numan編集部
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平安時代を舞台に、夜ごと人々を襲う鬼たちと、 それを討伐せんとする人間たちをめぐるストーリーを軸に、 『抱かれたい男1位に脅されています。』の西條高人演じる“経若”と、 綾木千広演じる“繁貞”、二人の宿命の物語が描かれます。
今回は、ゲネプロ前に行なわれた囲み会見のレポートをお届け! 経若役・陳内将さん、繁貞役・菊池修司さんらのコメントをご覧ください♪
INDEX
陳内将さん(以下、陳内)
何もなかった稽古場から、皆さんのお力添えで照明や音楽や舞台セットが入り場当たりが終わった今『ああ、これが(演出の)町田さんが創りたかった世界なんだ』という事を実感しました。原作中で“紅葉鬼”が描かれるのは数シーンしかないなかで、プロデューサー、演出の町田さん、脚本の葛木さん、皆で一つの台本を創り上げてくださいました。ふだんの2.5次元作品とはまた違った、一つのオリジナルストレート作品を皆で創り上げられたと思います。
360℃客席に囲まれたこの舞台でも、お客様とともに一緒に(世界観を)創れたら良いなと思います。『舞台紅葉鬼ってどんなものだろう』と思う原作ファンの皆様やそれ以外の方々にも、観終えたあと『これが紅葉鬼だったんだ』と言って頂きたいですし、自信を持って演じます。
菊池修司さん(以下、菊池)
『お客様に楽しんで頂きたい』という思いでもがき苦しんだり、全力をこめてこの1ヶ月稽古をしてきました。
この作品はまず先生が描いて下さった原作があり、アニメがあり、その両方で一度は“魂が宿った”ものを僕らがまたやらせて頂けることは、なかなかないことだと思っています。
僕はそれを強みと考えていて、原作ファンの方々にもまた別のベクトルで『僕らが創る“紅葉鬼”はこういうものです』とやらせて頂けることにワクワクしています。
お客様はもちろん、本当に色々な方々の力をお借りしながらこうして今、舞台に立てることが嬉しく、その感謝を込めて繁貞を演じます。
360℃が見えるこの舞台は色々な表情が見えると思います。演出家の町田さんを筆頭に、皆でこの一ヶ月ひとつひとつ創り上げて形になったものに、ひとつも嘘はないと僕は考えています。ケガなく安全第一で『お客様にお届けしたい』という、強い志で初日を迎えようと思っています!
陳内
(菊池さんと2016年舞台『露出狂』以来)三年ぶりに共演しても、「あっ!ちゃんじんさん♡」(陳内さん)というような人なつっこいところは変わってなくて安心しました(笑)。
殺陣も時代劇も今回が初めてとのことでしたが、日に日にたくましくなる繁貞(菊池さん)を見て嬉しくなり、『俺も頑張ろう』と思えた存在です。
菊池
当時はトリプルキャストで別の組でしたので、舞台上でご一緒することはなかったのですが、稽古場で台本の読み方、役作りといった基礎の部分を陳内さんはじめ先輩方に教えて頂きました。それが僕にとって本当に糧になっているので、陳内さんの目に映る僕は三年前より成長していたら良いなと思っています!
