numan編集部
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その続編となる今作では、注目の新キャストとして朱雀役に木津つばささん、青龍役に榎木智一さん、雪菜役に田上真里奈さん、そして左京役に荒木健太朗さん、“戸愚呂兄弟”こと戸愚呂弟役に片山浩憲さん、戸愚呂兄役に中河内雅貴さんが登場!
雪村螢子役の未来さん、ぼたん役の平田裕香さん、幻海役のエリザベス・マリーさんら初演からの続投キャストとともに、幽助たちの新たな戦いが描かれていきます。
INDEX
前作同様、原作&アニメファンにはたまらないOPテーマとともに、次々と現れる幽助・桑原・蔵馬・飛影らメインキャラクターたち……が、イイところでコエンマ(荒木宏文さん)が!? どうやら今作も、コエンマが彼らの活躍を振り返る形で物語は進んでいくようです。
そこへ幽助の師匠となる幻海(エリザベス・マリーさん)も登場、その修行の模様が描かれるのかと思いきや……。
テンポよく、かつコミカルに展開する修行シーンを経て、場面は幽助が桑原(郷本直也さん)とともに、「霊界探偵」として霊界の案内人・ぼたん(平田裕香さん)から新たな指令を受けるシーンへと移っていきます。
この4人が揃い、四聖獣と対峙するまでの場面だけでも、幽助や飛影にライバル心を覗かせる桑原や、蔵馬の実力は認めている様子の飛影など、それぞれのキャラクターや関係性がバッチリと伝わる掛け合いが!
その中でも、前作では冷酷な一面を露にしていた飛影が見せる変化など、徐々にチームとしての絆が生まれつつある幽助・桑原・蔵馬・飛影の会話にも注目です。
まずは初戦、岩の様に大きく堅い肉体を自由に切り離しながら襲いかかる玄武との戦いでは、ローズウィップを華麗に操る蔵馬(鈴木拡樹さん)が先陣を切ります。
予想外の攻撃を繰り出す敵の前にも、余裕と冷静さを失わずに応戦する蔵馬。
原作でも人気の高い美形キャラクターらしく、その美しさが存分に発揮される戦いぶりはまさにオンステージ! プロジェクションマッピングによって舞台上に現れる玄武を相手に、気品と芯の強さが滲む立ち振る舞いでも観客を魅了してみせます。
なんとこの対戦シーンでは、桑原役の郷本さんが“ほぼ一人芝居”とも言うべき表現で熱戦を展開! そのアナログかつ、役者の力量を信頼しているからこそ託されたとも思える表現は、演じる郷本さん本人も、ゲネプロ後のキャストコメントにて「役者人生で一番のプレッシャーを感じています」と語ったほどの挑戦的なシーンとなっています。
戦いの全てを一人で見せつつ語りあげる郷本さんの熱演、そして新たな力をつけ成長した桑原の熱さが重なる、今作でも屈指の名シーンとして必見です!
その戦いの目前には、仲間にも非道な姿を見せた青龍に対し、飛影が不快感を滲ませる場面も……。ここでも、飛影がこれまでには持ち得なかった“仲間”というものへの意識が変わりつつあることが示されています。
そして青龍に向かい、高速で剣を振う飛影。しかしその姿はあまりにも速く、観客には捉えることが不可能!?
が、そんなところも舞台『幽☆遊☆白書』なら、コエンマがしっかりと「巻き戻し」&「コマ送り」でサポート!
コエンマのリモコン操作&解説によって、恐るべき速さで一瞬のうちに何撃も繰り出されている飛影の剣技をたっぷり堪能できてしまう、心ニクい演出となっています。前作でもその殺陣の量と速さで観客を圧倒した橋本さんが繰り広げる、その動きをご堪能あれ。
四聖獣の中でも実力者であり、妖気をまとった雷を放つ「暗黒雷迅拳」を操る朱雀(木津つばささん)は、なんと7人に分裂! その全てが分身ではなく実体であるという7体が同時に放つ、必殺技「七獄暗黒雷光波」で幽助を追い込みます。
自身だけではなく、螢子やぼたんの命運をもかかった極限状況の中、追い詰められた幽助が見せる覚悟とは……。
強い想いによって、またひとつ新たな壁を打ち破っていく幽助の成長ぶりが、崎山さんの真っ直ぐな眼差しを通して観客の心にも伝わります。
こうして、四者四様の戦いに挑んだ幽助たち一行。
四聖獣を打破し、魔回虫の脅威から人間界を救うことはできるのでしょうか。
その涙が「氷泪石」と呼ばれる宝石として高い価値を持つ、という氷女の特徴ゆえに、垂金という人間に監禁されている雪菜。
そこへ垂金が雇った闇ブローカー・戸愚呂兄弟が、雪菜の感情をあおり、涙を流せるために現れます。
原作・アニメファンにとって戸愚呂兄弟といえば、大柄な戸愚呂弟(片山浩憲さん)の肩に、小柄な戸愚呂兄(中河内雅貴さん)が腰をかけた姿が浮かびますが、舞台上でもその期待を裏切らない姿での登場に!!
