numan編集部
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”鬼祭”といえば、女性向け恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で』に登場する「鬼の一族」にスポットを当て、2017年に初開催されたイベント。
今回3年半ぶりとなる『遙か二十年《鬼》祭』は、オンラインでの配信と同時に新型コロナウイルス感染症拡大後はじめての有観客公演でもあります。
客席から聞こえる拍手の音に、配信視聴者の皆さんからは感動の声もあがりました。
置鮎龍太郎さんをはじめとする「鬼の一族」のキャストと共に、関 智一さん(森村天真役)、井上和彦さん(橘 友雅役)ら八葉のキャストも登場した昼公演の模様をレポートします!
INDEX
置鮎龍太郎さん(アクラム役)は、真っ赤な地に蜘蛛の糸と大輪の華が描かれた艶やかな衣装に、金髪ロングというアクラムそのままの姿で登場。
浅川 悠さん(セフル役)も、金髪に青いカラコン、和柄のお衣装でセフルを彷彿とさせます。
同じく、川村万梨阿さん(シリン役)も、シリンをイメージしたお衣装を披露。
他にも、石井康嗣さん(イクティダール役)、桑島法子さん(ラン役)と、「鬼の一族」のキャストが勢揃い。
そして関智一さん(森村天真役)、井上和彦さん(橘 友雅役)が加わり、出演者がすべて揃ったところで、最初のコーナーは『パラレルドラマ「ぱられる遙か幼稚園~アクラム先生奮闘記・その1~」』。
⇒次ページ:アクラム先生の活躍は?
その様子にヤキモチを焼くシリン(川村さん)とアクラム先生の仮面が気になる天真(関さん)は、アクラム先生の仮面を外そうと水鉄砲で攻撃を仕掛けます。
びしょびしょになってしまったアクラム先生ですが、それよりもランは絵本が濡れてしまったことに怒り怨霊を呼んでしまいます。
「地の青龍のバカァーーーーーーーッ!」と爆発を起こすランですが、爆風でもアクラム先生の仮面は外れず。
嘆く天真とシリンに、自ら仮面を取ってみせるアクラム先生。仮面の下の眩い美貌にシリンは「一生ついていきます!」とメロメロ♥天真は「なんだ、ただのイケメンかよ」とぼやくのでした(笑)。
『ライヴコーナー ~side 八葉~』では、『空蝉の恋』(橘 友雅)を井上さんが、『オオカミの涙』(森村天真)を関さんが披露しました。
どちらの曲も約20年前の楽曲ですが、色褪せない名曲の魅力に客席も視聴者もうっとり。
このコーナー、正解を握る置鮎さんに皆さんの揺さぶりが集中(笑)。
「黒?白?」「強い?弱い?」「大きい?小さい?」といった質問から「置鮎さん誰書いた?」といった意表を突くものまで厳しい追求の波をかいくぐり、置鮎さんの出した答えは「白龍の神子」。「襲われる側になりたい」と仰っていました(笑)。
第2問は「アクラムの一番好きなところはどこ?」。
「仮面」「黒麒麟」「金髪」と視聴者もそれぞれコメントする中、井上さんの回答は「笑い声」。確かにアクラムといえば高笑いが印象的ですが、実際置鮎さんは台本に書いていなくても高笑いをするそうです。
置鮎さんが出した正解はなんと「人望」。「これだけ部下に慕われるのは人望あってこそ」との理由だそうです。
最後のお題は【匿名Eさん】から。
「私と一緒に司会をしてくれそうな八葉、もしくは鬼は誰だと思いますか?」との質問です。
匿名と書いてはあるのですが、スクリーンに映し出されたシルエットから、すぐに永泉(保志総一朗さん)だと分かった皆さん(笑)。バレバレです。
そこから永泉役の保志総一朗さんと一緒に司会をしてくれそうなキャスト、ということで皆さん考え始めます。
この問題、置鮎さんが選んだのは「三木眞一郎さん」だったのですが、出演者の皆さんが考えた回答とその理由がとっても面白いので、気になる方はぜひアーカイヴ配信で確認してみてくださいね♪
(アーカイヴは、2021年4月11日(日)23:59まで視聴可能です。視聴券の発売は2021年4月10日(土)23:59まで)
アクラムにランの世話を命じられ、京の街へ出てきたセフル。
