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最新話が更新されるたびに、世界観の謎が深まっていく『ONE PIECE』(ワンピース)。さまざまな新事実が次々と明らかになる中、読者の間では“海面上昇”に関する考察が進んでいます。『ONE PIECE』の世界ではいったい何が起こっているのでしょうか?
※記事の特性上、内容に触れています。
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今回議論が巻き起こるきっかけとなったのは、ルルシア王国を取り巻く状況の変化です。ルルシア王国とは、作中における国際組織“世界政府”にも加盟する島国のひとつ。しかし世界政府の重鎮たちですらひれ伏す謎の人物ネロナ・イムの意向によって、王国は跡形もなく消滅してしまいました。
そして『週刊少年ジャンプ』本誌に掲載された第1089話では、ルルシア王国があったエリアにぽっかりと大きな穴が空いたことが判明。穴に向かって海水が流れ込み、滝のようになっているとわかりました。加えて作中では震源地が不明な世界規模の地震が起こり、海面も約1m上昇しています。
一連の展開を受け、ネット上ではルルシア王国の消滅と巨大な滝の形成、地震、海面上昇という出来事の関連性を主張する声が。特に海面上昇に関しては、作中における水の都・ウォーターセブンの状況と似ているのではないかと考察されています。
ウォーターセブンはイタリア・べネチアを彷彿とさせるような水上都市ですが、実は年々上がる水位の影響で標高の低いエリアが水没したことによりできた地形。そしてウォーターセブンでの海面上昇を引き起こした原因と考えられているのが、地理的に近いエニエス・ロビー周辺の環境です。
エニエス・ロビーはルルシア王国跡のような大穴の中にある、断崖絶壁のエリアを領地とする島。かねてから、エニエス・ロビー周辺の穴とウォーターセブンで観測される天変地異的な現象は関連性が指摘されていました。
そのためルルシア王国跡の一件を受けて、「海上にできた大穴と海面上昇にはやはり大きな繋がりがあるのでは」という意見がネット上であらためて有力になってきているようです。
加えて、ウォーターセブン付近の海面上昇は地盤沈下によって起こった現象。『ONE PIECE』の世界では、自然的あるいは人為的な地殻変動を定期的に繰り返していると考えられます。
実際に第1055話では、侍たちが暮らしていることで有名なワノ国にもかつて水中に沈んだ地域があったと判明。読者からは「現在のワノ国を表す図と比較すると、海面が上昇しているように見える」という声も見られました。
なお地盤沈下による海面の上昇が引き起こされた原因としては、『ONE PIECE』においてまだ謎の多い“古代兵器ウラヌス”の使用が挙げられています。また「海面上昇や地盤沈下の動きが、作中で重要と言われる“空白の100年”に関わってくるのではないか」という意見も。
具体的には、「何らかの理由によって度重なる地殻変動が起き海面が上昇した結果、世界は一度水没した」とする説が有力なようです。
伏せられていた事実が判明するたび、新たな疑問や仮説が生まれる『ONE PIECE』。刻々と変化する状況や読者の声をもとに、ぜひ自分なりの考察をしながら作品を読み進めてみてください。
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