『イケメン戦国感謝祭』イベントレポート♪杉田智和さんが語る“真のイケメン”とは？　

会場に入るとまず目につくのは、お客様の手にしている“うちわ”！ 入り口で配られたうちわは、表面が青を基調とした“織田軍”、裏面が赤を基調とした“武田・上杉連合軍”仕様になっています。その他、物販で売られていたトレーディングうちわで“○○激推し”と主張している方も多く、夏の暑さに負けない熱いイベント会場です。

そして勝敗は３本勝負！　勝利した軍勢に応じて、後半の朗読劇の内容が変わるのです！  
「天女をもてなす権利はもちろん、ぐうの音も出ないほど叩きのめしてやる」と宣言する信玄を、信長はにやりと笑って迎え撃つのでした。

唯我独尊な織田信長を演じる杉田智和さんは、「イケメン戦国の信長役として人前に出てくることが今までなかったので……嫌だったわけじゃないんですよ!? 不安で、緊張してただけです（笑）。」とキャラクターとは対照的に挨拶する姿が微笑ましく印象的でした。

最初の勝負は、“テーブルテニス対決”！ つまり卓球！ アニメ本編では佐助たちがテニスで勝負していました。豊臣秀吉役の鳥海浩輔さんはアニメでも話題になった「信長さまの睡眠時間が短くて私は心配ですショット！」（すごく早口）を生で披露、見事な滑舌に会場からは大きな拍手が起きました！

各軍2人1組で30秒間、卓球台でラリーを続けられた数を競い、30秒経過時点で多く続いていたほうが勝利です。1度球を落とすとカウントは0に戻るという厳しいルール！
織田軍は大将の杉田さんが挑戦、相方には「テニスがすごく上手そう」と加藤さんを指名し、記録は10回！
武田・上杉連合軍は新垣さん、そして織田軍から送り込まれた武内さんが挑戦しましたが、結果は、最後の最後に球を落としてしまい0回。
新垣さんは悔しがりながらも、「（もともとは敵軍だけど）武内くんは裏切らなかったよ……！」と後輩を労りました。

先鋒戦の山谷さん、赤羽根さんが笑いを取りに行く方向で会場のハートを掴む中、ときめきで会場を沸かせたのが副将戦。

武田・上杉連合軍から武内さんが出陣。「そろそろ中に着てるTシャツ見せてやりなよ！」と周りのキャストに促され、ジャケットを広げると中のTシャツに描かれていた文字は“乱世”！ 会場の爆笑を誘った武内さんでしたが、秀吉のスチルに対して、もとのセリフを低音ボイスで忠実に再現し、しっかりとハートも掴みにいきました。

ここまでふざけ倒した杉田さんでしたが、決めるところは決めにいきます。謙信がヒロインの手を縛っているスチルに対して、「囚われているのはお前の方なのに、俺の心はお前に囚われたままだ」とイケメンボイスを披露。割れんばかりの黄色い歓声が上がりました。

信玄に教わりながら魚釣りをしたり、釣った魚を政宗が料理してくれたりと、楽しいひとときを過ごします。温泉では、秀吉が恐縮しながら信長の背中を流しましたが、「いちいち力加減を聞いてきてくつろげなかった」とのこと。最後は皆で足湯に浸かり日ごろの疲れを癒します。

イベントのエンディングでは、今後のお知らせも沢山発表されました！

織田軍代表として杉田さんからは「“イケメン”って何かなと考えた時に、気遣いとか優しさといった答えに自然と到達できる、そんな存在が“イケメン”なのではないかなと思いました。」と外見だけではなく内面が大切だと語り、ステージからも客席からも共感を得ていました。
キャスト、お客様の沢山の愛に包まれた今回の3周年記念イベント、最後は各キャラクターから感謝と愛が伝えられ、終幕となりました。