numan編集部
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25年という長きに渡り積み上げてきたキャストの絆、ファンへの感謝、そしてアンジェリーク愛のたっぷり詰まったイベント、昼公演の模様をレポートします。
INDEX
舞台は、聖獣の宇宙の聖地。
いつも快適な気候に保たれている聖地ですが、今日は真夏並みの日差しと暑さに見舞われているようです。
どうやらわざと真夏の暑さを再現したらしく「真夏を満喫しようぜ」と楽しそうなレオナード(小山さん)とセイラン(岩永さん)。
チャーリー(真殿さん)は、「バカンスを100倍楽しめること間違いなしやで!」とリゾート惑星「ロランティア」から仕入れてきたリゾートグッズを運んできます。
そこへ、神鳥の宇宙からこっそり抜け出してきたゼフェル(岩田さん)、それを追いかけてきたランディ(神奈さん)、こんなに暑くては寝ていられないとアリオス(成田さん)が登場。
今日は神鳥の宇宙でお茶会が開催されていて、女王も補佐官も皆そちらへ出かけていて留守なのだそう。
そしてジュリアス(速水さん)とクラヴィス(田中さん)、オスカー(堀内さん)がやってきます。
ジュリアス達は、女王の即位記念日が近いということで、即位記念の式典の準備を相談に来た様子。
ところが、「式典の心配は無用。おカタイ儀式はやらねえ」と言うレオナード。
ジュリアスは怒りますが、クラヴィスは「大きなお世話だったようだな。よその宇宙に干渉するのもほどほどにするがよかろう」とレオナードの肩を持ちます。その態度に一層怒りを募らせるジュリアス。
「私のやり方が気に食わぬなら、自由とやらが尊重されるこちらの宇宙にずっといるがいい」とクラヴィスに言い放ち、クラヴィスも「お前がそう言うなら好きにさせてもらおう」と険悪な雰囲気に。
実はキャンプや花火といった夏休みの思い出を楽しそうに話す女王たちの姿を見て、即位記念のイベントとしてもう一度夏のバカンスを体験させてあげたいと、聖地の気候を夏に変える実験をしていたことを説明するレオナードとセイラン。
その説明にようやく誤解が解けた守護聖達。ジュリアスも自分の非を認めレオナードやクラヴィスに謝罪をします。
そして神鳥と聖獣の宇宙、力を合わせ即位記念のイベントを盛り上げるために協力することになるのでした。
さすが熟練のキャストたち、巧みなアドリブを入れ過ぎてどこまで進んだかわからなくなったり(!?)、それをまた逆にアドリブで救ったり、と25年間のキャストの絆を感じさせる爆笑のメインドラマでした。
神奈さんが選んだ最初のお題は「ラジオ」。
このお題には、1999年1月から3作品(※)に渡りパーソナリティを務めた堀内さんが手をあげます。
さすがに10年以上前のことでも、印象深かったようでよく覚えていた堀内さん。
関 俊彦さん(ルヴァ役)とラジオをやっていた時には、誕生日のリスナーの名前を読み上げるのが楽しかった、浪川大輔さん(ユーイ役)は、難しい漢字を飛ばしながら告知を読んでいたと思い出を語ります。
真殿さんがゲスト出演したときには、その浪川さんがレントゲンで飲む「発泡剤」を「八宝菜」と聞き間違え、真殿さんが笑いすぎてラジオが続けられなくなった(!?)エピソードなど、懐かしいエピソードに客席も笑いが止まりません。
続いてのお題は「聖地パシフィコ」。
田中さんの、「初めて聖地のステージに上った時には、客席からの圧力で倒れそうになった」との発言には、キャストの皆さんも納得。
小山さんは、「聖地でダイブした人がいる」と今では伝説ともなっている成田さんの客席へのダイブエピソードを取り上げ、成田さんは、当時ネオロマンスイベント初出演で「ここで何かをしなければ俺は死ぬ!」と決死の覚悟だったことを語りました(笑)。(※実際にダイブしたのは成田さん2回目の出演「ネオロマンス♥フェスタ2」)
最後には速水さんが「初めて聖地パシフィコに立ったとき、(ホールの)大きさとお客様の熱意に感動したと同時に、ステージが柔らかいと思った。それくらい浮足立っていたことを覚えています。それほど緊張したんですね」
とさすがのコメントで締めくくりました。
パネルには、「ハプニング」というお題もあったのですが、どんなお題も結局"ハプニング"が語られてしまうという、25年分のハプニングが詰まった(?)楽しいトークとなりました。
(※)
①『アンジェリーク ファイアー・ドリーム Paradise』
1999年1月~3月放送。パーソナリティは堀内賢雄さん、子安武人さん。
②『アンジェリーク キス・キス Paradise』
1999年10月~2000年3月放送。パーソナリティは堀内賢雄さん、関俊彦さん。
③『恋する天使アンジェリーク~スウィート・パラダイス~』
2006年4月~2007年3月放送。パーソナリティは堀内賢雄さん、浪川大輔さん。
続くライヴコーナーは、ランディ(神奈さん)&ゼフェル(岩田さん)の『I don't know how ~世界でいちばん大切な君に~』からスタート。作品内では何かと対立することも多い二人ですが、岩田さんと神奈さんは仲良く客席を盛り上げます。
チャーリー(真殿さん)の『オプティミストは奇跡を起こす』では、「愛してるでー!!」との叫びに客席も大いに湧きます。セイラン(岩永さん)の『白日夢 ~Secret Dream~』と続き、最後はオスカー(堀内さん)&アリオス(成田さん)の『180° ~Force of Passion~』。
ダンディな二人の息の合ったデュエット。成田さんは客席へ投げキスを贈ります。
ネオロマンスシリーズ25 周年記念作品の第2 弾として、『アンジェリーク新作(仮称)』の制作も発表され、また新たな飛躍を遂げるアンジェリークの世界はこれからも見逃せませんね!
ラストのアンコール曲は、これまたアンジェリークでは定番の『君は独りじゃない ~ALWAYS~』を皆で大合唱。
幕が下りてもなかなか鳴り止まない拍手に、客席の皆さんが注いできた愛を感じたこのイベント、また次の25周年をともにお祝いしたいですね!
○会場:パシフィコ横浜国立大ホール
○出演者(敬称略):
速水奨(ジュリアス役)
田中秀幸(クラヴィス役)
神奈延年(ランディ役)
堀内賢雄(オスカー役)
岩田光央(ゼフェル役)
小山力也(レオナード役)
真殿光昭(チャーリー役)
岩永哲哉(セイラン役)
立木文彦(ヴィクトール役)
成田剣(アリオス役)
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