曽我美なつめ
音楽、二次元コンテンツ(アニメ/マンガ)を中心にカルチャーを愛するフリーライター。コロナ禍を経て10年ぶりにオタク・同人沼に出戻りました。全部宇髄天元のせいです。
同時に、内気な性格の一方でややずれた大胆さを持つ市川のことを、山田もまた関わりを持つ中で「面白いクラスメイト」と認識するようになります。
互いへの好奇心に近い気持ちから始まった、市川と山田の関係性。それが様々なクラス行事や同級生との関わりを経て、ゆっくりと恋心に変わっていく。思春期独特の名前にしがたい二人の心の揺れ動きが、多くの読者の目を惹きつける本作のポイントでもあります。
マンガ原作では、恋愛要素と同様にコメディ色が強く描かれていた本作。主題歌アーティストが抒情的な世界観を得意とする“ヨルシカ”だと知った際、少しの違和感を覚えたファンもいたのではないでしょうか?
ですが、ギャグ色をやや控え青春モノのイメージがより前面に押し出される形をとったアニメ版。まだ恋とは呼べない、互いへの淡い気持ちを持つ二人。そんな彼らの物語をさらに鮮やかに彩るのが、今回の主題歌であるヨルシカ「斜陽」なのでしょう。
曽我美なつめ
音楽、二次元コンテンツ(アニメ/マンガ)を中心にカルチャーを愛するフリーライター。コロナ禍を経て10年ぶりにオタク・同人沼に出戻りました。全部宇髄天元のせいです。
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