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『機動戦士ガンダム 水星の魔女』キービジュアルより

トマトが意味深…『ガンダム 水星の魔女』第16話感想、未熟なスレッタを表している?ミオリネとの対比も見事

「グエルくんは文無しだから、あの服はオルコットさんに買ってもらったんだと思う」、「オルコットさんの幻覚を見てしまうようなグエル君の帰還服」など、服はオルコットが用意した可能性が高そう……?
ちなみに衣装デザインを手がけた形部一平さんのツイートによると、ブーツのサイズが大きいため、中には「ソックスを重ねています」とのこと。さらに妄想がはかどりそうです。

ほかにも「グエルの面倒を見てしまうことになって満更でもないオルコットさんが見たかった!」、「2人の旅路で小説何冊分くらいの物語が書けるのか」と、描かれなかった時間を何らかの形で見せてほしいと願う視聴者が続出しました。

トマトの色が意味するものは……?

ミオリネもアスティカシアに帰還。温室でスレッタと会話するシーンの演出に注目が。
話題になったのはミオリネが株式会社ガンダムを作った意義を訴えかけている場面。2人の横顔がトマトの表面に映り込んでいます。スレッタはまだ熟していない緑のトマト、ミオリネは完熟した赤いトマトとともに描かれました。

視聴者からは「2人の対比がトマトの色合いで表現されていて考えさせられた……」「本当に演出がいい」などの感想が。

「正しい倫理観を持ったミオリネは熟れたトマトに、人間的な倫理観が欠如しているスレッタが緑色のトマトに映る描写が天才的」、「ミオリネのトマトが真っ赤なのは、デリングの『血塗られた娘』だからなのかも」、「スレッタは未熟というより『血の通わない操り人形』であることが明白になった印象」と、トマトの色と登場人物の内面がリンクしており、意味深な場面になっているようです。

本作では何度もトマトと人物を重ね合わせる演出が登場しているため、「スタッフはトマトで表現するのがうまい」、「トマトが演出の重大な要素になっている」などの感想も。今後も見逃せないポイントになりそうです。

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ハシビロコ

毎クール20本程度のアニメを視聴しているマスター兼審神者兼コーチ。人生の大事なことはだいたいアニメに教えてもらった。ここ数年は特撮にもハマり、歴代スーパー戦隊やライダーやウルトラマンを履修中。

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