つー
乙女ゲームと2.5次元メインに執筆。丁寧で愛のある記事を目指します。
かつての敵との予期せぬ再会、さらにはかつての仲間との別れ――さまざまな出来事が木戸の心を揺さぶりますが、彼は「日本の未来のため」という志を曲げることなく立ち向かいます。そんな木戸の姿に、勝の忠告も忘れ、徐々にヒロインは心惹かれていくのでした。
井伊が率いる新徳川幕府の実態を探るため、ヒロインと木戸は度々変装しては潜入捜査を行うことに。死線を共に潜り抜けるうちに、2人の間には確かな信頼や絆が芽生えていきます。ちなみに潜入先では木戸の貴重なメガネ姿や、いつもと違った乱暴な口調も拝めるので役得です……。
潜入時などに少しでも役に立つため、勝に剣術の稽古をつけてもらうようになるヒロインですが、その太刀筋を見て、木戸はヒロインの出自のヒントに気づきます。それは木戸の過去にも関係するもので……。
ヒロインにとって、自分は仇かもしれない――1つの仮説にたどり着いた木戸は、彼女を遠ざけるように。しかし、勝と稽古をする姿を見て、嫉妬に近い感情を覚え、戸惑います。ヒロインが自身の過去、そして木戸の過去をどう受け入れるのか――起承転結の“転”といえる展開に注目です。
今回『恋花幕明録』をプレイして驚いたのが、ルートの中盤に、早くもヒロインと木戸が恋人関係になること。恋愛ゲームはおおよそエンディング間近で攻略対象キャラクターと結ばれることが多い印象があるため、ストーリーの半分以上は恋人同士の状態で過ごせることがかなり新鮮に思えました。
真正面から向き合っても、過去を消せるわけではなく、また、自身の定められた運命を変えられるわけでもない……そしてその理(ことわり)を捻じ曲げるのが“士花人”の存在。ヒロインと心を通わせた後も、木戸の気苦労は絶えず、さらに彼自身が抱える大きな秘密も発覚し……!?
“逃げる”ことで生き延びてきた木戸孝允が、“逃げない”ことを選択した時、どう運命が変わるのか――ぜひその目で確かめてみてください。
恋愛ゲームの醍醐味、選択肢。『恋花幕明録』では選んだ項目によって「恋愛度」と「愛情度」が上がり、それに応じて「好感度」が上がります。
1番彼が望んでいたと思われる選択肢を選ぶと「恋愛度+4・愛情度+4」となり「好感度+8」に。恋愛ルート寄りの選択肢を選ぶと「恋愛度+4・愛情度+2」、愛情ルート寄りの選択肢を選ぶと「恋愛度+2・愛情度+4」となって、それぞれ「好感度+6」に。
「好感度」が高ければ高いほど、スチルやその後のルートが解放しやすくなり、最終的に「運命の恋」と「永遠の愛」、両ルートから好きなエンドを選べるので、出来るだけ両方のパラメーターを上げられる選択肢を選べるとベスト……なのですが、今回の選択肢、難しい!筆者は基本的に相手を思いやって選択肢を選んだつもりなのですが、愛情に大きく偏りました(笑)。そんな時は「恋の秘薬(恋愛度を1増やす)」といったアイテムで調整もできますのでご心配なく。
また、ストーリーの途中で「修練試練」があり、一定の修練度を得ることが必要になります。これらはアプリ内のダイヤで購入できるアイテム「お守り」で増やすこともできますが、「体力」を消費して行う「見廻り」でも増やすことができます。ガチャで手に入れたカードを編成して行いますが、敵と戦ったり、他ユーザーと競ったりするシステムではないので、カードを編成して「見廻り」をするだけでOKです!体力が貯まっている時は「まとめて見廻り」で貯まっている体力分も一気に消費できます。
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