黒羽麻璃央、髙木俊の絵を上から評価!?『サクセス荘２』ふりかえり上映会、独占レポート【前編】

ファン待望の２期として放送中の『テレビ演劇サクセス荘２』（以下、『サクセス荘２』）では、和田雅成さん、高橋健介さん、髙木俊さん、黒羽麻璃央さん、有澤樟太郎さん、荒牧慶彦さん、定本楓馬さん、玉城裕規さん、寺山武志さんに、新キャストのspiさん、小西詠斗さんが加わった11名が出演しています。

そして、１期でも大好評だったイベント「ふりかえり上映会」が開催！　8月22日（土）に生配信されたイベントでは、ユッキー役の髙木俊さん、ケント役の黒羽麻璃央さん、虎次郎役のspiさん、ムーさん役の玉城裕規さんが第1回の放送を振り返るとともに、お絵かき伝言ゲームにも挑戦しました。

このイベント模様を、numanだけの独占ショット＆レポートでお届けします♪

『テレビ演劇サクセス荘２』8月22日オンラインイベント01

▲写真左から、ユッキー役の髙木俊さん、ケント役の黒羽麻璃央さん、虎次郎役のspiさん、ムーさん役の玉城裕規さん

INDEX

「２期で一番成長したのはアンテナ」

自己紹介から始まったオープニングトークでは、イベント時点では第7回までが放送されていた『サクセス荘２』について、まずは１期から出演する髙木さんが「新メンバーふたりの“演歌歌手”と“マジシャン”というキャラクターは、どの回にも使われていて……羨ましいなぁという目で見ています。ユッキーの夢の、“南極料理人”って使いづらいんじゃないの!?（笑）」とこぼし、早くも笑いが溢れる雰囲気に。

また“１期から２期で成長した人は？”との質問には、玉城さんが「有澤の樟ちゃん！　ただ成長というよりは、１期では役が定まっていないという話もチラホラあり……（笑）。今回は伸び伸びやっているなと、微笑ましく見ています！」とアンテナ役の有澤さんの名前を挙げ、1期からのキャスト同士のチームワークを覗かせます。

ここで今回のイベント後半では、前回のオンラインイベントで行われた「お絵かき伝言ゲーム」にもリベンジ挑戦との予告が！
前回はリレーがうまく繋がらず、その原因のひとりとされたspiさんは、「前回は俺のせいで、みたいな流れになったじゃないですか！」と不安な表情を覗かせますが、髙木さん＆玉城さんからは「今日はゴーちゃん（和田雅成さん）がいないから大丈夫！」という声も（笑）。

一方、今回がゲーム初参加となる黒羽さんは、その意気込みを聞かれると「いや、漫画家なんで。絵は得意分野ですよ！」と自信満々。「よく言うよ！」と周囲の笑い声も聞こえる中、果たして漫画家・ケントを演じる黒羽さんの実力は……!?

『テレビ演劇サクセス荘２』8月22日オンラインイベント02

▲虎次郎役のspiさん

虎次郎＆ケニーが初登場！第１回をふりかえり上映

キャスト副音声つきの「ふりかえり上映会」では、虎次郎（spiさん）＆ケニー（小西詠斗さん）が初登場となった第１回『招かれざる男とサクセス！』を上映。

まずは１期からお馴染みの住人による掛け合いが続く中、のちの初登場シーンに備えてセットの裏に待機していたというspiさんは、「この時、ガチガチですよ！　心臓が口から出るかと思った（笑）」と緊張に震えていたそうで、「１期からのキャストはみんなリラックスして演じていて、すごくイヤだった！（笑）　ケニーは最後しか出てこないから、俺だけひとりでガチガチになっていて……」と、不安な心境を振り返ります。

そしていよいよ、壁を突き破って現れた虎次郎の初登場シーンでは、映像を見守るキャストたちも「やべーな！（笑）」とその勢いに改めて大爆笑！
豪快な突入ぶりを、玉城さんが「間がベスト！　分かっていても本当にビックリする（笑）」と褒めたたえると、spiさんも「自分では見られないから、こんな風になっていたんだ（笑）」と興味津々です。

その一方、第１回の劇中では次々と新キャラクターのイラストを発表していた黒羽さんは、「台本には“はとゴリラを描いてください”とだけ書いてあって、実際に本番中に僕が描いています」と話し、実はこのイラストも演じながらの“本番一発勝負”だったそう！
玉城さんも「お手本とかないんだ!?」と驚いたように、“はとゴリラ”“巨大だるま２号”“キングゴリラ”などの珍キャラクターの姿は、台本に書かれている名前から黒羽さんが即興で生み出していたことが明かされます。

その後も、第１回の映像をエンディングまで見守った４人は、虎次郎の夢が“演歌歌手”と明かされるとともに披露された歌声を絶賛したり、第１回の終盤で虎次郎の衣装箱から登場したケニーに「かわいいな～！」と声援を送ったりと、『サクセス荘２』の楽しさに大盛り上がりでした。