陳内
原作で何シーンか“紅葉鬼”の経若としての場面が描かれていますが、今回の誰も見たことのない戯曲を観た上でも、原作ファンの方々から『ああ、あのシーンの経若だけど違うよね』とならないよう、どっちにも振りきり過ぎない、形だけから入らないように気をつけました。
菊池
原作の方にリスペクトを持ちつつも、何も言わずとも僕らは意思疎通があり魂が繋がっているような状態だったので、僕らが出来る僕らなりのストレートのお芝居をしよう、目の前で起きることに素直に反応して素直にお芝居をしよう、とやってきました。
初めの頃は原作の“経若”と“繁貞”をまず大事にしながら、そのあとは目の前に起きることを素直にぶつけ合いました。
陳内
舞台『紅葉鬼』を楽しみにされている方は多くいらっしゃると思いますが、僕らも本当に初日を楽しみにしております。登場人物一人一人が、クライマックスにかけて本当に大事な存在で、誰一人欠けてはならないキャラクターです。
殺陣衆も、本当に危険なことも派手なこともやってくれていますし、見えないところでも僕らに力を貸してくれています。この舞台『紅葉鬼』、お待たせしましたが、きっと観たあとは「待ってて良かった」と思ってもらえる作品になっています。
胸を張ってお届けする、これが、僕らの紅葉鬼です。よろしくお願いいたします。
また、菊池さんの印象については「本当にまっすぐな演技をします。心のまま、感情のままに演技をするので見ていて演じる役のまま、ピッタリなので素晴らしいなあ、と思って見ていました」
陳内さんについては「役にピッタリ。包容力がすごいです。台本を読んで深いところまで考えて演技しています。菊池くんも考えてまっすぐ(演技を)出してくるし、本当にこの二人は“経若”と“繁貞”にピッタリだと感じます。二人とも笑顔が可愛いし(笑)、初めての演出作品がこの二人と出来て本当に光栄だと感じています」と絶賛!
陳内さんと菊池さん、そして町田さんの言葉からは、舞台『紅葉鬼』が本当にキャストとスタッフ全員で、全力で完成させた作品だということが伝わってきました。
そして以前お伝えしたとおり、7日7日の千穐楽公演はDMM.comでライブ配信されることも決定。そして2019年12月25日にはBlu-ray&DVDの発売も!
この“リアル舞台”が果たしてどのようなものに仕上げられているのか、ぜひ皆様の目でお確かめください。
■発売日 2019年12月25日(水)
■形態 Blu-ray DVD
■価格 Blu-ray 9,800円(税抜) DVD 8,800円(税抜)
■仕様 本編DISC2枚組 (本編DISC+特典DISC)
【特典DVD】バックステージ映像、メイキングなど収録予定。
【封入特典】特製ブックレット
【アニメイト限定セットも販売!】
さらに特典DISCがもう1枚ついた、「アニメイト限定セット」も発売!
Blu-ray 10,300円(税抜) DVD 9,300円(税抜)
発売:アニプレックス 販売:ソニー・ミュージックソリューションズ
◆キャスト
<西條高人/経若(つねわか)>陳内将
<綾木千広/繁貞(しげさだ)>菊池修司
<帝(みかど)>山﨑晶吾
<伊賀(いが)>中村太郎
<頼正(よりまさ)>鐘ヶ江洸
<熊武(くまたけ)>髙木俊
<呉葉(くれは)>小野川晶
<おまん>鎌田英怜奈
<殺陣衆>細川晃弘、白崎誠也、久田悠貴、坂本和基、福田圭佑、榮桃太郎
<摩爬(するは)>富田翔
<維茂(これもち)>今井靖彦
◆スタッフ
<原作>桜日梯子「抱かれたい男1位に脅されています。」(月刊マガジンビーボーイ連載/リブレ刊)
<演出>町田慎吾
<脚本>葛木英
<殺陣>六本木康弘
<音楽>TAKA(狂奏カルマ)
<美術>中村友美
<音響>ヨシモトシンヤ(sacrasound)
<照明>田中徹(テイク・ワン)
<映像>川崎貴司(T.K.C)
<衣裳>木村春子(花桃ワードローブ)
<ヘアメイク>茂木美緒、工藤聡美、杉浦なおこ、嘉山花子
<演出補佐>小寺利光
<演出助手>矢本翼子
<演出部>加藤唯、和田悠、福澤汐莉
<小道具>小山内ひかり、枦山兼
<舞台監督>横川奈保子
<技術監督>寅川英司
<宣伝写真>宮坂浩見
<宣伝美術>圓岡淳
<制作>トライフルエンターテインメント
<主催>アニプレックス/ネルケプランニング/トライフルエンターテインメント/イープラス
◆舞台公式サイト: https://kouyouki.com/
◆舞台公式Twitter: https://twitter.com/kouyouki_b
◆公演に関するお問合せ:
トライフルエンターテインメント info@trifle-stage.com
◆チケットに関するお問合せ:
イープラス 0570-06-9919(10:00~18:00)
©DO1PROJECT/舞台「紅葉鬼」製作委員会
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