1位は『ふしぎ遊戯』！四神を知ったきっかけの作品TOP10 『妖界ナビ・ルナ』『Dr.リン』『ベイブレード』etc

青龍、朱雀、白虎、玄武とは、中国の神話に由来する「四神」。
様々なアニメやゲーム、マンガなどでモチーフにされており、「一度は耳にしたことがある」という人も多いはず。
『numan』編集部では「あなたが四神を知ったきっかけは？」というアンケート調査を行い、結果をランキング化しました。
上位には『遙かなる時空の中で』や『妖界ナビ・ルナ』、『Dr.リンにきいてみて!』や『爆転シュートベイブレード』などがランクイン。1位に輝いたのは？

INDEX

5位　爆転シュートベイブレード

『爆転シュートベイブレード（１４）』（小学館）

5位は『爆転シュートベイブレード』。
原作は青木たかお先生のマンガ作品で、TVアニメや劇場アニメなどで話題になりました。
タカラから発売されたおもちゃ・ベイブレードのバトルを中心としたストーリーで、四神の聖獣たちは、ベイブレードのビットチップに宿る精霊として登場します。

投票した人からは「一番作品が流行っていた世代だった」「兄弟が借りてきたビデオで観ていた」など、オモチャやアニメとの出会いについて、たくさんのコメントが届いていました。

■みんなの声■
「ベイブレードド直撃の世代であるから」（31歳／会社員）
「幼い頃兄が借りてきたビデオでみた」（29歳／自営業）
「黄竜もいるのも知ったのもベイブレード！」（30歳／会社員）
「ドライガーという白虎モチーフのベイブレードを使うレイくんが好きで小学校低学年ながら夢女子してました。弟が読んでいたコロコロコミックを借りて何度も読み返したり、アニメを見たり、ジャスコで売っていたドライガーを買ってもらって弟とベイブレードに明け暮れたりしていました。好きです」（29歳／会社員）

4位　Dr.リンにきいてみて!

『Dr.リンにきいてみて！（４）』（小学館）

4位は『Dr.リンにきいてみて!』。
原作はあらいきよこ先生の少女マンガで、TVアニメも放送されました。
主人公・明鈴は風水が大好きな女の子で、彼女の周囲には何人もの「四神」の生まれ変わりキャラクターが登場します。

マンガが『ちゃお』連載の作品ということで、当時の読者たちの入口となった様子。
投票した人からは「四神だけではなく、ここから風水を知った」というコメントも多数届きました。

■みんなの声■
「姉が買っていたちゃおを読んで知った」（29歳／会社員）
「ちゃおを読みあさっていた小学生時代に出会いました！そして風水を知りました」（33歳／パート）
「小学生のころにちゃおで読んでいました。当時は元ネタがあるとは知らずでしたが、なんとなく記憶には残っているので、インパクトのある題材なんですよね」（32歳／自営業）
「当時、小学生で少女漫画に触れ出した頃にどハマりして、今でも単行本を保管してます。今の平成女児ブームに乗っかって、新しいグッズ出てくれないかなーーって期待してます！」（29歳／職業非公開）

3位　遙かなる時空の中で

DVD『遙かなる時空の中で~八葉抄~ 五』

3位は『遙かなる時空の中で』。
コーエー（コーエーテクモゲームス）から発売されている人気恋愛ゲームシリーズで、マンガやアニメ、舞台など幅広くメディアミックスされています。
作中には「八葉」と呼ばれる「四神」にまつわる男性キャラクターたちが登場します。

投票した人には「ここから乙女ゲームにハマった」という人も多数。
また豪華声優陣がキャラクターボイスを担当していたということで「声優目当てで始めた」という人も「ここから声優にハマった」という人もいました。

■みんなの声■
「8人のイケメンたち(八葉)はヒロインを守る運命にあります。でもヒロインはだたちやほやされる訳ではなくて、成長だったり歴史の流れがしっかり描かれているところがコーエーテクモゲームス、ネオロマンスの素敵なところです」（28歳／会社員）
「中学生で初めて出会った乙女ゲーム……ハマりました！男性声優の声が良い、ビジュも良い、なんてこった……とそこから乙女ゲーム色々やったなぁ」（38歳／パート）
「自分の好きな声優さん達が，八葉の中に沢山出演なさってたから、それに歴史物が好きなので」（56歳／主婦）
「東西南北と四神が関係してるんだなと感じたのは遙かのゲームやアニメがきっかけです」（37歳／会社員）

2位　妖界ナビ・ルナ

『解かれた封印 : 妖界ナビ・ルナ〈1〉』（岩崎書店）

2位は『妖界ナビ・ルナ』。
池田美代子先生による児童文学シリーズで、『なかよし』にはコミカライズも掲載されました。
主人公は陰陽師と妖怪の間に生まれた半人半妖。本作には四神に加え、黄龍も登場します。

小学校中学年〜高学年向けの作品ということもあり、投票した人には「小学校の図書館にあった」「小学生のころ友達に借りた」などのきっかけがあったよう。
「四神と五行思想を一緒に学んだ」という声も目立ちました。

■みんなの声■
「小学校の図書室にあったから読んでみた」（25歳／会社員）
「ナビ・ルナで四神と五行思想を一緒に学んだ」（25歳／公務員）
「小学校時代のバイブル…元々姉が読んでたのを借りて読んだのが始まりだけど、最終的に全巻揃えたのは私だったな。色んなキャラクターの色んな思いが交わりながら紡がれてくドラマが面白かった！」（20歳／学生）
「小学生の頃大好きだった本で、何度も読んではその切なくも温かい話に元気と勇気を貰ってた」（28歳／会社員）

1位　ふしぎ遊戯

『ふしぎ遊戯（１）』（小学館）

1位は『ふしぎ遊戯』でした。
1992年から『少女コミック』で連載されていた渡瀬悠宇先生のマンガ作品で、アニメやゲーム、ミュージカルなど様々なメディアミックスが展開され、長年に渡り愛され続けている作品です。
「四神」をはじめとして、古代中国の神話や伝承などがモチーフとなっています。

投票した人からは「四神と二十八宿はふし遊で覚えた」というコメントが殺到。
キャラクターや国の命名にが五行に則っていることもあり「不思議な魅力にあふれていた」という声も。
一方で刺激的なロマンスシーンがあることから「当時は恥ずかしくてアニメはこっそり観ていた」という声も目立ちました。

■みんなの声■
「四神と二十八宿はふし遊で覚えたので完璧です！」（33歳／会社員）
「元々漫画やアニメ、声優さんが好きだったのですが、私をどっぷりオタク道へ導いた作品が『ふしぎ遊戯』でした。小学生3年の時に友達の部屋で読んだこの作品。笑えて泣けてドキドキして。なんならCDドラマも全持ちしてました」（41歳／パート）
「朱雀の巫女という設定にとても惹かれた」（65歳／無職）
「少コミは当時の自分には刺激的でしたが、幻想的なのと美しさが勝ってる素晴らしい作品でした」（36歳／職業非公開）
「小学生時代の思い出のマンガです！女子だけでなく男子も読んでました！」（年齢・職業非公開）
「たまたま付けてたテレビに流れてきたオープニングが衝撃でした！歌も絵も素敵過ぎでした。キャラクターも魅力でどハマりです。ただ当時は中学生で、居間で見るにはキスシーンが多かったりで恥ずかしかったのでビデオに録画して部屋で見てました（笑）」（40歳／会社員）