『ヒプマイ』岩崎諒太＆河西健吾、榊原優希インタビューを一挙公開！どついたれ本舗の妄想炸裂？十四の収録秘話も

2023年8月23日に２タイトル同時にリリースされた、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』初のEPタイトル「The Block Party -HOMIEs-」「The Block Party -HOODs-」。

numanでは、「The Block Party -HOMIEs-」から「毎度！生きたろかい！～OSAKA Big Up～」を歌う、オオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」の白膠木簓＆躑躅森盧笙を演じる岩崎諒太さん＆河西健吾さん対談、「The Block Party -HOODs-」からは「悪魔の華」アルゴξ楽団（アルゴクシーがくだん）の四十物十四を演じる榊原優希さんにインタビュー！

それぞれの楽曲の聞きどころから、ヒプノシスマイクが使えなくなってしまった世界でのキャラクターたちについてもお聞きしています♪

岩崎「“超真正ヒプノシスマイク”来ちゃいます？」

――8月23日発売の「The Block Party -HOMIEs-」は、4月にリリースされた中王区"言の葉党"「Verbal Justice」のドラマトラックを受けての内容ということで、ラップを歌わない『ヒプノシスマイク』の世界はいかがでしたか？

岩崎　『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』じゃなくなってしまいましたね（笑）。

河西　ヒプノシスマイクが使えなくなってしまったからね。

岩崎　ラップを歌わない『ヒプノシスマイク』って衝撃的でしたよ。「Verbal Justice」のドラマトラックでも、うちの天谷奴零が「真正ヒプノシスマイクをキャンセルする」って！

河西　びっくりしましたね。元々は戦争をなくすためにヒプノシスマイクを使ってラップバトルをするという設定だったと思うんですけど……。そのマイクが使えなくなるということは……殴り合い再び？

岩崎　暴力を排除して、言葉で戦おうとしていたのに、言葉をなくしたら殴り合いに戻りますね。

河西　今まで『ヒプノシスマイク』を楽しんで聴いてくださっていた方たちも、ラップしないとなったらどうするの？　ってなりますよね。

岩崎　今までのヒプノシスマイクが使えないってことは今回のフェスで歌ってる曲ってみんな　一般的なマイクを使ってるはず…？

河西　どんなマイク使ってるんだろうね？（笑）

――白膠木簓や躑躅森盧笙と同じくどついたれ本舗メンバーの天谷奴零について、ふたりが話しているようなシーンは？

岩崎　分かってなさそうなんですよね、簓と盧笙は。薄々感づいてたりするのかな？　零おらんし全然連絡つかんけどどこ行ったんやろ？　まあ、近くにおるんちゃうか、みたいな謎の信頼はあって。

河西　うんうん。どついたれ本舗３人の絆はあるよね。零なら、リード取れてどこかに行っちゃっても、お腹が空いたら帰ってくるやろ、という信頼感が（笑）。

岩崎　そう（笑）。まあ、何かやっても自分でなんとかするんじゃないかとは思っているはず。でも、今後どうなるのかはめちゃめちゃ気になりますね。

河西　これまでのヒプノシスマイクが使えなくなったということは、『ガンダム』でいうところの新しい機体に乗り換えるタイミングだと僕は思うんですよ。

岩崎　お、主人公が乗り換えて、２期でオープニングが変わる感じの。“超真正ヒプノシスマイク”来ちゃいます？

河西　これは、来そうな流れだね（笑）。

河西「（昭和歌謡と）言い出したのは盧笙だと思う」

――白膠木簓＆躑躅森盧笙の「毎度！生きたろかい！～OSAKA Big Up～」は過去のふたりが歌うのではなく、現在のふたりが歌う曲なのでしょうか？

岩崎　そうです、新曲として現在のふたりが歌います。

河西　ラップ以外をやることになって、ふたりは漫才を……。

岩崎　これを期に「アーチストデビューしたろかい！」という。

河西　「アーティスト」な（笑）。

岩崎　簓は「アーチスト」って言うので、おそらく！（笑）

河西　まあ、いいけど。

岩崎　前口上でも言っていましたが、昔のコンビの「どついたれ本舗」ではなく、普段は３人でやっているオオサカ・ディビジョンの「どついたれ本舗」としての歌で、でも今日はたまたまひとりいないのでふたりで歌います、という感じになっています。いろいろ経たうえでの今のふたりがやる漫才。

河西　いつかはこのふたりで漫才をやるだろうとは思っていましたが、意外と早かった！

岩崎　今回ラップ関係なしにガチの漫才なのがすごい！

河西　そう、ラップ関係ない昭和歌謡だから。きっと言い出したのは盧笙だと思うんだよね。盧笙が「俺は昭和歌謡じゃないと分からない」って言って今回の昭和歌謡漫才になった気がします。

岩崎　いつの世代なんだ（笑）。昭和の居酒屋で流れているようなイメージの曲だし、通天閣あたりの風景が思い浮かぶような歌詞でしたしね。

河西　流しの人が１曲歌ってくれるようなね。オオサカの下町や人の人情が感じられる、古き良き……というか、現代でもそういう時が流れている感じがしますよね。オオサカの街並みって。

――ヒプノシスマイクが停止された世界で、ふたりが漫才をしようと思ったことについては？

河西　今は零がいないしラップもできないなかで「ふたりで何ができるんだろう？」と考えたときに、ふたりと言えばやっぱり“お笑い”。楽しいことをすれば、混沌とした世の中を切り拓けるんじゃないかと考えたと思うんです。今回とくに描かれてはいないのですが、ネタを考えたのは盧笙だと思うんですよ。

岩崎　簓が書くとね、ダジャレ多めにしそうだからね。そんなドラマトラックには描かれていないところも想像しながら聴いてもらえたら楽しいと思います。

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どついたれ本舗は、M-1のてっぺんを取ったも同然！？