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オープニングよりも先に披露された1曲目は、そんな月森 蓮の『ROMANCE』。高校を卒業し、少し大人になった月森の切ない”愛のカタチ”を谷山さんが切なく歌い上げました。
オープニングは、15周年ということで”15”からカウントダウンが始まり、キャストが次々登場。アドリブやトークで公演時間を延ばすことに定評がある岸尾だいすけさんは「時間厳守で頑張ります!」と自虐(笑)。
内田夕夜さんは恒例の「コルダの世界におかえりー!」「ただいまー!」のコール&レスポンスで会場の空気を温めました。
最後は新曲『OCTAVE~奇跡の鐘を鳴らそう~』の歌詞、「Join us!」に合わせてキャストが片手を斜め上に伸ばして戦隊もののような決めポーズ。
仲のいい”コルダファミリー”の絆をオープニングから見せてくれました。
1曲目は柚木梓馬(岸尾だいすけさん)で『Black&White』。冒頭の歌詞から「お前のその態度、虐めたくなるね」とブラック柚木節が全開、曲調もロックという異色の1曲です。サングラスをしてノリノリで歌い上げた岸尾さん、投稿者の”sakana”さんとかけて、最後は「ありがフィッシュ!」と挨拶をして、会場の笑いをもっていきました。
2曲目、榊 大地(内田夕夜さん)の『May Be True』は”可愛い”を連呼する歌詞があり、女の子としての自信をくれる大切な曲です、というエピソードが寄せられました。フルサイズでの歌唱ということで内田さんは「今日は”可愛い”だけじゃないよ?」とイントロで前振り、2番では”素敵な”も連呼してくれました!
3曲目は水嶋悠人(水橋かおりさん)、七海宗介(増田ゆきさん)のデュエットソングで『Waterside Harmony』。七海の「逃げたりしない」、ハルの「守りたい」という言葉に、後輩2人の曲ながらドキッとしてしまう楽曲です、というエピソードが寄せられました。
ここでMCの伊藤健太郎さんと内田夕夜さんが登場! 全部で600件近く寄せられたファンの方々からの思い出エピソードの一部を紹介していきます。
中でも盛り上がったのは、至誠館高校のテーマソング『GREEN FOREST GREEN』を聴きながら勉強し、仙台の公務員試験に現役で合格したというエピソード。「大好きな至誠館の皆様が住む街をより良い街にしていけるように頑張ります」という力強いメッセージに伊藤さん、内田さんも感動! ぜひ至誠館オンリーイベントを仙台で開催したい、と意気込みました。
最後に伊藤さん自身の思い出の曲が披露されました。選ばれた楽曲は土浦梁太郎の『TOMORROW』、以前イベントで伊藤さんが弾き語りで披露した楽曲です。伊藤さんは当時の思い出を噛みしめるように、時折田中和音さんのピアノ演奏の様子を見つめながら、しっとりと歌い上げました。
1曲目は動物園デートを思わせる志水桂一(福山 潤さん)の『Fairy Humming』。「可愛い動物たちがお昼寝していますね」といった歌詞もあり、ほのぼのしたかわいらしい楽曲です。
2曲目は水嶋悠人の『花ノ守』。緊張した面持ちの水橋さんでしたが、真摯なハルの気持ちをまっすぐに歌い上げ、最後には少し照れたように会場に手を振り一礼。
3曲目は衛藤桐也(日野 聡さん)でヒロインと過ごす初めてのクリスマスを歌った『First Noel』でした。フルサイズで聴くと、より衛藤がヒロインに会いに行くまでの”はやる気持ち”が伝わってきます。2か月遅れになりましたが、冬に聴けて幸せなデートソングでした。
さらにインストメドレーで不動翔麻の『FIREWORKS NIGHT』、芹沢 睦の『ESCORT』 が奏でられ、美しいヴァイオリン、ピアノ、トランペットの調べに酔いしれました。動物園、海辺、クリスマス、花火にティータイム……コルダの”デートソング“にこれだけのバリエーションがあることにも驚きのコーナーでした。
間に入った柚木に勝負をもちかけられ、負けられない4人。勝負内容は「音に対するお題を出し合い、再現度が高い方が勝ち」というもの。
冥加VS土浦では、冥加が「踏切の音」を、土浦は「カエルの鳴き声」をそれぞれお題として出し、ピアノの田中さん、ヴァイオリンの日高隼人さんがそれぞれの音を見事に再現します。少し低いカエルの鳴き声でしたが、冥加曰く「ウシガエルだ。」とのことでした(笑)。
