『名探偵コナン』新一とキッドはなぜ似ている？ 父親同士やヒロインも“そっくり”という謎

『名探偵コナン』は未だに明かされていない謎も多く目の離せない作品です。「新一とキッドはなぜ顔が似ているのか？」という謎もそのうちのひとつですが、ネット上では「実は血縁関係？」や「ドッペルゲンガー現象？」などさまざまな考察が囁かれています。

『名探偵コナンvs.怪盗キッド 完全版』1巻（小学館）

青山剛昌先生「そっくりなのは理由がある」

キッドの正体は、江古田高校に通う2年生の「黒羽快斗」。父親の盗一は世界的な天才マジシャンにして「初代の怪盗キッド」、母親の千影は女盗賊のファントム・レディという特異な血筋の持ち主です。盗一はマジックの最中に誤って命を落としたとされていますが不審な点も多く、快斗は真相を探るべく2代目怪盗キッドとなりました。

そんなキッドと主人公の工藤新一（コナン）は瓜二つの容姿です。作者の青山剛昌先生は「新一とキッドがそっくりなのは理由がある」と公にしていますが、その謎は未だ不明のまま。

ネット上では「ドッペルゲンガー現象？」といった声や、「双子なのでは？」などの意見も多く聞かれます。しかし新一とキッドの誕生日は公式でも発表されているため、この線は薄いようです。

DVD『まじっく快斗』第1巻 （ビーイング）

父親同士やヒロインも似ている理由は？

しかし2人の父親である優作と盗一も息子たちと同様にそっくりです。新一とキッドではなく父親同士が双子という可能性も？

優作が盗一の正体を知っているにもかかわらず、警察に通告していないのも考えてみれば不自然です。優作の妻・有希子が盗一から変装のマジックを教えてもらった、という点も引っかかるところ。全くの無関係というわけではなさそう。