numan編集部
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masa 僕は声でのお芝居というか、演技をすること自体が初めてだったので、周りのみんなが先輩なんですよ!
下前 そう、実はね(笑)。
masa JAXX/JAXXはアフレコ前にはzoomで読み合わせをしていたので、そこで学さんたちが色々と教えてくれて。僕は皆さんに「こういうのはどう?」と引き出してもらいながら、楽翔くんを完成させていきました。
『UniteUp!』は僕たち自身にキャラを寄せてもらっている部分が多いんです。それこそ楽翔くんは僕と同じシンガーソングライターなので、「僕が思うことは楽翔くんも思っているだろう」と思うようにして……そうやって考え込まずに出した声が、OKをもらえることが多かった気がします。
下前 (声色を変えて) 僕の、声でのお芝居はですね。
馬越 あの、いつもよりイケボにすんのやめてくれない?(笑)
下前 アハハ! 僕はアニメが大好きだからこそ、声を意識してしまって。でも、試行錯誤をするうちに「それじゃダメなんだ」と気付かされました。
もちろん滑舌や発声も大切ですけど、自分の心を動かして出した言葉と、格好だけで出した言葉とでは、全く伝わり方が違うんです。
個人的に一番大事だと思ったのは台本の読解で、全ての言葉にはちゃんと意味がある。この言葉はどこにかかっていて、どういう意味で、どこを強調しているのか。それを読み取れていないのに、声だけでお芝居をするなんて言語道断なんだな、というのを痛感しました。
馬越 僕も、初めてアフレコをした時には、「いつもは表情や動きに頼っていたんだな」というのを感じさせられました。声だけでお芝居をするのは本当に繊細なことで、息遣いというか、呼吸の一つ一つが意味を持つ要素だとも感じられて……声だけで想像させるお芝居というものに、普段のお芝居からシフトチェンジしていくのには苦労しましたね。
――masaさんはボーカル担当として、音楽面でも意識されていたことはありますか?
masa 僕はシンガーソングライターなので、はる賀やJAXX/JAXXの楽曲制作もしていますが、歌詞は「楽翔くんはどういう恋愛をしているんだろう?」とか想像しながら作っていますね。
僕は今22歳で、楽翔くんは15歳なんですけど、やっぱり歌声にも年齢のクセがあるみたいで! 「その歌い方は20代かな~」「それは15歳じゃないかな~」なんてディレクションしてもらいながら、若さを意識して歌っていました(笑)。
――バンドスタイルで活動するJAXX/JAXXは、5人でルームシェアをしながら暮らしており、『UniteUp!』の中でも特に賑やかで仲がいいユニットですよね。皆さん自身は、どんなところがJAXX/JAXXの魅力や特徴だと思いますか?
坪倉 JAXX/JAXXには、もちろん「アイドルとしてトップに立ちたい」という思いはあるんですけど、それよりも先に「楽しむことが一番!」というのがあると思うんです。
下前 あと、一言で言うとうるさいよね(笑)。
馬越 でも、JAXX/JAXXが楽しさを大事にしていたり、すごく仲良しで、いつもわちゃわちゃしているのは、一度は挫折を味わって、そこから這い上がってきたユニットだからこそなんです。その分、支え合うあたたかさや家族感があるんですよね。
下前 それで言うと、僕たちも声優経験者がいないからこそ、お互いの知識や経験を持ち寄ってフォローし合って。そのおかげで、めっちゃ仲良くなれたよね!
masa あと、みんなが言ってくれるかな~と待っていたら、なかなか出てこないので自分で言うんですけど!(笑) 楽翔くんのカリスマ的な、唯一無二な歌声というのも特徴でして!(笑)
ほか4人 アハハハ!(爆笑)
masa そしてやっぱり、バンドサウンドっていうところが他のユニットとは大きく違うところかなと! 楽曲からも、JAXX/JAXXのキャラクター性やわちゃわちゃ感が感じられますし、みんなを引っ張っていくような前向きさがある歌詞も、魅力的だなと思います。
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