numan編集部
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大ヒット映画『キセキ-あの日のソビト-』を原作とした、生歌と生バンドで紡ぎ出される“キセキ”の物語から、稽古場の様子をレポートします。
メインキャスト5人(崎山つばささん、立石俊樹さん、太田将熙さん、岸本勇太さん、里中将道さん)によるインタビューも♪
INDEX
音楽活動がレコード会社の目に留まり、メジャーデビューのきっかけを掴んだJINは、父の猛反対を押し切り家を飛び出し夢を追いかけます。
一方、弟のHIDEは医大を目指すも浪人してしまい、母親の言葉をきっかけに歯科医師を目指し歯科大を受験することに。
入学した歯科大で、同じく歯医者を目指すnavi(太田将熙さん)、92(岸本勇太さん)、SOH(里中将道さん)と音楽活動を開始し「グリーンボーイズ」を結成したHIDEは、オリジナル曲を制作し兄のJINに曲のアレンジを依頼します。
その頃、レコード会社に言われるがままの音楽と、自分のつくりたい音楽に悩んでいた兄・JINは、弟たちのデモテープを聴いたことで思いを新たに。音楽を楽しむその歌声と才能に魅了され、彼らに自分の夢を託そうと思うのですが、医大生としての勉強と音楽の両立は一筋縄ではいかず……。
一方、夢に挫折した兄・JINは、父親や弟、そしてGReeeeNメンバーに対し強い言葉を放つシーンも。
崎山さんの緊迫した演技と、立石さんを筆頭としたGReeeeNメンバーのほんわかした空気感の差は、ぜひ現場で感じてほしいです。
学生時代の試験勉強や、男子大学生らしいテンションが飾らないお芝居で演じられ、等身大のGReeeeNなのも見どころで、いくつ追試になったかをひとりずつ発表するシーンや、ノートのシーンなどにも注目!
歌を聴いているとこちらまで元気になれる温かくまっすぐな舞台、そしてこの曲ができるまでの彼らの悩みや葛藤を知ることで、音楽がさらに深みを増していきます。
崎山つばさ(以下、崎山) 「せーの」で言ってみる? 全員揃ったらすごいじゃん。せーの!
全員 ○×△◎□!(バラバラの曲名を回答)
崎山 全然バラバラじゃん(笑)。
岸本勇太(以下、岸本) 俺は「遥か」!
立石俊樹(以下、立石) 「キセキ」。
崎山 「歩み」が好き。
太田将熙(以下、太田) 「キセキ」か「愛唄」かな。
里中将道(以下、里中) 「遥か」ですね。
岸本 「遥か」は上京してきたときに新幹線の中で聴いていた曲で、エモエモです。
里中 僕は卒業のときにグラウンドのベンチに座っていたら「遥か」が流れてきて。卒業を祝ってもらっているみたいで、泣きそうになった思い出があって。
崎山 俊樹は何で? 「キセキ」が新幹線の中で流れてきたの?
立石 それふたりの思い出が混ざってるじゃん!(笑)
「キセキ」は学生時代の通学中の思い出の曲。母親が車で送迎してくれてたんですけど、車のなかでPVがよく流れていて。PVの学生の姿と自分が重なって見えて、それが思い出深いです。つばさくんは?
崎山 「歩み」は前奏のヴァイオリンがめちゃめちゃ好きで、そこだけめっちゃループして聴いていたくらい。
立石 歌に入る前にループしちゃうの!?(笑)
岸本 そんなわけなかろうが!(笑)
崎山 (前奏の鼻歌を披露)それくらい本当に好きだったの。あとジャケットも印象に残っていて好きなんだよね。学生のとき新幹線から降りて、送迎が来て、そうしたらどこからともなくPVが流れてきて……。
全員 また混ざってる!(笑)
太田 「愛唄」はね、昔ダウンロードしてずっと聴いていた思い出があるので。今この作品の稽古をしていて改めて「キセキ」っていい曲だなと思ったのもあって、「愛唄」からの「キセキ」になりました。
立石 僕は、毎日いっぱい笑っていること。
太田 つばさくんは? JINさんってクールな人だから稽古中はあんまり笑ってないじゃないですか。
崎山 いやいや、マスクの下ですごいニヤニヤしている(笑)。
太田 JINプロデューサーから見た僕らは?
