すなくじら
下町育ちのエンタメライター。アニメ&映画ジャンルを中心に執筆活動中。ダークファンタジーやゴシックなテイストの世界観の作品が好きです。乙女ゲームの新作情報が生き甲斐。
働く上で特に重要なこと。それは人間関係ではないだろうか。味方のいない環境で働くことは明日への希望も見出せなくなるほど苦痛に感じる人もいるはず。
逆に相談できる人、頼りになる人がいれば、大変な仕事でも楽しく続けることができる。「一緒に働きたい」「この人のためなら頑張れる」そんな人が一人でもいるだけで、仕事のモチベーションにも繋がるだろう。
「こんな上司がいたら毎日会社に行きたくなる……」
そう思わせてくれるTVアニメが、現在(2023年秋クール)放送中なのをご存知だろうか。
それは、「マンガクロス」で連載中の同名マンガを原作としたTVアニメ『新しい上司はど天然』。ストーリーは、元上司からのパワハラに悩まされたため広告代理店の営業職に転職した桃瀬が、新しい上司である白崎の意外など天然に癒される様子が描かれるお仕事コメディだ。
アニメイトガールズフェスティバル2023が11月3日(金)に開催され、会場では多彩な出演キャストによる魅力溢れるステージが繰り広げられた。祝日ということもあり、混み合う池袋の中で一際注目を集めたのは、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われたTVアニメ『新しい上司はど天然』のステージイベント。
本ステージには、桃瀬健太郎役の西山宏太朗、白桃役の下野紘が登壇した。優先席エリアのみならず、一般観覧エリアや1階~3階のフロアからも多くの人が西山と下野の姿を一目見ようとステージに集まった。
INDEX
2人の登場に胸を躍らせるファンが会場に詰めかける中、西山と下野が手を振りながら笑顔で登場。3階まで人で満ち溢れた会場を見渡し、テンション高めにコールアンドレスポンスで挨拶した。
登壇した2人はそれぞれのキャラクター名にちなんで、ピンクと白の衣装に身を包み、リンクコーデをアピール。「桃瀬健太郎」と「白桃」からなる“ダブルピーチズ”の軽快なトークに、会場は和やかなムードに包まれた。
各自の自己紹介を終えると、さっそくトークコーナーへ。巨大スクリーンに映し出されたTVアニメ1話目〜4話目までのあらすじとともに、印象に残ったシーンをたっぷりと語っていく。
2話目で描かれた、小さい頃になまはげにさらわれた経験がトラウマになっている白崎への共感を、自身の節分の思い出と重ね合わせながら語った下野。
さらには今後5話目の展開について、西山が“お色気シーン”を仄めかす場面も。これからの桃瀬と白桃の活躍に、ますます期待が高まる。
イベントが中盤に差し掛かったところで、事前にファンからX(旧:Twitter)で募集した質問に2人が答えるコーナーがスタート。
「もし白桃みたいな子猫を拾ったら?」という質問に、下野が白桃と同じ“白い子猫”である実家の愛猫トークを展開させる。
もう一つの質問「白桃ちゃんに好かれるためにしてあげたいことは?」で、西山は一緒に食事をするというコミュニケーションの大切さを語る。その流れから、「コミュニケーション」にちなんだエピソードへと発展。西山は、今年の誕生日(10月11日)に下野とお茶をしたのだそう。そして、下野の連絡先を手に入れたことを会場に報告し、ファンから拍手が沸き起こる微笑ましい一幕も。
続いては、ご褒美をかけて「心をあわせろ!桃瀬と白桃の連想ゲーム」が行われることに。これは質問への答えを2人で合わせるという絆が試されるゲームで、提示されたのは「“桃色”のもの・“木へん”の漢字・“新”のつく単語」の3つのお題。
なかなか回答が揃わずに苦戦する下野と西山だったが、会場の観客からヒントを得て、ご褒美の白桃ジュースを手に入れることに成功した。
声優としては先輩後輩の関係性ながら、終始軽快なトークで仲の良さを見せつけた西山と下野。西山にとっての下野は、もしかすると桃瀬にとっての白崎なのかもしれない。そんなことを感じさせたあっという間の40分。
最後に、それぞれが作品を応援するファンへの感謝の気持ちを述べ、イベントは幕を閉じた。“ダブルピーチズ”の今後も、ぜひアニメで追っていきたい。
【放送スケジュール】
TOKYO MX:10月7日より毎週土曜23:30~
とちぎテレビ:10月7日より毎週土曜23:30~
群馬テレビ:10月7日より毎週土曜23:30~
BS11:10月7日より毎週土曜23:30~
ABCテレビ:10月7日より毎週土曜26:30~
AT-X:10月11日より毎週水曜20:30~
【あらすじ】
マンガクロスにて好評連載中、コミックス累計50万部突破の話題作!
癒しのお仕事コメディが待望のTVアニメ化!!
上司からのパワハラで精神と胃をやられ、広告代理店の営業職に転職した桃瀬。
しかし過去のトラウマが原因で「新しい上司もまたパワハラ上司だったらどうしよう…」と、初日早々に胃痛で動けなくなってしまう。
そんな時、一緒に外回り中だった新しい上司・白崎がとった行動とは……?!
予想外の上司の「ど天然」に、きっとあなたも癒される──!!
【キャスト】
白崎優清:梅原裕一郎
桃瀬健太郎:西山宏太朗
青山光男:杉田智和
金城愛悟:福山潤
白桃:下野紘
【スタッフ】
原作:いちかわ暖「新しい上司はど天然」(秋田書店「マンガクロス」連載)
監督:阿部記之
シリーズ構成:横谷昌宏
キャラクターデザイン:安田京弘
アニメーション制作:A-1 Pictures
【主題歌】
OP「プラネタリア」
歌:フジファブリック
ED「花束」
歌:Lenny code fiction
公式サイト:https://do-tennen.com/
公式X(旧:Twitter):https://twitter.com/do_tennen_anime
(C)いちかわ暖(秋田書店)/新しい上司はど天然製作委員会
すなくじら
下町育ちのエンタメライター。アニメ&映画ジャンルを中心に執筆活動中。ダークファンタジーやゴシックなテイストの世界観の作品が好きです。乙女ゲームの新作情報が生き甲斐。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます
特集記事
ランキング
電ファミ新着記事
『ヴァイスシュヴァルツ』に参戦した『勝利の女神:NIKKE』の原作再現がエモくて泣いた
2024.12.17
ランキング
2022.12.17
そういえば…『BLEACH』最大の謎、"藍染惣右介の卍解"って結局どうなったの?
2020.08.25
【考察】『ちいかわ』不穏なループに終止符?“黒い流れ星”2つの伏線にゾクッ…
2022.03.17
特集記事
芹澤優、季節の変わり目は体調管理に気をつけよう…「風邪っぴきにゃんず」【numan猫部】
2024.12.18