加藤日奈
アニメ系やコミック、2.5次元舞台俳優、声優系インタビューやコラムなどWEBメディアを中心に活動するフリーライター。所有するBLコミック小説が3,000冊を超えて増殖し続けている紙派の腐女子。
加藤:ギイは高校生なのに大人な雰囲気で良いなあと思っていて、いま僕は22歳なんですが演じる年齢としてはちょうど良いなと感じていました。
実際には高校卒業から5年経っていますが、今の自分の年齢のまま、もし高校生に戻ったらこういうふうにするかな?と考えたりして。
ギイは高校生だけど、ちょっとみんなより大人びているし、今の自分をそのまま映し出しても良いんじゃないかと。もちろん彼はまだ高校生だから、子供っぽい部分も本当はあると思んです。
でもギイはそういう部分は超越した高貴な身分だったり、周りから“あの崎義一”というレッテルを貼られている高嶺の花。だからこそ、そういう振る舞いをするんだと脚本を読んで解釈しましたし、まずはそこを意識して演じていきました。
――役作りで悩まれたりしましたか?
加藤:僕とギイは性格が真逆なので、“高嶺の花”への羨ましさや憧れを基に役を作っていったこともあって、客観的にギイを見ていられました。
実際にはこんなこと出来ない…という行動でも、ギイに憧れを感じた自分だからこそ役に入っていけたと思っています。役作りはとても楽しかったですし、憧れを演技に落とし込むことは僕本人の成長にも繋がる。自身に近くない役だからこそ逆にやりがいを感じました。
――どのあたりが“真逆”だと感じました?
加藤:全部です!!もう全部!!(笑)
僕とギイとは身長が近いぐらいしか共通点がないです!(笑)
――作品の見どころ、そしてご覧になる皆様へメッセージをお願いします。
森下:僕自身、初出演作品となったこの『タクミくんシリーズ』ですが、今までBL作品に触れたことがない方々にも、願わくば届いて、ご覧になって、何か響いてくださればと思っています。
初めてのタクミとギイの関係の変化や愛が、映像の美しさでも描かれていますので、ぜひその部分にも注目して観て頂きたいです。よろしくお願いします。
加藤:最初から最後まで通して、ギイとタクミの心のつながり、そこにある『愛の形』を僕たちなりに表現しました。
それぞれ他のキャラクターたちの関係性もとても面白く、それぞれ人間味が溢れているのでぜひご注目ください。
そして僕も今回、映画初出演・初主演さらに初主題歌と楽曲も務めさせて頂きました。ぜひ僕の“三大・初”を見ていただきたいです!(笑) よろしくお願いします!
――ありがとうございました!
森下紫温様 ヘアメイク:三上彩、スタイリスト:扇野涼子
加藤大悟様 ヘアメイク:瀬戸口清香、スタイリスト:MASAYA
(執筆:加藤日奈)
森下紫温
2002年10月25日生まれ、静岡県出身。
22年、「二重奏」でデビュー。23年、「戦国送球バトルボールズ〜大阪冬の陣〜」に出演。
加藤大悟
2000年9月19日生まれ、愛知県出身。
主な出演作は、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage 四十物十四役、舞台『魔法使いの約束』ヒースクリフ役、ミュージカル『刀剣乱舞』山姥切国広役、舞台「漆黒天 -始の語り-」真嶌千蛇役など。
『タクミくんシリーズ ⻑い⻑い物語の始まりの朝。』
出演:森下紫温 加藤大悟
中山咲月 高橋璃央 野口友輔 植村颯太 永島龍之介 坪倉康晴 木津つばさ
原作:ごとうしのぶ(「暁を待つまで」「そして春風にささやいて」「⻑い⻑い物語の始まりの朝。」/角川ルビー文庫刊)
原作イラスト:おおや和美
主題歌:「0%」加藤大悟
監督:横井健司
脚本:金杉弘子
製作:「タクミくんシリーズ」製作委員会
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2023 ごとうしのぶ/KADOKAWA・「タクミくんシリーズ」製作委員会
公式ウェブサイト:https://takumi-kun.jp
公式 Twitter:@takumikun_movie(https://twitter.com/takumikun_movie/)
公式Instagram:@takumikun_movie(https://www.instagram.com/takumikun_movie/)
加藤日奈
アニメ系やコミック、2.5次元舞台俳優、声優系インタビューやコラムなどWEBメディアを中心に活動するフリーライター。所有するBLコミック小説が3,000冊を超えて増殖し続けている紙派の腐女子。
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