崎山 稽古の最初の頃に比べると、最近はGReeeeNキャストの4人が楽しそうで。それがすごく嬉しいし、さみしい気持ちもある。
全員 (笑)。
崎山 休憩中も4人でコンビニ行ったりしてるじゃん。僕は誘われていないな……って。
太田 いやいやいや!
立石 誘ってましたよ!(笑)
崎山 (笑)。でもそういう4人の雰囲気はすごくいいなって。稽古場を明るくしてくれているのは、間違いなくGReeeeNの4人だって思います。
岸本 たしかに仲はめちゃくちゃいいよね。
太田 昨日も深夜にグループLINEが動いていて。本当にくだらない話をしてるだけなんですけど……。でもきっと、実際のGReeeeNさんたちも学生時代にこういう経験してきてると思うから、稽古以外の部分の関係値が自然と稽古でも出るようになってきているなって思います。
太田 ありましたありました!
崎山 それが全然面白くない(笑)。
全員 (大笑)。
崎山 面白くはないんだけど、逆にそこが良かったと思う。
太田 逆にJINさんのシーンでいうと、JINさんがGReeeeNのプロデューサーとして心境を打ち明けるシーンが僕はすごく刺さってます。僕らのことを思ってくれているのが伝わってきて。
崎山 やめろよ~ちょっとやりにくくなるだろ~(照れ笑)。
里中 僕らの仲の良さは、みんなが言う「うちら仲いいよね~」レベルじゃないってことは言っておきます!
全員 (笑)。
太田 個人的にGReeeeNっぽいなって思ったのは、稽古の時間が取れない時とかに、勇太くんが「時間取れないから空き時間でやっちゃうか」って声をかけてくれて、4人で自主練してた感じなんかもすごくGReeeeNっぽいなって思います。
立石 稽古場以外でも、けっこう色々生まれたよね。
里中 もうちょっと待ってください(笑)。
全員 間違いない!(笑)
太田 僕ら本当に仲がいいので、単純に仲がいい男の子たちの日常を垣間見てもらいつつ、音楽と医者との間で葛藤しているGReeeeNの一面が見える作品でもあります。GReeeeNさんファンはもちろん、楽曲は知っていてもGReeeeNのことをよく知らないという人にも楽しんでもらえる作品になっていると思います。
岸本 やることはたくさんですけど、僕らが頑張って前へ進む姿を見て明日からも頑張ろうって思ってもらえるようにしたいし、僕ら自身も楽しみたいと思います。
全員 (笑)。
崎山 最後がパワープレイなまとめ方だけど、そこがいいね(笑)。
この舞台で僕らの声を聴いてもらって、僕らが作る“道”に皆さんを導いて、舞台として“キセキ”が起きればいいなと思っています。
全員 おお~!
崎山 ……そういう感じです!
4人 パワープレイだ!(笑)
【東京公演】
2021年10月22日(金)~11月7日(日)
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
【大阪公演】
2021年11月11日(木)~11月12日(金)
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
【CAS】
JIN役:崎山つばさ
HIDE役:立石俊樹
navi役:太田将熙
92役:岸本勇太
SOH役:里中将道
売野役:大石敦士
結衣役:朝倉ふゆな
珠美役:遠山景織子
誠一役:羽場裕一
ダンサー(五十音順):荒川湧太、宇田川太雅、加藤木風舞、武中隆之介
【STAFF】
原作:映画『キセキ -あの日のソビト-』
脚本・演出:吉谷晃太朗
音楽:tak
振付:伊藤今人(梅棒)
美術:土岐 研一
照明:加藤学(ブルーモーメント)
音響:谷井貞仁(ステージオフィス)
ヘアメイク:西村裕司(earch)
衣装:高山良昭(ヒカリトカゲ)
歌唱指導:水野里香
演出助手:國重直也
現場制作:アンデム
舞台監督:林和宏(H9plus)
制作:ポリゴンマジック
主催:音楽劇キセキ製作委員会
【公式サイト】
https://kisekistage.com
【公式Twitter】
@kisekistage
©音楽劇キセキ製作委員会
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