numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
本記事では、小川大知役を演じる曽田陵介さんにインタビュー。
等々力乙役の臼田あさ美さん、本郷係長役の阿部進之介さんとの撮影エピソードや、曽田さんにとっての「尊い」シチュエーション、「目の毒すぎる」ものも教えていただきました。
INDEX
お話をいただいて、まずは原作を読ませてもらったんですが、最初はボーイズラブ作品なのかと思っていたんです。でも、原作を読んでいくうちに「これはちょっと違うな」と感じまして。
この作品では、主人公の乙さんが職場にいるふたりの男性に「尊い!」とキュンキュンしているんですが、女性からはそういう見え方もするんだなと思いましたし、その女性からの視点で物語が進んでいくドラマというのも、新鮮で楽しそうだなと思いました。
男の人同士の近い距離感にキュンとするのは、やっぱり女性ならではの視点なのかな~と思っていたんですけど、実際には僕もキュンキュンしちゃいました(笑)。男性キャラのノリ自体は男子校に近いのかなって思うんですけど、そんなちょっとした仕草や掛け合いも、「女性からはこう見られているんだ」って少し意識するようになりましたね(笑)。
――曽田さんにとっては何でもない仕草でも、実はキュンとするポイントだったりする、という発見が。
そうなんです! 本郷係長役の阿部進之介さんともお話ししたんですけど、例えば飲み物を飲むときに利き手を使わず、逆の手で手首を返して飲むとかでも、かっこよく見えるらしいんです。すごく勉強になりますね(笑)。
大知は本郷係長のことをとても尊敬しているんですが、その本郷係長との距離が近くて。それは、ただ仲がいいだけの距離感ではない気がするんですよね。でも、恋愛感情とも少し違うような……うーん、なんて言えばいいのかな? 先輩への尊敬はもちろんありつつも、人としても好きな気持ちが滲み出てしまうような役だと思っています。
――乙の「推し」同士である本郷係長とは、職場の先輩・後輩以上の近さもあるんですね。
あと大知は、職場の仲間を持ち前の明るさで引っ張っていくような人柄でもありますし、狙っているキュンではないんですけど、ふとしたところに萌えポイントがあるキャラクターだと思うので、そこも見ていただけたら嬉しいです。
結構、自分と似ているかもしれないです! 大知は多分、基本的に人を嫌いになることがないキャラクターだと思うんですけど、僕も意外に誰とでも話せるタイプですし、撮影現場での僕と阿部さんとの関係も、すごく役柄と近いなって感じていて。阿部さんはお芝居の面でも大先輩なんですが、すごく面倒見が良くて、僕は素でも本郷係長みたいな感じだと思っているので、阿部さんのことは大知目線で見ちゃっていますね。
――阿部さんと仲良くなりたいな、じゃれ合いたいな、という部分でも、役柄には共感できそうですね。
というかすでに、現場ではじゃれ合っています!(笑) 阿部さんが結構「うぇ~い」と積極的に絡んできてくださるので、僕も「やめてくださいよ~!」みたいなノリで。そういうところは、作品でのふたりの関係にも似ているんじゃないかなって思います。
本当に気さくに話しかけてくだいますし、すごくイジってくれます(笑)。僕は、一文字所長役の岩谷健司さんとはひとつ前の作品でもご一緒させていただいたので、今回も仲良くお話しているんですよ。それで僕が岩谷さんのことをイジったりもしているんですけど、そんな僕のことを臼田さんがさらにツッコんでくれたりして。壁を作らずに接してくださって、すごくお話ししやすい方だなって思います。
――今回の共演者は年上の方ばかりかと思いますが、キャスト内でもかわいがってもらっている実感はありますか?
それはありますね! 僕が感じていいのかは分からないですけど、“みんなの弟”みたいな(笑)。職場の後輩感がリアルに出ているので、そこはありがたいです。
どうなんでしょう? まずイジられますけどね(笑)。でも、僕自身は後輩の立場でいられる方が気を遣わないというか、素直に頼ろうと思えるタイプです。今回のように周りに先輩方が多くいらっしゃると、自分の後輩っぽさは強く感じますね。
本当に明るくて、笑いが絶えない現場といいますか! やっぱり現場によっては、正直ちょっとピリつくこともあるじゃないですか?(笑) でも、この現場は朝からずっと撮影していても、みんなニッコニコなんですよね。すごく楽しく撮影させてもらっています。
――今回は先輩方にかわいがられて、撮影現場も楽しく過ごせていそうですね。
まず、職場という設定はあまり演じた経験がなかったので、そこでどう見せるのかはひとつのポイントだな、と。あと、“どう見せたら「尊い」っていうことになるんだろう”というのと、本郷係長との関係性も、ただの先輩後輩じゃなくて、もっと色んな感情を見せながら物語が進んでいくようにしたいので……結構、難しい役だなと感じています。
――撮影現場では、周りの方々からアドバイスをもらうこともありますか?
