杉江大志×玉城裕規×松田凌が魅せる…『WORKS』展レポート！衣装、写真、映像で想いを紡ぐ

2020年2月18日（火）から2月23日（日）まで、恵比寿「HIROSHIGE　GALLERY」にて開催されている『WORKS』。ある日突然現れた公式アカウントによって知った方も多いのではないでしょうか。

公式アカウントで明かされていたのは、杉江大志さん、玉城裕規さん、松田凌さんがモデルであり、「costume」を伊藤摩美さん、「photographer」を山内洋枝さんが手がけること、そして「videographer」 として山口ヒロキさんが参加するという情報と開催期間のみ。

ミステリアスな本展示を気になっていた人も多いのでは？　そこで今回は『WORKS』のレポートをお届けします。

地下1階にあるギャラリーへ続く階段を降りてすぐ、目に入ったのは衣装たち。天井から吊るされた衣装が飾ってあり、衣装のラフスケッチには意味深な単語が……。

額装された写真には杉江さん、玉城さん、松田さんがそれぞれの衣装を身にまとった写真が飾られています。これらは撮影前、まず本人たちからイメージをつくるためのヒントをもらい、そこから着想を得て衣装、写真、映像を作り上げていったのだそう。

イメージを具現化した衣装が作られ、身に纏った３人が全身で表現をし、カメラマンがその一瞬を切り取る。そして映像で紡ぎだす。
会場に一歩足を踏み入れた瞬間、クリエイターたちの溢れ出す想いが伝わってくるようでした。

壁一面に展示されているのは、3人が舞台でみせる表情とは異なる写真。

いつもは優しい笑顔で明るい印象を与える杉江さんですが、幻想的な雰囲気に包まれダークさを感じさせる写真も。椅子に座って微笑みながらこちらを見つめる玉城さんを一言で表すなら妖艶。松田さんの写真からは子供の無垢さと大人の色気を感じさせ、じっとこちらを見つめる瞳に引き込まれそうになります。

もっとも目立ったのは、黒い衣装を身にまとった三人の写真です。

実は同じ衣装を撮影順に、それぞれ魅せたいイメージで作りかえていったそう。素材を足したり、丈の長さを変えたりと、それぞれに合わせて作られたことがラフからも伝わります。展示には松田さんが着用したバージョンが飾られていますが、写真やラフをよく見ることで、どこをどのように変えたのかわかるかもしれません。

また、会場では映像も展示。3分に凝縮された映像はまるで映画のワンシーンかのよう。
映像だからこそ伝わる“動き”はまた別の感情を思い起こさせます。

そして会場にはグッズも！　フォトブック（4000円）や映像が封入されたBlu-ray（2000円）とDVD（1500円）も。

フォトブックは額装に飾られてないものも含まれた豪華写真集、Blu-ray &DVDには30秒のディザー映像と3分の本編も含まれている1枚となっています。

多くを語らない『WORKS』、作品に正解はなく、見た人が感じたことをそのまま大事にしてほしいというのが唯一の願いなのだそう。

ぜひ現地へ足を運んでみて、モデル、コスチューム、フォトグラファー、ビデオグラファーといった、あらゆるクリエイターの愛を感じとってください。

『WORKS』

model :  
杉江大志
玉城裕規
松田  凌
(五十音順)

Photographer :  山内 洋枝
Costume : 伊藤 摩美

Hair & Makeup：
SAYAKA〈杉江〉
泉脇 崇(Lomalia)〈玉城〉
松田 蓉子〈松田〉

videographer : 山口 ヒロキ

【会場】
HIROSHIGE　GALLERY  
〒150−0022     渋谷区恵比寿南2丁目10−4  ART CUBE EBIS  B1F

【スケジュール】
2020 年2月18日（火）～2月23日（日）

【入場料】
¥500（税別）入れ替えチケット制

◆詳細はWORKS  Twitterアカウントにて
@WORKS0000（https://twitter.com/WORKS0000）
https://twitter.com/works0000/status/1211799130273505280?s=21