金髪に碧眼というその見た目から目障りだと人々に石を投げられ、せっかく手に入れた食料さえも駄目にされてしまいます。
「卑怯で馬鹿な人間どもめ……」怒りに駆られたセフルは、イクティダールの静止もきかず怨霊を呼び出そうとします。
「騒ぎを大きくしても意味はない」と言うイクティダールに、「言われっぱなしで我慢できるか!」と一層怒りを募らせるセフル。
そこへ偶然通りかかった友雅が仲裁に入り「こういう時はさっさと逃げなさい」とセフルを諭します。
けれど「なぜ逃げなきゃいけないんだ! お前ら馬鹿な人間どもが勝手に鬼を迫害しているくせに!」と反発するセフル。
「僕が悪いっていうのか!? 子ども扱いして、簡単に逃げろなんて。僕を憐れんで気分がいいか!?」と叫ぶセフルに、「それこそ付き合うだけ無駄じゃないのかい、馬鹿な人間どもに。ならばすぐに逃げたほうが利口じゃないのかな」と体裁よい考え方を示す友雅。
「お前に何が分かる! ……僕が何をしたっていうんだ!」抑えきれない怒りのままセフルはその場を走り去ります。
人と異なる見た目というだけで虐げられてしまうという不条理、理解してもらえない悔しさ、怒りに真正面からぶつかっていくセフルの心情が胸に迫るシーンに、「セフルがつらすぎる」「可哀想」と視聴者のコメントが溢れます。
さらに「友雅の意見もありだよね」「セフルの言いたいことも分かる」「鬼視点で観るドラマ切ない」とも。
後に友雅は、神子とのやり取りを通してあの時の自分は間違っていたと気付きます。
嫌だと思うことにわざわざ向き合う必要など無い、むしろ暑苦しくて無駄なことだと思っていた友雅。
「役目が嫌なら逃げてしまえばいい」と言った友雅に神子は「簡単に逃げろなんて言わないでください」と怒ります。その言葉と「簡単に逃げろなんて」と怒りに満ちたセフルの言葉が重なり「あの鬼の少年には、逃げることのほうが何倍も苦痛だったのだ」と、逃げることでもっと大切なものを失うのだと理解した友雅。
改めて大切なことに気づかせてくれた神子へ感謝を述べるのでした。
まずは『氷炎の薔薇の不幸』(シリン)を川村さんが披露しました。
アクラムへの報われない想いを伝えるような切なく儚い楽曲を艷やかに歌い上げます。
間奏で手から放たれる蜘蛛の糸の演出も素敵です。
ちらりと映し出された客席の様子に、視聴者の皆さんも「盛り上がってる!」「客席あるの嬉しい」といったコメントも見られました。
『遙か』シリーズの歴史を感じさせる懐かしい初期曲の登場や、胸を打つドラマ、新たな新曲の披露などあっという間のイベントでした。
終演後のアナウンスは、天真(関さん)と友雅(井上さん)が担当だったのですが……関さんによる【匿名Eさん】のモノマネが(笑)。
こちらも、ぜひアーカイヴで確認してみてくださいね!
○日程:2021年4月4日(日)※昼夜2公演
○会場:神奈川県民ホール大ホール
○出演者(敬称略):
<鬼の一族>
置鮎龍太郎(アクラム役)
石井康嗣(イクティダール役)
川村万梨阿(シリン役)
浅川 悠(セフル役)
桑島法子(ラン役)
<八葉>
関 智一(森村天真役)
井上和彦(橘 友雅役)
○チケット販売(配信):
【Streaming+】
・プレミアム視聴券(特典グッズ付) ※数量限定
・視聴券
4 月 10 日(土)23:59 まで
※以下の説明をご理解の上、チケットをご購入ください。
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide/qa
■視聴・配信に関するお問い合わせ
https://eplus.jp/sf/guide/streamingplus-userguide/qa
〇配信の視聴期間: 各公演開演時間~2021 年 4 月 11 日(日)23:59 まで
○撮影:大山雅夫
○公式サイト:https://www.gamecity.ne.jp/event/2021/h20_oni/
○公式Twitter:https://twitter.com/neoroma_event
ミニキャライラスト/船鬼一夫 イラスト・キャラクターデザイン/水野十子
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