たくさんあります。それこそ、阿部さんもたくさんアドバイスをくださいますし、監督やプロデューサーさんもすごく言葉をかけてくださるので、「なるほど」と思うことがたくさんありますし、意見としてすごくありがたいです。
この前、めちゃくちゃキメ顔を見せるシーンがあって。実はそのために、家でもウインクをすごく練習していったんですよ! それがちゃんとキマって、たくさん褒めてもらえたのが嬉しかったです(笑)。
自分ではあんまり言えないですけど、ありがたいことに周りの評判がすごく良くて……ぜひ、このシーンは配信でも楽しみにご覧いただけたら!
――今スタッフの方々から、「曽田さんのウインクに、現場では監督もキュンとしていました」という声が聞こえました(笑)。
アハハ! このシーンは、阿部さんにも「これは告知とかでも擦り倒されるよ~!」って、めっちゃイジられました! でも本番後のプレイバックを見たときに、自分でも「これはイケたな」って思いました(笑)。
この間、駅でOLさんが携帯を見ていたんですよ。それがすごく険しい形相で、「何を悩んでいたんだろう?」と思って……その普段は見ることのない表情に、キュンとしました! でも、この話を撮影現場でもしたら「ヤバ~!」って言われて(笑)。
――確かに、険しい顔にキュンとするというのはちょっと特殊なような(笑)。
でも、怒っているような顔を見られることってあんまりないじゃないですか!? 周りの目が気にならないくらい無防備な瞬間にキュンとした、ということで(笑)。
これも駅での話なんですけど(笑)、駅の改札とかで、たまにハグしている人たちがいません? ああいうの、めっちゃ見ちゃうんです(笑)。きっとデートの別れ際とかなんでしょうけど、儚さがあるというか、勝手に「うわ~! 頑張れ~!」って気持ちになります。
――つまり曽田さんは、駅で人間観察をするのがお好きなんですか?(笑)
はい(笑)。僕、駅ではそういう見知らぬ人のドラマによく遭遇するんですよ! ひとりが泣いていたりしたら、別れ際なんだろうなと思ってちょっと切なくなったり、笑顔なら良いことがあったのかなと嬉しくなったり、いろんな想像をしています。
今探していて、「推し」募集中なんです! 僕、あんまりライブに行ったりした経験がないんですけど、テレビでもアーティストやアイドルの方を見ていて「カッコいい!」と思ったりはするので、その中でもこれぞ、という自分の「推し」を見つけたいんです。ぜひ、皆さんのオススメを教えてほしいです。
――皆さんの「推し」を布教してほしい、と! ちなみに、アーティストやアイドルなどの「推し」以外にも、なにか夢中になっている趣味や、食べ物の「推し」はありますか?
食べ物の「推し」は、ペペロンチーノと餃子です! もう、ニンニクは入れたら入れただけうまいですからね!(笑)
ボーイズラブ=男性同士の恋愛メインの作品が多いと思うんですけど、この作品は少し違って、リアルな職場での男性同士の無邪気な掛け合いに、不意にキュンとする瞬間がたくさん描かれています。主人公が女性なので、その視点でもすごく楽しんでいただけると思いますし、キャストの皆さんもすごく面白い芝居をされています。たくさんキュンキュンして、今年の“キュンキュン納め”をしてください!
舞台は、北海道、胆振(いぶり)地方の営業所。
経理事務の仕事に就く等々力乙(臼田あさ美)。
仕事は真面目に正確に、がポリシーで表情を表に出さない彼女が一変したのは、職場に推しができたから。
しぶユル系イケメガネの本郷係長(阿部進之介)とフレッシュさ全開の輝く笑顔が眩しい小川大知(曽田陵介)が無邪気にじゃれあう姿は尊すぎてもはや“目の毒”。
遠くから見守る乙は身悶え、昇天。
個性豊かな職場の仲間を巻き込んで、高揚感と多幸感に満ちる乙の日々が続いていく……。
スタッフ
原作: ma2「目の毒すぎる職場のふたり」(クリエコミックス刊)
脚本:ニシオカ・ト・ニール 音楽:福廣 秀一朗 制作:佐藤 貴博
プロデューサー: 枝見 洋子(AX-ON)岡宅 真由美(アバンズゲート)
演出:鯨岡 弘識(AX-ON)
制作プロダクション:AX-ON
製作著作:日本テレビ ©️NTV
作品公式ページ
https://www.ntv.co.jp/menodoku/
ドラマ公式Twitter&TikTokアカウント
@menodoku_Hulu
Hulu配信サイト
https://www.hulu.jp/menodoku
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