zash
子供の頃から培ってきた映画、海外ドラマ、特撮、アニメの知識を活かして活動中。各媒体でコラム、取材レポート、インタビュー記事を執筆する他、雑誌やマスコミ用リリースへの寄稿も行っている。
そしてターボババアが登場し、CV田中真弓さんが“とあるセリフ”を発すると「ルフィ何言ってんだ…? 何を吸わせろって? ウソだろ…これ翻訳ミスじゃないの?」と唖然。さらには桃がセルポ星人に捕らえられ、バナナを欲していると伝えられると「だんだんと何を見せられているのかわからなくなってきた」と笑いが止まりません。
「まだ第1話だぞ! いろいろやり過ぎだ!」と、ニコラスの脳みそがオーバーヒート。自らの腕をつねり、頬をビンタして「寝ぼけてるのかな…」と、何が何だかさっぱりわからないような様子。
「今までたくさんの狂った作品を観てきたけど、俺の人生の中で最も狂った作品だ」と、彼なりの最大級の賞賛(?)を送り、最終的には「この作品が好きなのかわからないし、嫌いなのかもわからない。自分が何者なのかもわからないし、どこにいるのかもわからない。何もかもわからないんだ」と、もはや悟りの境地に達している様子が非常に面白かったニコラスでした。
海外ではこうした本作に対して理解が追い付かない視聴者が続出しているようですが、その中でも圧倒的支持率を獲得したキャラクターがいました。それが、桃の祖母で霊媒師の綾瀬星子。
年齢の割にはセクシーすぎる衣装を身に纏い、現在のところ、劇中最強キャラとして君臨している部分が、海外ファンの心を鷲掴みにしているようでした。
最後に本作の主題歌であるCreepy Nuts「オトノケ」に対する海外の反応もご紹介しましょう。
前出のニコラスは音楽を齧っていることから、アニメの音楽にも注目しており、本作のオープニングに対しても「これこそCreepy Nutsの凄いところだ……あちこちで狂ってやがる。彼らのカラーに染められちゃうんだよな」と圧倒されている姿を披露。
サビに入る直前に曲調が変わる瞬間には思わず表情が固まり「何をしようって言うんだ? 一つのジャンルでは収まらない…」と驚きます。「才能は衰えることがないのか…」と最上級の誉め言葉までをも送っていました。
最終的には「今年最高のオープニングで決まりだ!」と、終始ノリノリ。劇中のいたるところで音楽に反応する姿が見て取れ、「音楽が素晴らしい」と拍手を送っていました。
また、アメリカで音楽ディレクターをしているDrumRollTony Reactsのトニーは「あの曲と同じようなリズムだね」と、テレビアニメ『マッシュル-MASHLE-』第2クールでもおなじみとなった「Bling-Bang-Bang-Born」と比較する意見を述べますが、トニーもまたサビの直前で曲調が変化する部分で「キーボードラインが見事だ」と一言。
「歌詞は理解できていないけど、リズムや音調を通してどのような歌詞が表現されているのかすごく気になるよ。何度もリピートして聴きたいね」と、もはや虜になってしまったようでした。
Creepy Nutsの楽曲には一度聴いたら何度でも聴きたくなる魔性の魅力があると思うのですが、その魅力に海外ファンも気づいているよう。海外でもCreepy Nutsはジャージークラブ(※)というジャンルを完全に支配ししているといった意見も散見出来ました。
※2000年代初期にアメリカ・ニュージャージー州で誕生し、近年特に注目度を集めている音楽ジャンル
あまりの衝撃度に驚愕の色を隠せない海外ファンたちのリアクションが非常に面白い『ダンダダン』。アニメの内容にも、Creepy Nutsの主題歌にも、独特の魅力が隠れており、海外で新たなムーブメントを巻き起こしそうな予感です。
(執筆:zash)
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