月森VS響也では、8年後では世界的ヴァイオリニストになっている月森を前に、「月森 蓮にリクエストとかマジか……。」と響也が恐縮しまくり。しかしお互いに妥協はせず、響也は「花火の音」、月森は「救急車の音(ドップラー効果あり)」をリクエスト、それぞれ見事にヴァイオリンで再現されます。
ジャッジを任された柚木は「今日の夕食は中華で!」と笑顔で喧嘩両成敗。鶴の一声に振り回されることになった4人は、中華鍋を買うためにBPを稼ぐことになるのでした。
2曲目は志水桂一の『Hear in Heaven』で、まさに冥界から天界へ来たかのような空気の変わりようでした(笑)。『Fairy Humming』に続き、志水の曲を歌っているときは少し目を細めてふわりと笑う福山さんが印象的です。
3曲目はしっとりとした八木沢雪広(伊藤健太郎さん)の『River~想いは満ちて~』。メロディラインは穏やかですが、「愛しています、約束します、必ず大切にすると」と歌詞の内容はじんわり熱いのが八木沢部長らしいです。
4曲目の東金千秋(谷山紀章さん)『G.L.A.M.O.R.O.U.S.』では、谷山さんが赤いバラが描かれたシャツに衣裳チェンジして登場し、会場のボルテージは最高潮に! 挑発しながらもヒロインの”華”を咲かせようとする東金のキャラクターソング、会場を煽りながら歌う谷山さんが流石の貫録を見せつけました。
緩急の激しいキャラクターソングパート、一口に”ラブラブ”といっても色々な愛のカタチがあることを思い知りました。
ピアノ演奏の田中さんからは「どんなにいい木材やコンクリートがあっても、設計図がないと家は建たないのと同じで、これだけいい演奏者が集まっても楽譜がないといい演奏は出来ないんです。何が言いたいかというと、実は楽譜のアレンジは私がやっております(笑)」とちゃっかりとアピールがあり、キャストと客席も大爆笑! 素晴らしい演奏は勿論のこと、どんどんとトークスキルまで上がっていく演奏者の皆さんも印象的でした。
キャストからは、フルサイズで楽曲を披露した感想や緊張、新曲についてのコメントが改めて語られました。
伊藤さんからは、「『OCTAVE~奇跡の鐘を鳴らそう~』の歌詞に”Join us(ジョイナス)!”という歌詞がありますが、横浜の駅ビルに同じ名前の場所があり、さすがは聖地・横浜だと思いました(笑)。仙台も横浜も活性化させていきましょう!」というコメントがあり、福山さんからは「カフェ”Happy Time”とかもあるんじゃない!?」とツッコミも入りました。
日野さんからは「いつかフルメンバーでライヴイベントが出来たら嬉しいです」という言葉があり、会場からは大きな拍手が。谷山さんも「意外なことにコルダ初のライヴイベントでした。日野くんの言う通り、フルメンバーでまたやりたいと思っています」と語りました。
最後はアンコールに応え、全員で『JOYFUL』を合唱! コルダ初のライヴイベントは最後まで音楽の祝福に包まれながら、笑顔で終幕となりました。
撮影/大山雅夫
執筆/通崎千穂(@tsu_otometsu)
■DATA
『ネオロマンス❤ライヴ コルダ☆SONGS』 | |
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公演日程 | 2019年2月23日(土)・24日(日) 〈昼の部〉13:00開場 13:30開演 〈夜の部〉17:30開場 18:00開演 |
会場 | パシフィコ横浜 国立大ホール |
キャスト | 谷山紀章 伊藤健太郎 福山 潤 森田成一 ※両日夜公演のみ 岸尾だいすけ ※2/24(日)のみ 日野 聡 ※2/24(日)のみ 石川英郎 ※2/23(土)のみ 内田夕夜 佐藤 朱 ※2/23(土)のみ 増田ゆき 水橋かおり ※両日昼公演のみ |
演奏キャスト | 加賀谷綾太郎(ヴァイオリン) 日高隼人(ヴァイオリン) 井尻兼人(チェロ)※2/23(土)のみ 徳富 豊(トランペット)※2/24(日)のみ 田中和音(ピアノ) MASA(ギター) |
アシスタント | アンフィニ(Kan、ユーキ) |
イベント公式サイト | https://www.gamecity.ne.jp/event/2019/corda_live/ |
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