宮本デン
音楽と酒とネット文化、そしてアニメ・ゲームに心酔するサブカルライター。大衆が作り出すカオスがどこまでいくのか見届けたいという思いで、日々執筆活動を行っています。表現に対する深読みや考察が大好きなオタク。あなたの好きなカルチャーを、深く独自に掘り下げます。
土井先生以外でも「初恋キラー」として挙げられがちな『銀魂』の坂田銀時や『名探偵コナン』の工藤新一、『ムーミン』のスナフキンなどはどれも「年上のお兄さん」属性。女児だった頃に「年上のお兄さん」で優しくて格好良かったら、それはもう魅力的に映ること間違いありませんよね。
落ち着いてて面倒見が良くて少しクールで、でも自分だけには優しい...全体的に見てそんなキャラクターが「初恋キラー」とされることが多いように感じます。
そしてこの「年上のお兄さん」と親和性があるのが「先生」という肩書。
先生という肩書があるだけで、小さい子でも「年上のお兄さん」であることが即座に認識できます。さらにそこには、職業柄「面倒見が良い」という性格も付与されがちなので、まさに「初恋キラー」として理想的なキャラクターといえるでしょう。
そして先生という立場上、自然と子どもたちと触れ合う場面が多くなるため「自分(子ども)にもきっと同じように接してくれるんだ!」とより身近に感じることが多いため、先生キャラには初恋キラーと呼ばれる人が多いのでは。
その証拠に『地獄先生 ぬ~べ~』のぬーべーや『NARUTO』のカカシ先生やイルカ先生も「初恋キラー」として根強い人気を誇っています。いずれはここに『呪術廻戦』の五条悟も入ってくるのかも...。
「年上のお兄さん」の象徴的存在となる先生キャラ、そしてその中でも代表的な『忍たま乱太郎』の土井先生。過去に『忍たま乱太郎』のなかで行った人気投票では、土井先生が一位を獲得しています。主役エピソードが映画化されてしまうほどの人気っぷりは、すさまじいものがありますね。
そんな「初恋キラー」として長年の根強い人気を誇る土井先生。映画では土井先生になにやら不穏な雰囲気を醸し出していますが、一体...!?
過去に土井先生が好きだったかたはもちろん、そうでないかたも必見の映画『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は本日より全国の映画館にて上映開始です。
(執筆:宮本デン)
宮本デン
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