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numanの名物企画『沼落ち5秒前!インタビュー』が復活! 旬の俳優・声優らをゲストに迎え、あなたの明日の沼をナビゲート。リニューアル第4回目は、ドラマ『神様のサイコロ』で初単独主演を飾る和田雅成さんに登場していただきました。
俳優としてはもちろん、今回のドラマの主題歌『Dice』でアーティストとしても活動する和田雅成さんの本音に迫る30問のクエスチョン。後編ではアーティストデビューへの葛藤やレコーディングの様子、そして撮影のエピソードなどをじっくり伺いました。和田雅成さんの様々な一面と魅力が見えてきます。カメラロールの写真も特別公開!
INDEX
Q.この世界に入ったきっかけを教えてください。
『ごくせん』です。「自分だったらこうするな」と思って観ていました。それが実際仕事になったという感じです。
Q.尊敬する俳優さんは?
こういう人になりたいとかは実はあまりないんです。ただ、まだご一緒したことはないのですが、役所広司さんは同じ演技を何度もできる方という噂を聞いていて、僕もそうありたいと思っています。もちろんそのときの相手の出方によって芝居も変わるとは思いますが、監督が欲しい画を毎回ベストで演じられる方って、究極でありすごいなって。作品を拝見してもやっぱり素敵だなと思います。
Q.最近よく一緒にいる俳優仲間は?
10月に『月農』という主演舞台をやらせていただくのですが、その舞台のプロデューサーでもあり、役者の宮下貴浩さんといることが多いです。
Q.俳優仲間には、相談をするほう? 相談を受けるほう?
仕事の相談は宮下にしかしないです。同じ事務所で年齢も離れているせいかとても話しやすいですね。お互いがお互いの目指していることや夢を語っています。僕、夢の話をするのが好きなんです。
Q.ご自身の性格を一言で言うと?
頑固。
Q.俳優仲間やスタッフさんなどから言われた「嬉しかった言葉」は?
舞台『刀剣乱舞』の(演出家)末満健一さんに、「マサがおったらな」と言われたことです。末満さんって、コミュ障というか嘘がつけない人で、人付き合いが本当に下手なんです。でも僕は大好きだし、そういう人に「マサがおったらな」と、自分を必要としてくれている言葉をいただくとやはり刺さりますよね。
Q.ご自身で思うチャームポイントは。
うーん(…としばし考え「俺のチャームポイントどこ?」とスタッフに聞いた結果)“口”って書いといてください(笑)。
Q.趣味はなんですか? そのきっかけは?
ギターとトレーディングカードです。ギターは今年の2月に舞台『エウリディケ』という作品で音楽人の役をしたときに今まで楽器にあまり触れていない人生だと思い、楽器に触れてみようと始めました。トレーディングカードは昔から集めるのが好きでした。コロナ禍のときにユーチューバーさんが集めている動画を観ていたら、さらに拍車がかかりました。
Q.明日から急に3日間の休日、どんなふうに過ごしますか。
たぶんギターのレッスン行ったりすると思う。もしくは乗馬に行くかな。
Q.カラオケの十八番は?
EXILEさんの歌が歌いやすいです。
Q.部屋の中で1番ホッとする場所は?
ソファーです。
Q.ご自身を動物に例えるとしたら?
猫。興味がなくなったらシュッといなくなるような(笑)。
Q.最近のファッションの傾向は?
セットアップが好きですね。何かしらのセットアップでいつもいます。
Q.洋服に興味があったほう?
そこまで興味はなかったんですが、宮下がいろいろ詳しくて買い物も楽しくなりました。彼におしゃれをいろいろと教わっています(笑)。
Q.最近これを見て泣いたことはありますか。
『熱闘甲子園』。最高ですよね。
Q.この景色が好きというのは?
家のベランダから見る景色。特に朝日が好きです。
Q.こんな仕草や行動にグッとくるというのは?
眼鏡がズレてるのを上にあげる仕草、好きですね。
Q.「いいな」「好きだな」と思ったら、自分から言うことほう? 待つほう?
自分から言います。
Q.学生時代、「これでヒーローだった」というエピソードは?
高校1年の2学期か3学期か、始業式に遅れて行っちゃったんですよね。で、体育館の扉を開いた瞬間にみんなが俺を見て友だちが、「遅いね」みたいな感じで、バスケットボールを投げてきたんですよ。なぜ、バスケットボールをそいつが持っていたのかはわからないんですけど。それを俺、そのままゴールに投げたら入っちゃって。全員から拍手喝采で、めっちゃモテました(笑)。
Q.これまで緊張した場面と聞かれて、思い出すのは?
先日までやっていた舞台『混沌』の初日です。舞台の初日はいまだに信じられないぐらい緊張します。
Q.ご自身の中で「転機」になったと感じる時期と、そのエピソードを教えてください。
4、5年ぐらい前かな、この世界を辞めようと思った時期がありました。SNSが発達していろんなものが目に触れるようになって、何のためにやっているのかがわからなくなった瞬間に心が疲弊してしまったんです。その時期、宮本亜門さん演出の舞台『画狂人 北斎』に出演したんです。当時、亜門さんが61歳だったんですが、「私は還暦を迎えたから、今から赤ちゃんになれるんだ」みたいな、意味わからんことを言われて(笑)。
でも本当にそんな生き方の方で、亜門さんの自由さ、奔放さに僕は心を打たれたんです。で、そのタイミングでたまたま『ONE PIECE』を読み直していて、ルフィは海賊王を目指しているじゃないですか? 『ONE PIECE』の中で、海賊王という定義はそれぞれで、ルフィは「この海で一番自由なやつが海賊王だ」と言ったんです。
宮本亜門さんと漫画のキャラクターに勇気づけられた瞬間が同時期にあり、「もっとこの世界を自由に生きよう」と思った瞬間に僕は性格が一気に変わったんです。本当にその日にいきなり言動から何から、生き方すら全部変わった。そんな日を体験したんです。
Q.俳優活動で大事にしていることはありますか?
好きであることです。もう意識しないはずなんですけど、(俳優活動が)やっぱり好きだって思う瞬間が多いのと、好きでなくなったらたぶん続けられないと思うので、好きであることではないですかね。
Q.他ではあまり語られてないけど、「実は〇〇です」というのを教えてください。
なにもないな、ありのまますぎて(笑)。強いて言えば収集癖、皆さんが想像しているよりもずっとエグイです。
Q.好きな色は?
青。
Q.インドア派、アウトドア派?
インドアかな。
Q.カメラロールにあるお気に入りの写真は?
昔、鈴木拡樹くんの番組で富士山を撮りに行ったときの写真です。ずっと雨だったのにその場所に着いた途端に晴れて、逆さ富士と飛行機雲があって夕日が沈む瞬間が撮れました。これは奇跡だと思い待ち受けにしています。
Q.これが苦手というものは?
ホラーです。
Q.『神様のサイコロ』撮影時、実は怖かった?
はい。演技を超えリアルに怖い瞬間もありました。
Q.挑戦してみたいスポーツは?
ゴルフ。
Q.あなたにとっての沼、今一番ハマっていることは?
トレーディングカードです。
――ここからは10月からのドラマ『神様のサイコロ』について伺います。初単独主演、そして主題歌『Dice』でアーティストデビューなど、今秋も話題に事欠かさないですね。まずはアーティストデビューのお話から伺いますが、正直迷われていたとか。
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