和田琢磨×染谷俊之「笑いや笑い以外の価値観も近い2人が揃ったのはよかった」ドラマ『あいつが上手で下手が僕で シーズン２』インタビュー　

誰かを、そして自分たちを満たすため、必死になって「笑い」を求め、悩み、つかみ取ろうとする芸人たちの青春群像劇、『あいつが上手で下手が僕で』。待望の新シリーズ・シーズン２が、4月25日(火)から放送開始！
シーズン2は、いまだに“遭難”まっただ中のエクソダス(荒牧慶彦・和田雅成)に加え、新たに“島流し”された、ラストワルツ(和田琢磨・染谷俊之)、ノノクラゲ(溝口琢矢・大平俊也)、ねあんでる(木津つばさ・中尾暢樹)の3コンビがお笑いライブハウス・湘南劇場へ合流！　笑いに生きる芸人だからこその感情や人間関係がリアルに描かれます。

numanでは、【ラストワルツ】、【ノノクラゲ】、【ねあんでる】の3コンビにインタビュー！

最後は、ラストワルツのボケ担当・岬一碧(ミサキ・イッセイ)役の和田琢磨さん、ツッコミ担当・高砂真夜(タカサゴ・マヨ)役の染谷俊之さんの登場です！

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▲写真左より、和田琢磨さん（岬一碧役）、染谷俊之さん（高砂真夜役）

やっぱり笑いの価値観が似ているのかなって

——役柄について聞かせてください。

和田琢磨(以下：和田)　僕らラストワルツは、芸歴は15年と長いのですが、いまいち結果が出せていない、崖っぷちに立たされている芸人という役どころです。

染谷俊之(以下：染谷)　最初はトリオで活動してたんですけど、いいところでうまくいかないという、ちょっと持ってない芸人ですね(笑)。他のコンビよりは先輩になるのかな。

——昨年の舞台を経て、久しぶりにコンビを組む楽しさはありましたか？

和田　もちろん染ちゃんは昔から知っていますが、芝居で絡むのは意外と昨年の舞台が初めてだったので、まずはそれが嬉しくて楽しかったですね。

染谷　確かに琢磨くんとは、舞台上では一緒にいるけど、全然会話しないみたいな共演も多かった(笑)。でも以前、僕の番組に来てくださったりと交流はあるんです。今回、改めて琢磨くんとコンビでよかったなと僕は思いましたね。

和田　僕も安心。しかも楽でした。

染谷　やっぱり笑いの価値観が似てるのかなって。楽だったな。

和田　そうですよね。

染谷　その辺りのいさかいは一切、起きなかったんです。とても助かりました。

和田　芸人はご自分たちで相方を決めるけど、僕らはキャスティングされてのコンビですから、正直、蓋を開けてみないとわからないこともあります。でも稽古の段階から染ちゃんが面白いと思ったことは俺も面白いと感じたし、「いや、ここちょっと変える？」みたいなやりとりもスムーズにできました。しかもあまり多くを語らずとも、というのがよかったですね。

染谷　いいコンビだなって思います。

和田　自分で言うんだ(笑)。

前の組がウケていたら、「ちょっと負けられないな」みたいな