櫻井孝宏ら『おそ松』キャストが再び！　爆笑必至の『フェス松さん'18』イベントレポート

『おそ松さん』のシリーズ構成を務める松原秀さんが本イベントの構成・脚本も担当し、毒もあれば下ネタもあり、終始笑いの絶えない２時間を堪能することができました！

松野家の居間を再現したステージに観客の視線が集まる中、まず、舞台に現れたのは６つ子たちの着ぐるみ、通称・６つ子ちゃんたち。彼らが繰り広げる着ぐるみ劇が披露されました。
特に注目を集めたのはカラ松に代わり登場したサマー仮面（※１）の着ぐるみ。劇中、最高のオチ要員として客席を笑わせてくれました。

※１　『おそ松さん』２期第５話に登場する、毎年夏になると町中のサマーを探し求め、さらなるサマーを注入し、みんながよりサマーを楽しんでいる様を見ながらサマー様様な限られた日々を楽しむ仮面の人物

舞台中央の居間に上がったキャスト陣。居間にはちゃぶ台が用意され、座布団に座った状態でスタート。
”２期の感想”や”思い出深い話”、”他のキャストのここが良かった”などのお題やファンからの質問がふられる中、キャスト陣からは楽し気かつフリーダムな発言が飛びだし、爆笑ネタから興味深いお話まで、大いに盛り上りました。

■”印象深い話”として手を挙げたのは入野さん。
トド松が”戦力外通告”を受けた２期第13話『戦力外通告2017 クビを宣告された末っ子』が最高に楽しく、「童貞なんてソッコー卒業して アイツらを殺しますよ」というトド松のセリフが２期で一番好きかもしれない、とのこと。
また、13話収録で「首がつった覚えがある」という入野さんに対して、周囲からも「声優生命を絶つつもりかと」、「命がけの芝居だと感じた」というような声がかけられました。

■”他のキャストのここが良かった話”を伝える福山さん。
２期第８話『十四松とイルカ』に登場した彼女役・桑島法子さんの演技を絶賛。すると、小野さんがなぜか自分が褒められたと勘違いし、「今の下りの中でお前を褒めた言葉はひとつもない！」と福山さんからつっこまれる場面も。
話題に上がった桑島さんご本人も13話が好きということで、小野さんは桑島さんと会うたびにこの話をされると、桑島さんの13話お気に入りぶりを教えてくれました。

彼女がほしいチョロ松が海辺で欲望丸出しでシャウトする『海』（チョロ松・神谷さん＆トト子・遠藤さん出演）や、おそ松のクズさが光る『アイス』（おそ松・櫻井さん＆一松・福山さん出演）、イヤミの「シェー！」や十四松の「ファイナル尻フラッシュ！」など体を張ったギャグに拍手が起こった『とりひき』（イヤミ・鈴村さん×十四松・小野さん×トド松・入野さん出演）など、８編が演じられました。

勝利チームには現金10万円が贈呈されるという、これまた『おそ松さん』らしい生々しい企画内容だけに、参加メンバーの殺る気もとい、やる気がみなぎります！

勝利した方に１億ポイントが加算されるとあって、絶対に負けられない一戦に。お兄ちゃんチーム代表の櫻井さんは「引きずり倒してボロボロにしてやりますよ」と、弟チーム代表の福山さんは「もう、殺すだけですね」と、両チームともに勝負への意気込みを熱く語ります。

舞台上のスクリーンに上映されたのは、昼の部で情報解禁された完全新作劇場版『えいがのおそ松さん』の特報映像。2019年春全国公開予定の本作について、キャスト陣もまだどんな内容になるのかは知らないとのことですが、キャストを代表して櫻井さんがコメント。

「この場で“次”のお約束をできたことが本当にうれしいです。今日のイベントに来てくださった皆さん、ライブビューングの会場に足を運んでくださった皆さんのおかげです、本当にありがとうございます！」と、『おそ松さん』を支えてくれるファンの皆さんへの感謝を伝えました。