zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
佐藤健、菅田将暉、福士蒼汰、竹内涼真…現在の芸能界においてキラ星のごとく輝く俳優たちには「仮面ライダー」出身の方々が数多くいます。彼らは新人俳優だった頃に、一年間戦い続けたことで役者として大きく成長し今日に至るわけです。
そんな仮面ライダー出身俳優たちですが、実はその後ブレイクし、長きにわたり活躍し続けている俳優たちは、意外にも主人公を演じていた俳優たちではなく、2号ライダーや3号ライダーといったいわゆる“サブライダー”を演じていた方々が多いことをご存じでしょうか?
本稿では“サブライダー”を演じたことで知られる俳優たちをご紹介します。
赤楚衛二 ファースト写真集 『 A 』(ワニブックス)
INDEX
平成の世に復活を遂げた「仮面ライダー」は、単なる子供向けの作品というわけではなく、ある程度、高い年齢層にも訴えかける作品作りを目指していくようになり、俳優たちの演技もリアル指向なものへとなっていきました。
この頃から、いわゆるイケメンヒーロー俳優たちが、子供たちのお母さんたちを虜にする傾向が見られるようになり、一気に芸能界を席巻するようになりました。
そんな中、初めて2人以上の仮面ライダーが登場することになる平成作品が『仮面ライダーアギト』です。同作で視聴者の支持を集め、人気者の仲間入りを果たした俳優といえば、要潤さんではないでしょうか。
要さんは同作において、香川県警から警視庁へと配属されるG3ユニット装着者の刑事・氷川誠役に扮しました。周囲の登場人物が「アギト」と呼ばれる特異な存在ばかりの中、たった一人、普通の人間の仮面ライダーとして人類の脅威であるアンノウンに立ち向かいました。
同作に出演する前は警備員などのアルバイトをしながら下積み時代を過ごした要さんは、一年にわたり仮面ライダーG3およびG3Xとして戦ったことで俳優としてブレイク。
昼ドラ『新・愛の嵐』、『タイヨウのうた』、『TOKYO MER ~走る緊急救命室~』、『花咲舞が黙ってない』といったテレビドラマの助演俳優として活躍。最近では映画「キングダム」シリーズの騰役でもおなじみです。
また、香川県の「うどん県」をPRする存在としても活躍したことで有名ですね。
要さんが“サブライダー”ブレイクの道を切り拓いてくれたこともあり、その後も続々と人気俳優が誕生してきました。中でも、その最たる例と言えるのが、吉沢亮さんなのではないでしょうか。
『仮面ライダーフォーゼ 公式ヴィジュアルブック』(グライドメディア)
2011年から2012年に放映された『仮面ライダーフォーゼ』にて、謎多き交換編入生の朔田流星=仮面ライダーメテオ役を演じた吉沢さんは、途中参戦でありながら、その圧倒的な存在感とカリスマ性、そして確かな演技力で一気にファン層を拡大。
みるみるうちに人気キャラクターへと変貌を遂げていった印象を受けます。その天性のカリスマ性は、その後も健在で、テレビドラマ『ぶっせん』、『ロストデイズ』、映画『アオハライド』(2014)などで人気俳優の仲間入りを果たします。
「銀魂」シリーズ(沖田総悟役)、「キングダム」シリーズ(嬴政役)、「東京リベンジャーズ」(マイキー役)といった人気漫画の実写化シリーズに次々と出演。一気に日本を代表する俳優の一人となりました。
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