ますます個性豊かに、チャップの狂犬ぶりもパワーアップ！

『テレビ演劇サクセス荘２』8月22日オンラインイベント03

▲ケント役の黒羽麻璃央さん

上映後のトークでも、やはり第１回収録でのspiさんの緊張ぶりが話題に。

黒羽さんが「収録の朝、（spiさんの）顔色おかしかったもん（笑）」と笑う一方で、spiさんは「普段は台本を持ちながら何日間も稽古をしているのに、今回はほぼ初めましてで、一緒に練習ができる相手もおらず……なのに、みんなはすごくリラックスしていて！」と、１期からのキャストたちの和やかな様子が、かえってプレッシャーになっていたそう。
その後もspiさんは「セリフも全部覚えていかないと、俺のせいでチームワークを崩したくないな、と思って！」と、第１回収録の思い出を語るほどに語気が強くなり、その姿には髙木さんから「怒ってる？」と声がかかるほど（笑）。

また、時にはユッキーを中心にキツい姿を見せ、“サクセス荘の狂犬”と称される性格となった２期でのチャップ（定本楓馬さん）が話題にあがると、黒羽さんが「なんで彼はああなってしまったんでしょう（笑）」と首をかしげるとともに、髙木さんも「本人は本当にかわいい子なのに、役作りであんな風になってしまって（笑）」とコメント。

素顔の定本さんとはギャップのある姿へとパワーアップしたチャップについて、spiさんも「チャップがなんか持った時は、“あっ、（武器を）持った！”と思って怖くなるよね（笑）」と頷き、笑いを起こしていました。

髙木俊先生の超人気マンガ『鬼殺しの刃物』制作秘話

続いてのコーナーでは、『ユッキーの部屋』と題して『サクセス荘２』の裏側を徹底解剖！

まずは劇中で、ユッキーが読んでいた超人気マンガ『鬼殺しの刃物』について、コミックスの実物を取り出した髙木さん。すると「この表紙、僕が描いたんですよ！　よく見て、作者のところに“髙木俊”って書いてあるでしょ」と作者名を示し、ほかキャストも「えっ、マジだ！」とビックリ！

黒羽さんが１期で描いたキャラクター“はなお”が劇画タッチとなって描かれているイラストに、黒羽さんも「はなおのゾウさんぶりがもっとリアルになっちゃった（笑）」と驚きを見せますが、実はこの表紙には幻のもう１枚があったそうで……。

小道具用の表紙イラストを依頼されたという髙木さんが、「最初は別のキャラクターで描いたんですが、とある理由でボツになってしまって。今日はその、ボツになった絵があります！」と公開すると、一目で某人気マンガを連想してしまう完成度のイラストに、ほかキャストも「これはダメだ！（笑）」「しっかり怒られるヤツだ（笑）」と大爆笑！
髙木さんの画力が高いあまりにモチーフの作品に似すぎてしまい、ボツとなったため“はなお”をモデルに描き直したことが語られます。

『テレビ演劇サクセス荘２』8月22日オンラインイベント04

▲ユッキー役の髙木俊さん

ここで“はなお”の作者であり、漫画家志望・ケント役の黒羽さんは、髙木さんの作品について「まぁ、いい線いってるかな」と、上から目線での評価をコメント（笑）。
ならばケントの絵も１期から一挙に振り返ってみよう、ということで過去の作品が披露されます。

ケントの独創性あふれるイラストに、ほか3人からは「ヒドイ！（笑）」と爆笑交じりのツッコミが飛びますが、黒羽さんは「やめてください！　これでもはなおのグッズ、売れたんですから！（笑）」と、Tシャツ・メモ帳と奇跡のグッズ化がされた実績を猛アピール！
２期で披露したイラストについても、黒羽さんが「またいつの間にかグッズになるかもしれない（笑）」と話す一方で、どうも納得がいかない様子の髙木さんは「俺が描いた方をグッズにしてほしい（笑）」とこぼしていました。

虎次郎のアドリブに「ミュージカル俳優が出ちゃってる！」

続いてのトークでは、第２回『呼ばれて飛び出てサクセス！』と、第３回『モーニング・ルーティーンでサクセス！』からアドリブシーンをチェック。

第２回では、箱に取り込まれてしまったヒッピ（寺山武志さん）が、何を聞いても「ハコ～」としか答えられなくなった際の掛け合いがアドリブだったそう。
さらに箱の中で“収録時間が短くなっているので、アドリブで延ばさなくてはいけない”と知った寺山さんが、さりげなく箱の外にいる髙木さんにも伝える様子など、オンエアされたカメラには写っていない別アングルの映像も公開に。
これも“本番一発勝負”ならではの、キャスト同士の連携が垣間見える貴重な裏側です。

『テレビ演劇サクセス荘２』8月22日オンラインイベント05

▲ムーさん役の玉城裕規さん

そして第３回では、“ムーさんがなくした水晶と、虎次郎が持っていたサーターアンダギーが入れ替わってしまう”という展開から、サーターアンダギーがなくなった悲しみを情感たっぷりに虎次郎が歌い上げる……という、spiさんの歌によるアドリブをピックアップ。
spiさんは「急に“歌で延ばして”と言われて、状況にフィットした『レ・ミゼラブル』風にして……（笑）」と振り返りますが、黒羽さんからは「演歌歌手でしょ!?　ミュージカル俳優が出ちゃってるじゃん！（笑）」と鋭いツッコミが飛び、一同も大笑いでした。

レポートの後編では珍解答続出の「お絵かき伝言ゲーム」を写真満載でお届け！
■玉城裕規「我々は自由にやりすぎていた」spiも反省！『サクセス荘２』ふりかえり上映会、独占レポート【後編】