柴田捺美
サンリオを初めとしたKAWAII文化をこよなく愛するライター兼イラストレーター。その他占い、アニメ、BLなど得意と好きを生かして幅広く執筆を行う。
私たちの人生を豊かにしてくれる、「推し」。いつどこで何をしていても、片時も忘れることができない唯一無二の存在と言っても過言ではありません。
「アナタの推しを深く知れる場所」として、さまざまな角度で推しの新たな一面にスポットを当てていくnumanでは、11月4日の「いい推しの日」を振り返るべく、numan編集部およびライターたちが自らの推しを全力アピールする特別企画をスタート。
推しに出会ったきっかけや、推しの好きなところ、推しとの特別な思い出など……溢れんばかりの愛を思う存分に語ってもらいます。
今回のプレゼンターは、numan編集部メンバー。紹介するのは声優・小林裕介さんです。
INDEX
3月25日生まれ、東京都出身。主な出演作品は、『Re:ゼロから始める異世界生活』のナツキ・スバル役、『アルスラーン戦記』(アルスラーン)、『Paradox Live』(矢戸乃上珂波汰)など
小林裕介さんを初めて知ったのは、私が大学1年生の時。TVアニメ『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』で(小林さんが演じる)主人公・奥間狸吉のセリフをたった1フレーズ聞いただけで、グッとハートを鷲掴みにされるような感覚がしたんです。
タイトル通りやや過激な作品ではあるのですが(笑)、そんな作風と相反して、小林さんが演じる奥間狸吉の声がとにかく心地よくて……! 私にとっては、川のせせらぎ音よりもデトックス効果をもたらしてくれる唯一無二の癒やしの声だったのです。
一目惚れならぬ“一聴き惚れ”した後は、小林さんが登壇するトークイベントに足を運んだり、ドラマCDやラジオCDを買い漁ったり……某パズルゲームで小林さんが演じているキャラが出るまでガチャを引き、たった10分間のバイトの休憩中に1か月分のバイト代を溶かしたこともありました。
さらに、小林さんの魅力は声以外にも。小林さんは大学卒業後に一般企業に就職し、働きながら演技を学んだのちに退職→デビューを果たした、いわゆる“脱サラ声優”なのですが、だからこそ声の芝居への情熱がさらに強く感じられます。
20代で安定した道を自ら捨てて夢を追いかけたこと、そして晴れてデビューした後も、(いまでは)「良きライバル」と公言されている声優・松岡禎丞さんにオーディションで役を取られ悔しい思いをしたこと。あのすばらしい声と演技の裏には、こんなにも血のにじむような、つらく悔しい経験があったのだと知った瞬間、「この人を一生推さなければ」という使命感すら覚えました。
とあるYouTubeチャンネルの動画で、小林さんが声優になるまでのキャリアについて赤裸々に語っているものがあるのですが、それがもう、ハンカチが水没する勢いで泣けるので、ぜひ全人類に観ていただきたいです。
小林さんの声に心を鷲掴みにされてから早10年弱。これからも、ずっと応援しています!!
柴田捺美
サンリオを初めとしたKAWAII文化をこよなく愛するライター兼イラストレーター。その他占い、アニメ、BLなど得意と好きを生かして幅広く執筆を行う。
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