そして自身の筋肉をパーセンテージで段階的に強化し、その力で相手をねじ伏せる戸愚呂弟は、冷静さが見える佇まいとあわせて片山さんが強者らしいオーラを発揮。
雪菜の元へと辿り着いた幽助・桑原との戦いでも、どこか一筋縄ではいかない雰囲気を漂わせます。
緊張感あふれる戦闘シーンの合間には、観客がクスッと笑って一息つけるような、なんとも脱力系なコエンマの日常シーンももちろん健在!
今作では演出家の一人としても名を連ねる荒木宏文さんが、トレードマークのおしゃぶりをくわえたコエンマとして、舞台上の緩急すら自在に操りながら楽しませてくれます。
そして「暗黒武術会」の存在を知った幽助が、桑原・蔵馬・飛影とともに“最強の助っ人”を迎える終盤では、次回作への期待感も最高潮へ!
第3弾へと続くであろう、舞台『幽☆遊☆白書』の物語をこれからもお楽しみに。
■桑原和真 役・郷本直也さん
「本当にみんなの念願が叶って、実際にこの場に立てることになって、心から嬉しく思います。今回の作品は、物語の続編ということで色んな戦いが見られると思います。その中でも、僕、桑原和真としての一番の見せ所は、まず前半。なかなかの課題を演出家3人から与えられまして、僕の役者人生の中でも結構上位に入ると言うか、もはや一番かな、というプレッシャーを感じています。
物語としては雪菜さんも登場するということで、桑原としての物語もどんどん膨れ上がっていきますし、僕個人としても色んな挑戦だと思っています。
皆さん本当に、最後まで僕たちが走り抜けられるよう応援していてください。そして何よりも、ご観劇いただける皆様は楽しんじゃってください! 目一杯、演劇を楽しんじゃってください!」
■蔵馬 役・鈴木拡樹さん
「今回、またこうして舞台『幽☆遊☆白書』ができたことを本当に嬉しく思います!
今回はですね、前回と比べても、少年マンガ独特の熱量と、舞台だからこそできる熱量っていうのがうまく組み合わさった、最高の作品に仕上がっているんじゃないかなと自負しています。
この作品が皆様のもとに、安全に届くことを願っています! お楽しみください。」
■演出/コエンマ 役・荒木宏文さん
「今回僕は、演出家としても参加しています。このコロナ禍で作品を作るという時に、僕たちの中で共通してあったものは、“どうしてもやりたい演劇”。“演出家だけではなく出ているキャストも演劇がやりたい”、“どんな演劇がやりたいのか”、そこを考えた上で作品を作っていきました。
キャストはすごく豪華で、実力もある方たちがたくさん集まっているんですが、その方たちにですら課題を与えて、常にチャレンジしてもらう環境下で、作品をどう盛り上げていくのか、模索しながら作っていった作品です。ですので舞台演劇として、隅々まで楽しんでいただける作品になっていると思います。
見どころとしては、本当に一連を通してみていただきたいなと思います。
前回同様、アナログ的な舞台表現と、最新技術を駆使した表現、そしてそれを織り交ぜたハイブリッドな表現、それは舞台『幽☆遊☆白書』の色として今回もたくさん取り入れていますので、その演出効果はもちろんですが、今回役者1人1人が表現をする上で課題をもってチャレンジしているところが隅々にあるので、それをこぼさないように見ていただけたら幸いです。
ぜひ、『幽☆遊☆白書』の応援をよろしくお願いします。」
公式サイト: http://officeendless.com/sp/yuhaku/
公式ツイッター:https://twitter.com/yuhaku_stage
ハッシュタグ「#舞台幽白」
©舞台「幽☆遊☆白書」其の弐製作委員会
©Yoshihiro Togashi 1990年-1994年
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