞台ですが、『銀英伝』の世界観や主役となるラインハルトやヤンがどういったキャラクターなのかがキャスト陣の熱演により感じ取れます。長い歴史を持つ本作ですが、“初『銀英伝』”の人もグッと世界に引き込まれるはずです。

舞台版で語られる新たな“絆”

第二、第三幕で描かれるのは、帝国側と同盟側、貴族社会による腐敗や衆愚政治など両陣営が抱える背景とともに、登場人物たちの関係性や思いなど、より深くキャラクターを掘り下げていきます。

舞台『銀河英雄伝説 Die Neue These』ゲネプロレポート3

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